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「純粋にしっかり戦うところを表現する」大槻 毅監督(定例会見 9/11)

9月11日にWEB会議システムを使って行われた会見でのコメント

【質疑応答】
(昨日のトレーニングを取材した際に少し暑さが落ち着いたと感じたが、日々トレーニングしていてどう感じているか?)
「ひと雨ごとに少しずつ、という感じはあります」

(連戦でもあるが、暑さがピークも過ぎたことで調整もしやすくなっているのか?)
「9時からのトレーニングでも暑い時期もありましたし、少し和らいできています。ただ、試合が続いている分、トレーニングも続いていますので、休暇はうまく取ってあげたいなと思っていますが、蓄積も含めて出てきている時期だと思っています」

(昨日のトレーニングが始まる前に5分ほど選手たちに話をしていたと思うが、どんなことを伝えていたのか?)
「チームの中のことなので外に言えることではないですが、『もう1回しっかりと前に進んでいきましょう』ということを話しています」

(あさっての北海道コンサドーレ札幌戦はここ数試合とはやり方が違う相手との試合になると思うが、どんなことを大事にして戦いたいと思っているか?)
「相手のやること、ミシャ監督(ペトロヴィッチ監督)が今年札幌でやっていることはしっかりと見て、そういったものに合わせざるを得ない部分もあると思いますが、今までもずっと言っているように、我々がやることをブレずにやり続けたいと思っています。

相手がいることですので、札幌の特徴などは我々のやり方に少なからず影響を与えるものだと思っています。我々がやることがあちら側に影響を与えることはミシャ監督なのでそんなにないのかなと、向こうはグッと自分たちのスタイルで来るとは思っていますので、そういったことは頭に思いながらずっと準備を進めてきました」

(我々からすると長くレッズを率いていたペトロヴィッチ監督と戦うということでほかの試合よりも気にして見てしまう面があるが、大槻監督はいつも以上に気合いが入ったりするものなのか?)
「いつも気合いは入っています(笑)。以前に対戦した際にも言いましたが、そういったものを持ち込むこと自体があまりいいことではないのかなと思っています。もちろんミシャ監督がこのクラブに残した功績は非常に大きなものだったと思いますし、僕も育成のときにトップチームを見ながら『じゃあどういったことが必要なのか』ということを非常に考えた時期もありました。

非常に大きな影響をクラブに与えた方だと思っていますが、札幌と戦うのであって、ミシャ監督と戦うのではありません。ミシャ監督が率いる札幌と戦うのであって、そこに対していろいろな思いを持っている方々がたくさんいることは分かっていますが、それよりも純粋にしっかり戦うところを表現することが大事なのではないかといつも思っています」

(前節からお客さんの応援の手法として手拍子が解禁されたが、今日にも政府の分科会で観客の入場制限が緩和される可能性がある。入場できるファン・サポーターが増えることについてどう思っているか?)
「本当にありがたいことです。再開のときや、お客さんが少しずつ入れることになったときに『満員の埼玉スタジアムまでのスタートや過程だ』というお話をしたことがあると思いますが、少しずつ戻ってきていることに関しては本当に喜び、ありがたいと感じています。手拍子一つでこんなにも変わるのかということを感じましたし、そういったことが緩和されていって日常に近づいていくことを本当に喜んでいます」

(札幌がアグレッシブに戦ってくることは誰もが分かっていることだと思うが、レッズがここ最近の試合で先制点を奪われてしまう、先制点を奪うことができないということに関してはどう感じているか?まずは守備的に入ってから主導権を握っていきたいという考えはあるのか?)
「いや、守備的に入ろうと考えたことはあまりないですね(笑)。どちらかと言うと選手には『やられる前にやりましょう』ということを言っていますし、『先にパンチを当てた方がいいでしょ?』ということは常々言っています。ただ、残念ながらここのところは先に取られる形があることは事実ですから、そこのところはしっかりと試合前から準備をして臨みたいと思います。実際に今、続いていますので、そこを断ち切りたいという思いは強いです」

(札幌がアグレッシブに来る前にレッズもアグレッシブに狙っていくのか?)
「試合前なのであまり言わない方がいいと思います」

(札幌はサイドの幅を使って攻撃してくる印象もあるが、サイドの攻防で大事になることはどんなことだと感じているか?サイドバックは試合ごとに選手が代わっているが、ケガ人や疲れもある中でチームのサイドバックの状況をどう感じているか?)
「サイドバックに限らず、連戦があるのでコンディションの面に関しては落ちているところはあります。メディカルスタッフとも連携を取っていますし、そういった数字の部分、テストというか検査も含めてすごく注意深く見ています。

実際に人が代わったりしますが、それぞれのキャラクターがあるので、そのキャラクターの強みを出してほしいとは思っていますが、連戦の中でこちらがそう思っていてもなかなか起用できない選手も出てきています。そういった選手はできるだけ早く戻ってきてほしいと思っていますし、うまくケガなどが小さいサイクルで回ってくれるようにメディカルスタッフと協力してやっています。

札幌のサイドに関しては、しっかりとポジションを取ってスライドするというところ、前線からの規制も含めて、想定内のことを増やしてゲームに臨みたいと思っています」

(前節のサガン鳥栖戦で興梠慎三選手がJ1リーグ通算150ゴールを達成したが、改めてその数字と興梠選手についてどう感じているか?)
「(ベガルタ)仙台戦のゴールでレッズに来て100ゴールを取ったときも話したかと思いますが、おそらく彼は自分のゴールがどうこうではなくて、チームを勝たせるための方法を常に考えている選手だと思います。その一つというか、チームを一番助けられるのはゴールだということを彼はもちろん分かっていますし、献身的にチームのためにプレーする選手だと僕は思っています。そういう選手が6人目の150ゴールを達成したことは非常に素晴らしいことだと思いますし、これが151、152と続いていってどこまで伸ばせるのかということも見ていきたいと思います」

(トレーニングを見ていて鈴木彩艶選手や武田英寿選手といった若い選手も良いものを持っていると感じた。今年は天皇杯のような若手にチャンスが来るような大会がないことが残念だと思う気持ちもあるが、大槻監督から見て若手選手たちの練習ぶりはどうか?)
「おっしゃったように、新型コロナウイルスの影響でまずJリーグYBCルヴァンカップで松本山雅FCとの試合がなくなりました。少なくともホーム&アウェイでできる試合が半分になるところを我々のグループは松本戦もなくなってしまいました。中断前にベガルタ仙台との試合は終わっていて、再開してからルヴァンカップは1試合しか戦えませんでした。勝ち進めなかったことは残念でしたが、彼らの出場機会がなくなってしまったことは僕自身も残念です。

おっしゃったように、トレーニングから非常に高いレベルのものを表現してくれています。少ない時間ですが(武田)ヒデも試合に出ましたし、彩艶も日ごろから高い意識で臨んでくれています。今、公式戦ですぐに彩艶がパフォーマンスを見せるという可能性はそんなに高くないと思いますが、どのような事態があっても彼が常に準備しているというところを見せてくれると思っています。

ただし、これは彩艶に限らずGKで言えば(福島)春樹もそうですし、GK4人だけではなくて、そういったところ見せてくれていることが僕にとってはありがたいですし、非常に良いシチュエーションを過ごしてくれていると思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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