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第20節 vs 名古屋「ホームで攻めるも得点奪えず」

10月4日、浦和レッズは埼玉スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第20節 名古屋グランパス戦【MATCH PARTNER ポラス株式会社】に臨んだ。

レッズは前半からアグレッシブにプレーして主導権を握ったが、後半の早い時間帯に失点を許してしまい、その後も得点を奪えぬまま0-1で敗れた。

立ち上がりは慎重な様子のレッズだったが、7分に相手CKから金崎夢生が放ったヘディングシュートを関根貴大が体を張って弾き、トーマスがクリアしてピンチを防ぐと、一気に流れを引き寄せた。

ただボールを動かすだけではなく、ボールを持っていない選手がスペースに動きながらパスをつなぎ、主体的に攻撃を展開。ボールを失っても切り替えが速く、すぐに奪い返すシーンも何度も見られ、立ち上がりに比べると自陣でのプレー時間の割合が明らかに減少した。

16分にはボランチに入った長澤和輝が、類稀なるフィジカルの強さを発揮してボールを奪う。前節のFC東京戦後に西川周作が大事だとした「カバーの意識、助け合い」、今週の定例会見で大槻 毅監督が言った「グループとしてミスを取り返すんだという姿勢」が見られたシーンだった。

今シーズン初先発となったマルティノスが複数のチャンスに絡めば、西川周作が身を挺して防ぐ。彼らだけではなくピッチに立つ全員が勝利への意欲を感じさせる気迫を見せながら躍動し、スコアを動かせはしなかったが主導権を握ったまま前半を終えた。

後半も立ち上がりから攻撃的な姿勢を見せたレッズだったが、54分にクロスから金崎にゴールを許し、先制されてしまった。

59分、柏木陽介とレオナルドが、関根貴大、杉本健勇に代わってピッチへ。64分には長澤に代わって伊藤涼太郎がJ1リーグ14試合ぶりにピッチに入った。

さらに80分にはマルティノスと宇賀神友弥に代わって武藤雄樹と山中亮輔がピッチへ送られる。次々と攻撃的なカードを切る大槻監督のメッセージは明確だった。

しかし、85分には相手のカウンターをトーマスが阻止、それがファウルとなってレッドカードとなり、数的不利になった。その後、前に出る姿勢は見せたものの、得点を奪うことはできなかった。

J1リーグ21試合を終えて、9勝3分9敗で勝ち点30となっているレッズ。次戦はアウェイの駅前不動産スタジアムで10月10日(土)18時にキックオフするサガン鳥栖戦に臨む。

【マルティノス】
(前節のFC東京戦も今日も気迫がこもったプレーをしていた。攻撃のアクセントになることもできたと思うが、自身の攻撃面での手応えはどうか?)
「試合内容の細かいことはあまり話したくないので、まず自分のプレーに関して伝えますと、しっかりとチームにエネルギーをもたらし、パフォーマンスも良かったと思います。よく戦って、しっかりと質も出せたと思います。

局面で言うと、クロスを上げてほぼアシストのようなプレーもできました。相手にとっても危険な存在になって2人でマークしてきた時間帯もありましたし、PKだったようなプレーもありました。そこに関しては深く掘り下げる必要はないと思いますが、全体的に良いプレーだったと思います」

(なかなか結果が伴わないもどかしさを感じているか?)
「前節とその前の試合を見てもらえれば分かると思いますが、負けたにせよかなり内容の良い試合ができていることは間違いありません。内容の良いゲームをすることによって、次につながるということが生まれてくることもあると思います。

負けたり勝ったり、負けたり勝ったりと読みにくいような試合を続けているよりも、このように次に向かえるような内容で試合を続けていれば、あるところである瞬間から勝ちを連続して積み重ねられる流れになると思っています」

(一時は試合に出られない時期もあったが、前節まで5試合連続で途中出場して今日の試合で今季初めてスタメン出場した。途中出場とスタメン出場で気持ちに違いはあったか?)
「基本的に気持ちの部分で変わりはありません。途中から出場する、もしくは出られない試合もあったり、スタメンから出る試合もありますが、ブレずにチームのためにハードワークして、何か結果を残せたらという気持ちで常に向かっています。スタートか途中出場かということに影響されずにしっかりと準備を行っています」

(「ある瞬間から勝ちを連続して勝ち点を積み重ねられる流れになる」という話もあったが、結果を得るためにも何かを変えるのではなく継続することが大事だということか?)
「このようなゲームを続けていくことによって、チームが安定して勝ち点を積み重ねていくことができると思っています」

(ペナルティーエリアで倒されたシーンはファウルだったかどうかは別として、相手が速いスピードで自分の足元に飛び込んできたときに避けないと大ケガしてしまう危険を感じるのではないか?)
「そのようなことというよりも、彼(吉田 豊選手)は進路妨害であったと思います。僕はもちろん彼の上に乗るわけにはいけませんし、なるべくぶつからないようにしました。

もちろんジャンプしなければいけません。ただし、スライディングをしながら進路妨害をされましたし、ひざを残したまま、何度も言いますが自分の進路を妨害してきました。明らかにPKだったと思います」​

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】







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