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第5節 vs 札幌「押し込まれる状況も全員で闘い、勝ち点を獲得」

17日、浦和レッズは埼玉スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第5節 北海道コンサドーレ札幌戦【MATCH PARTNER アールディーシー】に臨んだ。

レッズは攻守の状況に合わせたサッカーを展開。守るべき時間帯をしっかりと耐えたが、得点は奪えず0-0の引き分けとなった。

前節の横浜F・マリノス戦から中2日で臨んだこの試合、関根貴大が今季初の先発出場、金子大毅がレッズ加入後初のJ1リーグ先発出場となった。

立ち上がりから自分たちが狙いとする形の一つでチャンスを作るレッズ。5分、札幌がゴールキックからつなごうとしたところを激しいプレッシングで金子がボールを奪い、関根が中央にグラウンダーのパスを送ると、この試合ではボランチでスタートした小泉佳穂が左足でミドルシュート。惜しくも枠のわずか右に外れたが、勢いのある攻撃を見せた。

その後はレッズと同じようにポゼッションを志向する札幌にボールを握られたが、前線から規制を掛けながら球際で激しい守備を見せる。攻撃では札幌のプレスに対して思うように前方にボールを運べない時間帯もあったが、恐れずにパスをつなぎ、自分たちの形での攻撃にトライした。

36分には相手のバックパスを奪った杉本健勇が右サイドの突破を試みる。相手をかわした後にボールはタッチラインを割ってしまったが、守備で闘う姿勢を見せたプレーにスタンドから大きな拍手が送られた。

42分には敵陣で何度もボールを奪い返して押し込み、汰木が左サイドからクロスを送るとゴール前で杉本がヘディングシュート。GKのセーブに阻まれたが、いい形でチャンスを作った。

後半は長いボールも多用した札幌に押し込まれる時間帯もあったが、攻撃に転じた際にはボールを失っても素早く切り替えて奪い返し、2次攻撃、3次攻撃を仕掛けていく。

64分には小泉佳穂と汰木康也に代わって伊藤敦樹と大久保智明がピッチへ。大久保はJ1リーグデビューとなった。

71分には左寄りの位置でボールを拾った大久保がドリブルを開始。中央に進みながら1人をかわし、さらに縦に仕掛けてもう1人をかわしにいったところでファールを受ける。73分にやや右寄り、25mほどの位置からのFKを阿部勇樹が直接狙うと、ボールは枠内の右へ飛んだがGKにセーブされた。

78分には大久保がボールを奪い返したことをきっかけに左から中央、右へと素早くパスをつなぐと、ペナルティーエリア内の右から途中出場の田中達也がシュート。GKがこぼしたボールを田中が詰めようとしたが、ボールを抑えられた。

その後もボールを持てばゴールに向かって攻撃を仕掛け、ボールを失えば素早く切り替えてボールを奪い返しにいったレッズ。後半アディショナルタイムには山中のクロスをゴール前の杉本がヘディングで合わせたが、ボールはわずかに枠の右に外れ、惜しくもゴールは奪えなかった。

次戦は3月21日(日)15時から埼玉スタジアムで行われる明治安田生命J1リーグ 第6節 川崎フロンターレ戦となっている。

【金子大毅】
(守備でブロックを作って奮闘していたと思うが、守備ブロックの手応えはどうか?)
「最後に体を張って守るということはできていたと思いますが、もう少し自分たちからアクションを起こして奪いにいくことも必要だと思います」

(攻撃の際には小泉佳穂選手が前に出て縦関係になり、金子選手はアンカーのようにプレーしているように見えたが、どのようなことを意識してプレーしていたのか?)
「攻撃のときにもう少しいいポジションを取れればスムーズにパスを回せたと思います。佳穂君たちを見ながらもっと気を使ってポジションを取る必要があったという反省の方が多いです。佳穂君が入っていけるスペースを空けたり、佳穂君とのパス交換を増やしたりする必要があったと思います」

(J1リーグでは途中出場で少しずつプレー時間を増やしていって今日はフル出場だったが、リカルド ロドリゲス監督のサッカーで自分が伸ばしていけそうだと思っていることや課題だと思っていることは何か?)
「立ち位置をうまく取ることが必要だと思いますし、そういうところは身に付けなければいけません。それと、サイドに展開することや縦パスを入れることは、流れを読んでできるようにしていきたいです。そういうところがまだ足りませんし、できるようにしていきたいです」

(マイボールに課題を感じているというのか?)
「そうですね」

(レッズに加入後、J1リーグでは初めて先発出場となったが、途中出場と先発出場で意識は違ったのか?)
「これまでは負けている状況や勝っている状況で入ることが多かったですが、先発で出るということは0-0の状況で始めることになります。勝っているときはリスクを冒さないようにする必要がありますし、負けているときはよりリスクを冒すことも必要ですが、先発から出るということで周りとのバランスを見ながらプレーしたいと思っていました」

(次は4日後に埼玉スタジアムで川崎フロンターレと対戦する。中3日でどんな準備をしながら試合に向かっていき、どのような試合にしたいと考えているか?)
「川崎はずっと勝っていますし(その後、今節でヴィッセル神戸と1-1で引き分け)、黒星を付けたいです。しっかり勝てるように、チーム一丸となってトレーニングからやっていきたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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