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ルヴァンカップ グループステージ 第2節 vs 柏「主導権握るもゴールを奪えず」

27日、浦和レッズは埼玉スタジアムで行われたJリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第2節 柏レイソル戦に臨んだ。

レッズは前半から主導権を握ったが、後半にセットプレーで失点し、0-1で敗れた。

序盤からアグレッシブな戦いを展開したレッズ。選手たちが流動的にポジションをとりながら、テンポよくボールを回して敵陣に侵入していく。

ボールを失った際にも素早い切り替えから強度の高いプレッシングでボールを奪い返し、また相手がロングボールを蹴り込んできても守備陣を中心に冷静に対応しながらボールを回収。優位に試合を進めていった。

飲水タイムが明けるとやや柏にボールをもたれる時間帯もあり、ペナルティーエリアに侵入されもしたが、体を張った守備で柏にチャンスを与えない。

39分には伊藤涼太郎とのワンツーで左サイドを抜け出した伊藤敦樹がマイナスのパスを送ると、再びボールを受けた伊藤(涼)がゴール正面からミドルシュート。ボールは枠を越えたが、積極的なチャレンジでゴールを狙った。

前半終了間際にはペナルティーエリア内の左からシュートを打たれたが、YBCルヴァンカップ グループステージ 第1節 湘南ベルマーレ戦に続いて先発出場し、プロとして埼玉スタジアムデビューとなった鈴木彩艶がファインセーブを見せて失点を許さなかった。

後半は田中達也、伊藤涼太郎に代わって汰木康也、小泉佳穂をピッチに入れてスタート。後半も主導権を握ったのはレッズだった。50分には明本考浩のクロスを杉本健勇がヘディングで合わせたが、枠の外へ外れた。

60分には先発でレッズ加入後、初の公式戦出場となった西 大伍のクロスから今季初先発となった興梠慎三がヘディング合わせたが、GKに阻まれてゴールには至らない。

75分には小泉の良質なサイドチェンジを左サイドで受けた汰木がカットインしてから右足でシュートを放ったが、枠を越えた。

なかなかゴールが奪えない展開が続くと79分、コーナーキックから失点を喫し、先制を許してしまった。

後半アディショナルタイムには途中出場の阿部勇樹の縦パスを左サイドバックから前線へポジションを移していた明本が体を張ってつなぐと、武藤雄樹、汰木とつないで最後はゴール前に走り込んだ明本がシュート。しかしGKに阻まれてゴールは奪えない。

最後まで諦めずに勝利を目指して戦ったレッズだったが、試合は0-1で終了。

次戦は4月3日(土)15時4分から埼玉スタジアムで行われる明治安田生命J1リーグ 第7節 鹿島アントラーズ戦【MATCH PARTNER 三菱UFJニコス】となる。


【鈴木彩艶】
(湘南ベルマーレ戦でプロデビューを果たしていたが、プロとして埼玉スタジアムのピッチでプレーした感想は?)
「今までは外からずっと試合を見てきて、今日初めて試合に出場しましたが、やっぱり外とは違う雰囲気で率直に楽しかったです」

(いいセーブもあったり、キックの部分を見せられたと思うが、試合全体を振り返った感想は?)
「守備として、ピンチはゼロと言っていいほど無かったですが、やっぱり攻撃でなかなか点が取れない中で、守備のコーナーキックで1本やられてしまうという本当に難しさがあると思いました。そういうところは、今後改善しなければいけないと思いました」

(埼玉スタジアムでプレーをして、今後どうプロとして過ごしていきたいと感じたのか?)
「今日負けてしまって非常に悔しい思いをして、前回の試合でも大敗をしてしまって、本当にファン・サポーターのみなさんに勝利を届けられていません。まずは勝ちという形で、チーム一丸となって勝利を届けられるように今後もやっていきたいと思います」

(試合後の挨拶に行ったときに、ファン・サポーターの方々が拍手を送っていたが、どう感じたか?)
「自分自身、今後の期待が込められていると捉えています。よりレベルアップして、もう一度この舞台で勝利をつかめるようにやっていきたいと思います」

(先日まで、U-20日本代表の合宿があったが、中では、17歳の中野伸哉選手がオリンピック世代の代表に選ばれて刺激を受けた選手も多かったと思うが、何か感じたものはあったか?)
「中野選手のように、上のカテゴリーでやることは、本当に素晴らしいことだと思いますが、早く行けばいいという問題ではありません。そこで自分自身、選ばれた代表で全力でプレーして、いつかはその上のカテゴリーに選ばれるように、今回の合宿もアピールしました」

(U-20ワールドカップは無くなってしまったが、次に見据えるものについて、今思う心境については?)
「このチームでルヴァンカップに2試合出場できていますが、リーグにも出られるようにレベルアップしなければいけないと思います。東京オリンピックも選ばれる資格はあると思いますので、そこの目標に向けてやっていきたいです」

(プロ2試合目となったが、デビュー戦とはまた違った気持ちの変化やプレーの変化はあったのか?)
「あまり今日の試合で前回の試合と変わったことはありませんでした。その中で、試合を通してキックの部分をもう少し正確にできたらよかったと思いました」

(リーグにも出られるようにとおっしゃっていたが、リーグに出るためには西川周作選手という壁を越えなければいけないと思うが、そのためには何が必要だと思うか?そして、そのためには、どういった練習を積めばいいと考えているか?)
「ビルドアップの攻撃参加やキックの質をもっと改善していく必要があると思います」

(改めて試合に出たことで、トレーニングの捉え方や意識の変化は、デビューから1ヵ月やってみてあったのか?)
「試合に出ていないときも、試合に出るために集中してやってきました。そういった集中の部分では変わることは何もありませんでした。前回の試合で、自分自身クロスやシュートセーブの自信が持てたので、そういった部分に自信を持って練習でも取り組めたと思います」

(トレーニングの中で、浜野征哉GKコーチから何を一番言われているのか?)
「言われていることはたくさんあります。シュート前の準備の部分が一番言われている部分です。攻撃しているときも、裏側には常に守備の面があるので、いかに攻撃しているときも守備の準備をするかといった守備の部分で一番言われています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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