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第26節 vs 広島「2試合連続アウェイで勝ち点を得る」

11月3日、浦和レッズはアウェイのエディオンスタジアム広島で明治安田生命J1リーグ 第26節 サンフレッチェ広島戦に臨んだ。

レッズは試合の立ち上がりに興梠慎三がゴールを奪うと、安定した守備を続けていたものの76分に失点を許し、1-1で引き分けた。

ここ5試合で3勝2分と好調のレッズは、開始早々から試合を動かした。

3分、右サイドでボールを受けたマルティノスがドリブルで中央に入りながら左足でクロスを上げると、ゴール前に走り込んだ興梠がトラップで相手をかわしながら右足でボレーシュート。ボールは相手GKの股下を抜けてゴールに吸い込まれ、レッズが先制に成功した。

スコアが動いたこともあり広島の攻撃を受ける時間帯もあったが、レッズは集中を切らさない。23分には相手のミドルシュートがレッズの選手に当たって方向が変わるピンチもあったが、西川周作が一度は体が左に傾きながらも右足を残して止めるビッグセーブを見せて失点を許さなかった。

さらにそのこぼれ球をマイボールにすると素早い攻撃を展開。汰木康也のクロスはわずかに興梠の頭を越えたが、追加点を奪いにいく姿勢を見せた。

飲水タイムを終えるとレッズがペースを握り返す。前線からの守備が機能し、30分、31分には続けて敵陣でボールを奪ってチャンスを創出。広島にボールを運ばれた際にも切り替えと帰陣が速く、失点を許さなかった。

後半も開始早々にチャンスを迎えた。49分、ハーフウェーラインを少し越えたところでボールを持ったマルティノスがドリブルを開始。圧倒的なスピードで相手を置き去りにすると、ペナルティーエリア付近でシュートを放つ。ボールは枠を外れて惜しくもゴールとはならなかったが、好調のマルティノスが勢いのある攻撃を仕掛けた。

その後は前半と同様に前線からプレッシャーをかけながら連動して奪いにいく形と帰陣してブロックを築く形の判断とバランスがよく、安定した守備を続ける。

集中した守備を続けていたレッズだったが、76分にわずかなほころびが出てしまう。続けてクリアが小さくなったところからボールを失うと、レアンドロ ペレイラにゴールを許してしまった。

その後は再びリードを奪うべく攻撃を仕掛けながらもゴールは奪えず。1点を許した後も戦う姿勢を見せ続けたが、そのまま試合終了を迎えた。

J1リーグ27試合を終えて、12勝6分9敗で勝ち点42としたレッズ。次戦は11月14日(土)16時からアウェイの日産スタジアムで行われる横浜F・マリノス戦に臨む。

【興梠慎三】
(ゴールシーンを振り返ってどうだったか?)
「相手DFとの駆け引きで勝てたので、ボールが入ってくるのを信じて、ファーストタッチがうまいところに決まったので、決められて良かったと思います」

(ファーストタッチは見事だったが狙いどおりだったのか?)
「狙いどおりです」

(勝ち点1という結果についてどう捉えているか?)
「最初の得点が開始早々だったのでなかなか難しい試合になるかなと思っていましたが、なんとか前半は耐えて、後半にマルちゃん(マルティノス)のチャンスがあったのでそれが決まっていればもう少し楽な試合になったのかなという気がします。2点目を取れるチャンスがありながら取れないというのが今のチームの課題だと思います」

(今日のゴールで9年連続2桁得点とJ1通算得点ランキング3位まであと1点に迫ったが、その数字についてどう考えているか?)
「その記録を変えるために試合をしているわけではないですし、チームが勝つために戦っています。チームのために点を取ることが大前提だと思いますので、個人的にそこはあまり気にしていないです」

(ここ2試合は相手が3バックのチームだったが、8月あたりに3バックのチームと多く対戦してそのころは苦しんでいたと思う。その時期と比べてここ2試合はどうだったか?)
「大分トリニータ、今日のサンフレッチェ広島と3バックということで、うまく守備がはまらない時間が長いなと個人的には思いますが、中盤で回されているだけで最終的に危ないシーンを作られているかというとそうではないと思いますので、我慢強く守れていると思います」

(興梠選手を含めて前線の選手が相手ボールの際にがんばる割合が減ると攻撃に力を使えるのかと思うが、その点はどうか?)
「でもFWも今は守備をしないといけないと思いますし、前の選手の守備のはめ方で後ろも楽になると思いますから、前の選手も守備をしないといけないと思います。ただ、ボールを取った後に自分たちで失う場面がすごく多いので、そこを改善していかないといけないかなと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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