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第4節 vs 横浜FM「チャンスをつくるも勝ち点を得られず」

14日、浦和レッズはアウェイの日産スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第4節 横浜F・マリノス戦に臨んだ。

レッズは前半に2失点を喫し、その後はチャンスをつくったもののゴールを奪うには至らず、後半にも失点をして0-3で敗れた。

前線から積極的にプレスを掛けるなどアグレッシブに試合に入ったレッズだったが、早々の3分、レッズの左サイドからのクロスを前田大然に押し込まれて先制を許してしまった。

失点しても気落ちすることなく、全体をコンパクトにしてプレスを掛けてくる横浜FMに対し、ボールをつなぎながらチャンスをうかがう。ボールを失っても素早く切り替えてプレスを掛け、カウンターを受けることもあったが岩波拓也、槙野智章のセンターバックコンビが体を張って跳ね返した。

15分には後方から相手のプレスを剥がしながらパスをつなぎ、杉本健勇のポストプレーから左にパスを送ると、汰木康也を追い越してパスを受けた山中亮輔がクロス。ボールはサイドネットに掛かったが、狙いとする攻撃を展開した。

19分には中盤でボールを奪った明本考浩が右サイドを突破してパスを送ると、汰木が左45度の位置から左足でミドルシュート。これは惜しくも枠の右に外れた。

そうして同点を目指していたレッズだったが26分、前田に2点目を許し、リードを広げられてしまった。

その後は攻守に入れ替わりが激しい時間が続き、終盤には良い形での攻撃を繰り返す。

39分には高い位置で繰り返しボールを奪い返し、明本のパスをペナルティーエリア内に抜け出して受けた杉本が右足でシュートを打ったが、GKに弾かれた。

41分には、またもボールを失ってすぐに奪い返し、汰木のスルーパスに小泉が抜け出してペナルティーエリア内の左から折り返したが、味方には通らない。

43分には伊藤敦樹のスルーパスをペナルティーエリア内の左で受けた汰木がクロスを上げると、明本がヘディングシュート。さらに相手に当たってこぼれたボールを左足でシュートを打ったが、わずかに枠を捉えきれなかった。

いずれもゴールを奪うには至らなかったが、良い形で横浜FMの守備を崩してチャンスをつくっていった。

2点を追いかける後半、リカルド ロドリゲス監督は伊藤(敦)、阿部勇樹のダブルボランチに変えて、金子大毅と田中達也を投入。ボランチを小泉と金子、トップ下を明本、右サイドハーフを田中にして臨んだ。

後半もアグレッシブな姿勢を出しながら前掛かりになってゴールを目指したが、55分に小池龍太にゴールを奪われてしまった。

65分には杉本、汰木に変わって伊藤涼太郎、関根貴大がピッチに入ると、69分には伊藤(涼)が蹴った左CKを岩波がヘディングで合わせたが、GKにわずかに触れられて枠を越えた。

その後は伊藤(涼)が積極的なプレーを見せる場面もあったが、ゴールを奪えぬまま0-3で試合を終えた。

次戦は3月17日(水)18時から埼玉スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第5節 北海道コンサドーレ札幌戦【MATCH PARTNER アールディーシー】となっている。

【小泉佳穂】
(結果は残念だったが、相手の守備を崩してゴールに迫る場面も多かった点についてどう感じているか?)
「前半に2点取られてからはいくつかチャンスが作れたとは思いますが、そこでの質が足りないですし、90分を通してチャンスの数をもっと増やさないといけないと思います。もちろん決定力を上げる努力もしますが、チャンスの数をもっと増やさないといけないと感じています」

(次は中2日で埼玉スタジアムに戻って北海道コンサドーレ札幌戦となるが、短い期間の中でチームとしてどんなことを確認して試合に向かいたいと考えているか?)
「今日は厳しい結果になりましたが、一番はチャレンジしていくことをやめないということです。これで安全なプレーや腰が引けたプレーをしていたら完成度も高まらないと思いますし、逃げずにやり続けるということはみんなで声を掛け合っていきたいと思います」

(ボールを受けるときの視野は小泉選手の長所だと思うが、横浜F・マリノスにはそういう点に長けた選手が多い印象を受けた。個人的なところで今日の試合から学んだことはあるか?)
「やりたいスタイルが違いますので、何とも言えないところではあります。チームの完成度はまだ全然違いますし、自分たちでのやり方を模索している最中なので、F・マリノスから学ぶというよりは早く自分たちなりの答えを見つけたいと思っています」

(後半はボランチでプレーしたが、トップ下にいてもビルドアップのボールを低い位置で受けて前を向くシーンが多く、そのときに前に5人いる形になり、そこからどうやって崩していくかがこれから伸ばしていくところだと思う。その点でもっとこうしていければいいと感じることはあるか?)
「僕があまり落ちずに相手のボランチの裏でボールを受けられるようになると攻撃の厚みが出ると思いますが、現状はまだビルドアップに落ちるシーンが多いです。戦術としてはそれでリズムを作ることも一つの手ですが、それだけではなくて自分が前に残ったまま高い位置でボールを受けることができれば、もう少し攻撃の厚みが出ると思います。

ビルドアップで自分がボールを受けにいくのであれば、代わりに他の選手が前にいけばいいのですが、これからもっと攻撃の迫力を出したいと思っています。

前の枚数を増やすのか、自分が運動量を増やして無理やり前に出ていくのか、代わりに選手が上がるのか、落ちないのか、いろいろやり方はあると思いますが、メンバーやフォーメーションを見ながら、チームとしてどれがベストかを探っている段階です。これから個人としてもチームとしてもその答えを見つけていきたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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