MENU

NEWS

第10節 vs 広島「レオナルドの4戦連発でリーグ3戦ぶり勝利」

15日、浦和レッズは明治安田生命J1リーグ 第10節 サンフレッチェ広島戦に臨んだ。

レッズは序盤にレオナルドがPKを決めて先制すると、後半は広島の猛攻を凌いで1-0で勝利した。

立ち上がりはやや我慢の展開になったが、4分にボールを収めたレオナルドが狙いすましてスルーパスを送ると、ペナルティーエリア左に抜け出した汰木康也が倒されてPKを獲得。レオナルドが小刻みのステップからゴール左を狙ったシュートは見事に決まり、リーグ4試合連続ゴール。5分でレッズが先制に成功した。

先制後は広島にボールを持たれる時間帯もあったが、特に相手の左サイドからの攻撃に対しては関根貴大が身を粉にするように走って広い範囲を守りつつ、橋岡大樹や柴戸 海がカバーしながら広島の攻撃に対応した。

ゴール前に進入されることもあったが、17分にはレアンドロ ペレイラが放ったヘディングシュート、21分には同じくレアンドロ ペレイラがオーバーヘッドキックで合わせたシュートを西川周作が続けてビッグセーブで防いだ。

後半も立ち上がりから広島の攻撃を受ける形になったが、開始早々には槙野智章が体を張ったスライディングで相手のシュートを防ぎ、47分にはスルーパスから抜け出したレアンドロ ペレイラとの1対1を西川が防ぐ。51分にはコーナーキックからハイネルにヘディングシュートを打たれたが、西川が驚異的な反応で右手を出してセーブ。守備陣の集中力は蒸し暑さの中でも切れるどころか高まっているように感じさせた。

59分には逆襲。柴戸が相手の裏を狙う浮き球のパスを出すと、ペナルティーエリア左に走り込んだ汰木がボレーシュートを放つ。枠を捉えられなかったが、追加点を狙った。61分には最終的にクロスがつながらなかったものの、カウンターからゴールを狙う姿勢を見せた。

その後も広島の攻撃を跳ね返しつつ、ボールを奪えば前進。選手交代を使いながら走ること、戦うことをやめない。そして提示されたアディショナルタイムが4分を回ったところで西川が大きくボールを蹴ると長いホイッスルが鳴ってタイムアップ。最後まで戦い抜き完封し、リーグ戦3試合ぶり、公式戦4試合ぶりの勝利を果たした。

第10節を終えて5勝2分3敗で勝ち点17としたレッズ。次戦は8月19日(水)19時3分からパナソニック スタジアム 吹田で行われるガンバ大阪戦に臨む。

【レオナルド】
(自身4試合連続のゴールについて振り返っていただきたいのと、ゴールパフォーマンスについては?)
「ゴールの場面は、エヴェルトンに対するファウルがあったところでアドバンテージが適用され、(汰木)康也にボールを出したところでPKが生まれ、そのPKを決めることができました。

ゴールの後のパフォーマンスは、友人の妻に向けてのものでした。その友人というのは(アルビレックス)新潟のオスカル(オスカル・ガルシア メソッド部門責任者)なんですけど、スペインに帰っていた妻が息子を出産して、ずっと日本に入国できない状況が続き、やっと入国できましたので、それを祝ってのパフォーマンスでした。

あれはアヒルのパフォーマンスでした。よく僕とオスカル、そして妻同士が組んで、カードゲームをプレーしていたんです。よく僕たちが勝っていて、彼女たちがアヒルだとからかっていたことに由来します」

(ここ数試合、レオナルド選手自身はいい結果を残しながらもチームとしては思うように勝ち点を取れない中、フラストレーションを感じる部分もあったと思うが、チームメートとはどういうコミュニケーションを取っていたのか?)
「まず、勝利が目標だということです。清水(エスパルス)戦は86分に追いつかれ、その後は2連敗していたので、まず自信を取り戻さないといけないという状況でした。今日の試合はどちらかといえば、困難を乗り越える、努力するというところがメインの試合だったと思います。あまり内容はよくなかったと思います。ただリードしていましたので、がんばってみんなでその結果を最後まで維持することができたので、これを元に、もう一度自信を取り戻したいと思います」

(なかなかいい形でボールをもらえず、「もらえていれば決めてやるのに」という感情が感じられたが、連係面については?)
「連係部分は悪くないと思います。今日は全体的に内容が悪かったのであまりボールが来なかったのですが、ボールが来たときは、例えば康也に出したボールでPKを誘発することができました。そういうふうにチャンスが少ない、ゴールが少ないという試合では、先ほど言ったように、がんばり、努力で結果に結びつけないといけません。今日はテクニックより、がんばりの部分が大事だった試合でした」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】







PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ