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第3節 vs 横浜FC「埼玉スタジアムで今季初勝利!」

10日、浦和レッズは埼玉スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第3節 横浜FC戦に臨んだ。

レッズは前半に杉本健勇、阿部勇樹がPKを決めて2点をリードすると、後半も主導権を握りながら失点を許さず、2-0で勝利した。

開幕から12日間で公式戦4試合目、前節のサガン鳥栖戦から中3日で迎えたこの試合は先発メンバーの10人が前節と同じメンバーとなった。そして、ケガから回復した関根貴大、興梠慎三が今季初のメンバー入りした。

レッズはパスをつなぎながら試合を組み立てる横浜FCに対して前線から激しくプレスを掛けながらアグレッシブに試合を進める。

飲水タイムの前後にはやや押し込まれる時間帯もあったが、集中力を切らさずに守り、チャンスを与えなかった。

そして33分、右サイドで明本考浩、小泉佳穂、宇賀神友弥がパスをつなぐと、サイドに開いた明本のパスを内側で受けた宇賀神が縦に仕掛け、相手に倒された。

一度はFKと判断され、山中亮輔が蹴る準備をしたものの、VAR、オンフィールドレビューによって荒木友輔主審がPKと判定した。

PKのキッカーは杉本。キャプテンの阿部からボールを渡された杉本はゴール右上に決め、37分にレッズが先制した。

40分には伊藤敦樹のシュートが決まったかと思われたが、VARによってノーゴールの判定。しかし西川周作が「切り替えていこうぜ!」とチームメートにメッセージを送ると、直後の44分、汰木康也がドリブルで仕掛けてPKを獲得した。

この試合2本目のPK、キッカーの阿部勇樹は冷静にゴール右に流し込み、45分にリードを広げた。

後半に入ると48分にはCKから伊藤敦樹のシュート性のボールに杉本が体を投げ出して合わせる。ボールは枠の左に外れたが、後半も立ち上がりからアグレッシブな姿勢を見せた。

その後も流動的に動きながら前半以上にスムーズにパスをつなぎ、ボールを失っても最終ラインを高く上げ、激しくプレスを掛けて押し込む。横浜FCに攻め込まれても73分には槙野智章と山中が連携して守るなど、チャンスらしいチャンスをつくらせなかった。

77分には武田英寿と共にピッチに入った関根と、82分には興梠が今季初出場を果たした。

85分には金子大毅がボールを奪い、武田のパスを右サイドで受けた田中がクロス。ゴール前に入った興梠の手前で相手に防がれたが、終盤に途中出場の選手たちでチャンスをつくった。

その後も守りに入ることなく攻撃的な姿勢を出しながら無失点で試合を締めたレッズ。埼玉スタジアムで今季初勝利を手にした。

次戦は3月14日(土)13時からアウェイの日産スタジアムで行われる明治安田生命J1リーグ 第4節 横浜F・マリノス戦となっている。

【杉本健勇】
(今季初勝利で安心したのか?いつものようにうれしいのか?)
「普通にうれしいですね。どんどん試合がやってきますし、安心はしていません。勝てていなかったので今日に懸ける思いはみんなありましたし、僕自身もありましたので、それが結果につながったことはよかったです。でも、勝利に浸るのは今日だけで、また明日からは切り替えたいと思います」

(PKを蹴る際の心境はどうだったのか?)
「蹴るコースは直前まで決めていませんでしたが、自信をもって蹴ろうと思っていましたし、いいコースにいきました」

(キャンプ中にクラブから厳重注意や罰金処分を受けることがあり、リカルド ロドリゲス監督からも厳しい言葉があったと聞いているが、それから今日までの心境や思いは?)
「チームに迷惑を掛けましたし、いけないことをしてしまいました。監督にも怒られましたし、今後ないようにということはもちろんですが、自分はプレーでやっていくしかありません。今日1勝しただけですし、もっと積み重ねていけるようにがんばっていきたいという気持ちです」

(PKは事前に杉本選手が蹴ると決まっていたのか?)
「いえ、決まってはいなかったと思います」

(阿部選手からボールを渡されて蹴ることになったということなのか?)
「そうですね。僕も蹴りたい気持ちはありましたが、阿部さんから『蹴れ』という形になりました」

(阿部選手からボールを渡されてお尻を叩かれたときの心境はどうだったのか?)
「阿部さんからボールをもらったときに『楽しんで』と言われました。その言葉ですごく気が楽になりました」

(ウォームアップ中にスタジアムでアナウンスされる今日の試合に向けてのコメントに「点取って、絶対勝利を届けます」とあったが、有言実行になったことについてどんな心境なのか?)
「PKもありましたが、チームのコンセプトとして全員で守備をしたり全員で攻撃をする、FWもプレスバックをさぼらないことでしたり、ディフェンスでもチームに貢献し続けるということは続けていかなければいけないと思います。PKはそのおまけのようなものだと思いますし、流れで点を取らないといけないとも思います。今日もチャンスがありましたし、次は流れの中で得点を重ねていけるようにしたいです」

(FC東京戦などとの比較についてリカルド監督から、明本考浩選手を近くでプレーさせることで杉本選手を孤立させないようにしたかったという話があった。小泉佳穂選手はボールを受けるために下がることも多いが、それぞれとの関係をどう感じながらプレーしているのか?周囲の選手にはどういう要求をしているのか?)
「(小泉)佳穂は降りてボールを受けてゲームをつくることがうまい選手なので、ビルドアップでうまくいっている面はあります。その中で自分と佳穂の距離が遠くなる場面もありますが、特に悪いことだとは思っていません。もっと2人の関係で崩すことができればいいと思いますが、それが佳穂の良さですし、アキ(明本)にはアキの良さがあります。

アキとは『近くでプレーしよう』と言ってましたし、そこでのコンビネーションや、自分が競った後のこぼれ球をボランチやサイドハーフも含めてどんどん拾って前に来てほしいということは周囲に要求しています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

その他のコメントや試合写真は、サイトメンバーズにてご覧いただくことができます。
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