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第25節 vs 大分「アウェイで勝ち点を重ねる」

31日、浦和レッズはアウェイの昭和電工ドーム大分で明治安田生命J1リーグ 第25節 大分トリニータ戦に臨んだ。

レッズはゴールを奪うことはできなかったものの、西川周作の好セーブなどで失点も許さず、0-0で引き分けた。

3-1で快勝した前節のセレッソ大阪戦と同じ先発メンバーで試合に臨んだレッズ。立ち上がりからボールを握るも、なかなかシュートまで持ち込めない展開が続いたが、後方からパスをつなぎながらチャンスをうかがった。

大分の背後を狙うロングボールからチャンスを作られることもあったが、22分、24分には相手のシュートを大分出身の西川がファインセーブで防ぎ、ゴールを許さない。

前半の終了間際にはレッズのチャンスが続いた。39分に汰木康也のパスを受けた山中亮輔が左サイドからクロス。ゴール前に飛び込んだ興梠慎三には合わなかったが、競り合いでこぼれたボールに反応した長澤和輝がシュートを放つ。しかし相手に触られてわずかに枠を外れた。

そのプレーで得たコーナーキックでは、山中の鋭いボールをエヴェルトンが頭で合わせたが、これも枠を捉え切れなかった。

44分には右サイドの深い位置でボールを持ったマルティノスが鋭いターンで相手をかわしてクロス。これをファーサイドに入り込んだ興梠が頭で合わせたが、ボールは惜しくも枠の左に外れる。チャンスは作ったがゴールを奪い切ることはできずに前半を終えた。

後半に入ると押し込まれる時間もあったが、55分には相手のミドルシュートを西川がファインセーブで防ぐ。集中を切らさずに守ると、徐々に大分ゴールに近い位置でのプレーを増やしていく。

緊張感のある一進一退の攻防が続くなか、84分には途中出場のレオナルドが送ったスルーパスを受けたマルティノスがペナルティーエリア内でシュートを放つ。しかしボールは枠を越えた。

集中力を切らさずに失点を許さぬまま、最後までゴールを狙う姿勢を見せ続けたレッズだったが、5分のアディショナルタイムもスコアは動かず。0-0でタイムアップを迎えた。

J1リーグ26試合を終えて、12勝5分9敗で勝ち点41としたレッズ。次戦は11月3日(火・祝)17時からアウェイのエディオンスタジアム広島で行われるサンフレッチェ広島戦に臨む。

【西川周作】
(古巣の大分トリニータとの対戦だったが、試合を振り返ってどうだったか?)
「ここのスタジアムで自分がプレーできることは本当に楽しみでした。試合が終わって大分のサポーターの方に挨拶に行かせていただきましたが、昨年同様、温かく受け入れてくれましたし、みなさんが拍手してくれて、ホームに帰ってきたという感覚で挨拶させてもらいました」

(アウェイで勝ち点1とはいえ5戦負けなしとなった。ホーム3連敗からここまでの好調の要因をどう捉えているか?)
「大槻(毅)監督のもと、自分たちがやろうとしていることをブレずに続けてきた結果だと思っていますし、みんなが一つになれているという手応えは感じています。試合中にミスが起こってもネガティブな発言よりもポジティブな発言が多くなったと思いますし、交代で出た選手が必ずしっかり仕事をやってくれるというところでは、チーム全員で戦えているという手応えはあります」

(GKとしてはゼロで抑えられたということと勝ちたかったという思いが両方あると思うが、勝ち点1という結果をどう感じているか?)
「まずこの勝ち点1に対しては最低限の結果だと思いました。勝ち点3を取って連勝で広島に乗り込みたかったという思いは強いですが、こういう試合でも隙を与えずにしっかりゼロで抑えるということの大切さを今日の試合でまた改めて確認することができたと思います。残り8試合、1試合も落とせない試合が続くので、この勝ち点1を次は3にするという意識を強く持って、全員で戦っていきたいと思います」

(西川選手にとって大分での試合は特別だと思うが、一方でこの試合からアウェイのファン・サポーターも観戦できることになった。レッズのファン・サポーターがスタンドにいる光景を見てどう感じたか?)
「一歩ずつですが、元のスタジアムに戻っていこうとしているのではないかと思いましたし、大分の地にレッズのファン・サポーターが来てくれていることは非常にうれしく思っています」

(次は中2日でサンフレッチェ広島戦。古巣との対戦が続くことは西川選手にとって初めての経験ではないか?)
「確かにそう言われてみればそうですね。しかもアウェイで連戦が続くので楽しみです。まずは大分戦のことだけを考えていましたが、中2日ですし、切り替えて広島戦に備えていきたいと思います」

(厳しいゲームをよく失点ゼロで抑えたという印象もあるが、リスクマネジメントについてどう考えていたか?)
「前半はボールを持つ時間が長かった中で、相手も前から来るときは来ていましたし、サイドからの攻撃は非常にいいものがあったのでそこのケアと、シュートに対しては打つ場所がしっかりと整理された中でのシュートだったので僕自身も守りやすかったですし、DFとしっかりコミュニケーションを取りながら守れたかなという手応えはあります」

(レッズがボールを持った際のバランスは後ろから見ていてどうだったか?)
「ボールを持っているときにいかに注意するかということは1つポイントでした。槙野(智章)選手、岩波(拓也)選手を中心にリスクマネジメントは常に声をかけながらやっていました」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】







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