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第17節 vs 川崎「ホームで勝ち点を得られず」

20日、浦和レッズは埼玉スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第17節 川崎フロンターレ戦【MATCH PARTNER 三菱重工業株式会社】に臨んだ。

レッズは互角以上の試合展開を見せながらも前半に先制を許し、反撃する姿勢を見せながらも後半に2点を決められ、0-3で敗れた。

前半、良い立ち上がりだった。攻撃力に長ける上位を相手にすると本来のやり方を変えて守備的に戦うチームも多いが、レッズは17試合52得点の首位を相手にしてもまったく怯むことはなかった。最終ラインを高く保ちながら全体をコンパクトにして高い位置からプレッシャーを掛け、主導権を握りに掛かる。

川崎にボールを握られる時間もあったが、ゴール前で相手の攻撃を跳ね返すだけではなく、守備陣や中盤の選手が球際で力強い守備を見せて川崎にチャンスを作らせない。一度、相手に攻撃を許してもズルズル下がることはなく、すぐにボールを握り返して攻撃を展開した。

高い集中力を保ち、緊張感のある好ゲームだった。しかし、一瞬の隙を突かれてしまう。37分、山根視来にボレーシュートを決められ、先制を許した。

後半に入るとキックオフから30秒も経過しない立ち上がりに、柏木陽介が右サイドからゴール前へ斜めに送ったグラウりダーのパスにレオナルドが反応。さらに49分には槙野智章の縦パス、左の関根貴大から中央へのワンタッチパス、レオナルドのポストプレーから右サイドの柏木へと鮮やかな攻撃。ゴールには至らずも、その意欲を見せた。

だが、50分に小林 悠にヘディングシュートを決められてしまった。

61分、レッズから見て自陣ペナルティーエリア左から脇坂泰斗にシュートを打たれたが、西川周作がセーブ。さらにクロスから守田英正にゴール前でヘディングシュートを打たれたが、再び西川がファインセーブを見せて追加点を許さない。

守護神の好プレーに呼応するよう、フィールドプレーヤーも相手陣内でのプレーする時間を増やしながら、途中出場のマルティノスが積極的にシュートを放つなど、まずは1点を目指す。川崎にボールを持たれても前に出ながら奪いにいった。

90分には縦に速い攻撃から、マルティノスのパスを受けた途中出場の岩武克弥がペナルティーエリアで切り返して相手をかわしてから左足でシュートを放ったが、惜しくも枠を外れてゴールならず。逆にアディショナルタイムに追加点を許してしまった。

第17節を終えて、8勝3分6敗で勝ち点27となっているレッズ。次戦は9月23日(水)19時33分にアウェイのIAIスタジアム日本平でキックオフする清水エスパルス戦に臨む。


【トーマス】
(前半はレッズのいいところが出せた試合だったと思うが、試合を振り返ってどう感じているか?)
「最初の方はゲーム巧者でした。相手にプレッシャーをかけて相手陣内でプレーすることが多かったのですが、相手のミスをしっかりと突いて結果を残すことができませんでした」

(ここ2試合右サイドバックでプレーしていることについては?)
「大槻 毅監督には自分がユーティリティーなところ、右サイドバックやセンターバックもやれるようなところをしっかりとピッチ上で証明できていますが、今日は簡単な試合ではなく、残念ながら良い結果は出ませんでした」

(今日でリーグの前半戦が終わったが、首位のチームとの対戦経験を、後半戦にどのように生かしていきたいか?)
「ポジティブな要素もたくさん見られるような形で、試合を支配していた部分もありましたが、先取点を取られてから少し自分たちのポジションが後ろ気味になってしまい、相手のチャンスを止められなかったというところが懸念点としてあります。ここからはもっとしっかりと堅く守れるように、そしてどんどん前向きにプレーできるようにしていければと思います」

(すべてのJ1チームと1回ずつ試合をしたが、J1リーグ全体のクオリティーや特長についてどのように感じているか?)
「いろいろなチームがあって、各々のスタイルがあり、それぞれにキープレーヤーがいます。日本でのファーストシーズンで、適応したり、学ぶこともたくさんあったりします。それは素晴らしいチャレンジです。もちろんJ1リーグはレベルも高く、簡単なリーグではないと感じています」

(今、自分のキャリアの中で成長できていると感じられているところは?)
「ここが成長している、という部分は特にないですが、基本的には毎試合110パーセントの力を出し、すべてのゲームがチャレンジとなっています。そこに対して集中して、ファン・サポーターのみなさんのためにもチームのためにも最善を尽くすというところにフォーカスしています」

(首位の川崎フロンターレとの対戦で、気持ちやプレーの面で、首位チームとどのようなところに違いを感じたか?)
「過去にAFCチャンピオンズリーグで川崎と戦ったことがあって、そのころから川崎のスタイルは知っていました。相手はボールをしっかり支配して敵陣でプレーし、忍耐力もあり、決して焦らず、最終的にはしっかりとしたコンビネーションで戦ってくるところが違いでした。

もちろん、レッズと川崎はまったくスタイルが異なるチームです。川崎はしっかりとポゼッションサッカーをしてきましたが、我々はどちらかというと切り替えのところを重視するサッカーというところで、だいぶ違いがあります」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】







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