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トップチームトピックス

「今季初めて選手全員が全てのトレーニングをこなしたことは本当に喜ばしい」大槻 毅監督(定例会見 11/13)

11月13日にWEB会議システムを使って行われた会見でのコメント

【質疑応答】
(先週はJ1リーグ再開以降初めて試合のない週末を過ごしたが、この2週間でどんな準備をしてきたのか?)
「今週に関してはオフ明けから4日間で通常の土曜日の試合に向けた作りでした。先週は火曜日にゲームがあったので少し変則になりましたが、今週に関しては一週間のノーマルなトレーニングの流れでした」

(今節の相手、横浜F・マリノスを意識したトレーニングはあったのか?)
「横浜FMは水曜日にゲームがあったのでそこを見なければいけないところと、その前から継続して見ていましたので、中2日でどんな変化をしてくるのか。それからホーム最終戦と聞いていますので、エモーショナルな部分で彼らのモチベーションも上がるでしょうし、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)に行く前のところでホームの最後になるので、そういったところをすごく高めてくるのではないかと想像しています」

(そういう相手に対してレッズとしてはどういう戦いを見せたいか?)
「前に出るところを表現していきたいです。ホームでやったときには我々の成熟度が足りずに最後は押し込まれる場面がありましたが、守備から攻撃のところで狙いを表現できたところも少なくない回数があったと思っていますので、もう少し上積みしたところを見せられたらなと思っています」

(非常に良い形で先月から進んでいると思うが、ここ2試合は両方とも引き分けになった。その2試合で勝ちきれなかった要因は何だったのか?勝ち切るためには何が必要だったと考えたのか?)
「どちらの試合も相手の我々に対してやってきた準備がよく出た試合だったと思いますが、我々も数多く作れたわけではないものの得点を取って仕留めるチャンスはあったと思っています。向こうにもありました。そこをしっかり決め切りたいということは当然ありますが、その回数を増やすことにトライしていかないと難しいと思っていますので、決定率もそうですしその回数を増やしたかったな、増やせなかったなと思っています。

ではそれがなぜなのかというところ、守備でボールを奪う位置が低かったのではないか、前の規制はどうだったのか、そういうところをしっかり見直してきました。奪った後にどうやって前方に進めるかということもトレーニングできましたので、その2試合で学んだこと、経験したことを次の試合で出せればなと思っています」

(横浜FMについて、一般的には前線の外国人が強烈である一方、圧力をかいくぐると後ろに広大なスペースが空いていると言われるが、最近の横浜FMの印象はどうか?)
「連戦で選手のマネジメントに注力しなければいけなかったのだろうなということは見て取れますし、ケガ人も含めて難しいシーズンを過ごされているのだろうなと思います。

ただ、そうは言っても選手の層も厚いですし、外国籍選手も非常に力があります。現場だけではなくクラブとしてマネジメントは目標設定からの逆算でしっかりやられているのかなという印象を持っています。優勝した昨年もそうでしたが、シーズン途中で選手の編成を含めてパワーアップしてタイトルを獲った素晴らしいクラブ力を持ち合わせたクラブだと思っています。

サッカーとしてはピッチの上にスペースがあることは特徴なので、そういったところは何とか突いていきたいと思っています」​

(先日、レディースが6年ぶりのリーグタイトルを獲ったが、トップチームがタイトルを獲ることは育成年代にも影響があると思う。大槻監督はトップチームも下部組織も両方指導した経験があるが、トップチームの活躍やタイトルを獲ることが若い世代にどういう影響を与えると思っているか?)
「今年はコロナ禍で難しいですが、育成の選手たちがトップチームのホームゲームに来られる仕組みはクラブの中で作られています。わざわざどこのチームが来るという形ではなく、クラブと協力をして育成の選手全員がホームゲームに来られるシステムが作られています。​

僕自身も育成にいたとき、2017年のACLのファイナルを埼玉スタジアムにユースの選手だけではなく育成の選手たちと見に行って、あの空間を体感しました。非常に素晴らしい経験だったと思いますし、『あれが我々のファミリーのトップなんだ』ということを感じることは育成にとって非常に重要ですし、目標の中にあの舞台があることは浦和レッズにとって誇らしいことだと思っています。

またそこに近づけるような仕組みだったり、そこを感じさせてくれる仕組みをクラブも協力して作ってくれていますし、レディースの優勝も良い時間、良い空間を我々に与えてくれます。それをファン・サポーターと共有できる、育成の選手たちを共有できることは大きな目標ですし、僕もトップチームの中でそういうことにつながるようにがんばっていきたいと思います」

(クラブが3年計画を掲げて、ここ6試合は結果も出てきている。セレッソ大阪戦後には「取り組んでいることに手応えを感じている」というようなコメントもしていたと思うが、改めて手応えや成熟を感じる部分はどんなところか?)
「セレッソ戦が終わった時点では、継続して取り組んできたこと、『主体的な』という言葉を使っていますが、それまでなかなか表現しきれなかったこと、攻守に渡り前に出ていく姿勢や、相手にもよりますが速い攻撃だけではなくてボールを握ることにチャレンジしたものが少しずつ表現されてきたと思っています。

あれからまた少し時間が経っていますし、あの時点からまた成長したところを今節も見せなければいけないと思っています。常々選手とも言っていますが、毎試合毎試合、毎回毎回のトレーニングで100パーセントを出して少しでも成長するところ、あのときよりも成長したところをまた見せられるようにがんばっていきたいと思います。その成長しようとする選手の毎日の努力や選手の練習に取り組む姿勢が、僕にとっての手応えだと思っています」

(ここ数試合、左サイドハーフで汰木康也選手が良い活躍をしていると思うが、監督の評価はどうか?昨年から変わったと感じる点、今後さらに成長を求めていきたいところはどんなところか?)
「僕はユースのころの彼も見たことがありましたが、左サイドで特長のある選手でしたし、モンテディオ山形のころも見ていました。一緒に仕事をしてからも、トレーニングでもいつも良いプレーをしますし、特長をいつも出してくれますが、それをチームに還元する術を少しずつ身に付けているのではないかと思います。

具体的には周囲との関係性をうまく構築したり、自分の良さをどのタイミングで発動するかというようなところ、そこは良くなってきているのではないかと思います。

ただ、それが彼の良さでもありますし、もっともっとトライしてほしいと思っています。彼だけではなく、全ての選手がチームに還元するということを目標にやってくれていますので、たくさんの選手がそういった活躍をしてくれることを願っています」

(興梠慎三選手が9年連続2桁得点にあと1点に迫っているが、コロナ禍での連戦にもかかわらずコンスタントに得点できる強さを監督はどう見ているか?)
「彼はトレーニングから100パーセントの姿勢を見せてくれますし、ゴールを取ることでチームを助けることもありますが、それだけではないと本人も言っています。チームのために前線からの守備で労を惜しまず、チームを鼓舞し、仲間のために声かけをするというところ、選手として素晴らしい成熟期を迎えていると思います。点を取るということに関しても彼が点を取るだけではなくて点を取らせることもできると思っていますし、オールラウンドな能力を持っています。

その中でコンスタントにこれだけの得点を重ねていくこと、まさに稀有な存在だと思います。年齢を重ねてきましたが、本当に素晴らしい時間を一緒に過ごさせてもらっていますし、私だけではなくて一緒にプレーしている選手たちにとってもいい時間なのではないでしょうか」

(特に過密日程の中での興梠選手の変化は感じるか?)
「フィットネスでストレングスも含めて補強したりする部分もコーチングスタッフと共に積み上げてきていますし、メディカルスタッフの素晴らしい尽力によって彼のコンディションを維持しているところも大きいと思います。また彼自身がピッチの上だけではない努力を重ねている成果だと思っています」

(橋岡大樹選手がクロスの失点が減った理由について、「体の向きに気を付けるようになった」と言っていたが、大槻監督は体の向きや変え方についてどういう重要性があると考えているのか?)
「判断するのに情報が必要なので、どのタイミングで情報を取っているかということは非常に大きいと思っています。情報は目で得られることもありますし、触って得られることもありますし、他の選手からの声でもらうこともあります。相手と自分の立ち位置やボールの位置において情報を確認するタイミングを取るために、どの時点でどういった体の向きや視野を取れているかは非常に重要だと思っています。いつ目を切るかもそうです。

そういった面で、橋岡選手がミスしたからクロスで失点したということではありませんが、全体として最終的にボールにアタックできる、できないのところが上がってきたのは、その情報の共有というか、そういうことをするための前準備のところが良くなってきたのかなと思っています。

それは視野を取って目で見ることもそうですし、『前コーチング』という言葉を使っていますが、事前に情報を伝えるところも共有できていて良くなってきていると思います。トレーニングを繰り返したことが大きいと思いますが、そういったことだと思います」

「最後に、僕からトピックを1つ。シーズンの終盤、11月13日になって今日のトレーニングで初めて、全員の選手がスタートから最後までトレーニングをしました。非常にうれしいです。今季初めてです。メディカルスタッフの努力、選手の日常での取り組み、そういうことを含めて、今日は試合の前日で時間は短かったですが、全員の選手が全てのトレーニングをこなしたことを本当に喜ばしく思っています。こういった時間を長く過ごしていきたいと本当に思いました。明日の試合も良いゲームになるようにがんばります。いつも会見ありがとうございます。また明日もよろしくお願いいたします。ありがとうございました」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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