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第11節 vs G大阪「開幕戦以来の3得点で連勝」

19日、浦和レッズはアウェイのパナソニック スタジアム 吹田で明治安田生命J1リーグ 第11節 ガンバ大阪戦に臨んだ。

レッズは前半に関根貴大とレオナルド、後半に武藤雄樹がゴールを決めると、相手の反撃を1点に抑えて3-1で勝利。連勝を果たした。

最初のチャンスを迎えたのはレッズだった。4分、レオナルドが高い位置でボールを奪ってグラウンダーのクロス。ニアサイドでボールを受けた武藤がさらにグラウンダーのパスを中央に送ると、リーグ6試合ぶりのスタメン出場となった長澤和輝が走り込んでシュートを放つ。相手のブロックに阻まれて惜しくもゴールは奪えなかったが、幸先の良い立ち上がりとなった。

G大阪にボールを持たれる時間帯もあったが、前線からプレッシャーを掛けつつ自陣では相手の侵入を許さず、ボールを奪えば複数の選手が連動しながら鋭い攻撃を仕掛けたレッズ。そして24分に試合を動かす。橋岡大樹の鋭い縦パスを受けた関根がドリブルで相手を引きつけて右にパスを送ると、ペナルティーエリア内でボールを受けたレオナルドが鋭いターンから中央へリターン。これを関根が右足で合わせると、ボールはゴール左に吸い込まれた。

さらに33分、相手の自陣でのFKのパスを素早い反応で奪った長澤が浮き球のパスを送ると、レオナルドがゴール左に突き刺すシュートを放つ直前にホイッスル。相手のハンドでPKを獲得した。これを34分にレオナルドが相手GKの逆を突いてゴール左に決める。レオナルドのJ1リーグ5試合連続ゴールでリードを広げた。

2-0で迎えた後半は開始からG大阪がフォーメーションを変えてきたが、レッズは焦ることなく試合を進める。そして57分、相手のパスミスから長澤がワンタッチで前方に浮き球のパスを送ると、ペナルティーエリアに走り込んだ武藤がバウンドを合わせつつ左足で相手の股下を抜くシュート。これがゴール右に決まり、3-0とした。

60分にセットプレーから井手口陽介にゴールを奪われたものの、その後はボールを奪いにいきながらも組織化された守備で追加点を許さない。82分には福田湧矢にペナルティーエリア左からシュートを打たれたが、前節のサンフレッチェ広島戦に続いて前半から好セーブを連発していた西川周作が防いだ。

暑熱下での連戦ということもあり終盤には足をつる選手も出たが、最後まで気を緩めず戦い続け、3-1でタイムアップを迎えた。

第11節を終えて6勝2分3敗で勝ち点20としたレッズ。次戦は8月23日(日)に埼玉スタジアムで19時3分にキックオフする、強い制限試合(上限5,000人)となるヴィッセル神戸戦に臨む。

【武藤雄樹】
(3-1での勝利となった試合の全体を振り返って)
「まず前回の試合で勝ちはしましたが内容としては自分たちが納得のいくゲームではなかったので、その反省を踏まえて今日は前にしっかりプレッシャーを掛けるところは掛けていくことを意識していました。そういった狙いがはまった部分もあったと思いますし、ショートカウンターから流れをもってこられたと思います。その中でしっかり点が取れて、アウェイで勝ち点3を取れたのは本当に良かったと思います」

(スタートの時点では相手が3バックで噛み合わない可能性があるのは前節のサンフレッチェ広島戦と同じだったと思うが、これだけいいゲームができたのは前節とどんな違いがあったからなのか?)
「全体の意識が前に掛かったということもそうですが、やはり今日に関してはサイドハーフが前節と違ってウイングバックの選手に引っ張られずに前にポジションを取れたことがポイントだったと思います。そこは前回とはかなり違ったと思いますし、僕たちの守備のときのラインの高さの設定が前になったと思います」

(いい形で敵陣でボールを奪ってからのゴールだったが、振り返ってどうだったか?)
「なかなか点が取れずに早くゴールを決めてチームに貢献したいという思いを持っていたので、今日ゴールが決まってうれしさとホッとした気持ちがあります。長澤(和輝)がよく見ていてくれたということもありますし、少し相手のDFのミスもあったと思いますが、そういうところをしっかり突けていい形でゴールに流し込むことができました。また自信をつけて次のゲームに臨みたいと思いますし、チームのためにもっともっとゴールを取れるような活躍ができたらいいと思っています」

(ゴールはタイミングを合わせてシュートを打ったと思うが、相手の股下は狙っていたのか?)
「正直、股を狙った感覚はありませんでしたが、相手が対応を少しミスしてしまったところもあって僕のところにこぼれてきたので、ボールが来たときにファーに決められる感覚がありました。左足でしたがしっかり振り抜くことができたので良かったかなと思います」

(今節もそうだったが、前節で今季初めて宇賀神友弥選手、槙野智章選手と共に先発出場し、試合開始直前に3人で揃ったジェスチャーをやっていた。久々にあのジェスチャーをやった際の思いはどうだったか?)
「今、挙がった3選手は今シーズンの最初に出場機会を得られなかったりしましたが、『試合に出たときにしっかり結果を残して意地を見せよう』という話はしていました。そういった中で前節3人揃ったので、『やっとできるね』と話しながらやっていました。もちろん槙野さんも宇賀神さんも守備ですばらしい活躍を見せて勝利に貢献していますし、僕自身も今日はゴールで貢献できたと思います。いい選手がたくさんいる中でいい競争が生まれているので、僕たちも『まだまだ負けないぞ』というプレーをこれからも見せ続けてみんなで切磋琢磨できたらいいなと思っています」

(少し遅い時間になったが、今日はレッズのファン・サポーターが寿司を食べることになりそうだが?)
「そうですね(笑)。久しぶりなので、やっと寿司をもたらせたということでみなさんに食べてほしいと思っていますし、またすぐに試合がくるのでそこでもゴールを決めてこれからどんどんみなさんに寿司をもたらせるようにがんばりたいと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】







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