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第9節 vs 名古屋「後半2点を返すも大敗を喫する」

8日、浦和レッズは明治安田生命J1リーグ 第9節 名古屋グランパス戦に臨んだ。

レッズは前半に失点を重ね、後半に2点を返したものの2-6で敗戦を喫した。

立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛けつつ前線からプレッシャーを掛けて押し込み、ペースをつかんだレッズ。しかし9分、前田直輝に抜け出されると、西川周作がビッグセーブで1対1を防いだものの、こぼれ球を前田に押し込まれて先制を許す。さらに10分にも前田にゴールを許してしまった。

早い時間帯に2点のビハインドを背負ったレッズはプレッシングの激しさをさらに増して主導権を握ろうとしたが、18分にはショートコーナーからジョアン シミッチにヘディングでゴールを決められ、3点のビハインドを背負った。

まずは1点返していきたい中、32分には相手のチャージに競り勝ちながら中盤を突破した青木拓矢が縦パス。左寄りの位置で受けたレオナルドがドリブルで中央に持ち込んでからシュートを放ったが、惜しくも枠の左に外れた。

その後も高い位置でパスを回しながらボールを支配する時間が続いたが、38分にはカウンターから前田に3点目を許して0-4となった。

44分には中央でボールを受けた山中亮輔がミドルシュートを放つと、ボールは不規則な動きを見せながら右ポストに直撃。名古屋のGKランゲラックは動けずゴールになってもおかしくないシュートだったが、こぼれ球を拾った相手のクリアボールがつながってカウンターに。その流れから45分にガブリエル シャビエルにゴールを決められ、0-5で試合を折り返した。

後半から鈴木大輔、武富孝介、汰木康也に代わって槙野智章、武藤雄樹、関根貴大がピッチに入ると立ち上がりの48分、テンポ良くパスをつないで武藤が右寄りの位置からゴール前に鋭いパスを送る。レオナルドが一度はシュートを弾かれ、さらに相手に囲まれたが、体の強さを発揮してゴール。1点を返した。

しかし、50分にはカウンターから前田にゴールを許し、再びビハインドを5点にされてしまった。

名古屋がボールを回しながら時間を使う中、72分には関根がボールを奪って攻撃を仕掛けると、最後は左寄りの遠めの位置から山中が強烈なシュート。これも右ポストに嫌われてゴールは奪えなかったが、76分には左サイドを走りながら山中のパスを受けた関根がグラウンダーのクロスを入れると、レオナルドがトラップから右足のシュートで2点目を決めた。

その後も選手たちは諦めず、自陣ゴール前では体を張って失点を防ぎながら得点を目指したが、2-6で試合終了となった。

第9節を終えて4勝2分3敗で勝ち点14となっているレッズ。次戦は8月15日(土)に埼玉スタジアムで19時3分にキックオフする、強い制限試合(上限5,000人)となるサンフレッチェ広島戦に臨む。

【柴戸 海】
(特に前半はボランチの柴戸選手から見てどんなところがうまくいかなかったのか?)
「どこからプレッシャーを掛けて相手をはめていくのかというところが、まずチームとしてうまくいかなかったことの一つです。縦にボールが入ってきたときに相手の金崎(夢生)選手に収まってしまうことが多かったり、サイドのマテウス選手や前田(直輝)選手に走られて、そこで走り負けるということがあれだけ多くの失点を招いてしまった理由だと思います。どこで相手にプレッシャーを掛けてどこではめてボールを奪うかということがチームとして統一できていなかったと思います」

(相手がかなり対策をしてきたようにも感じたが、どういったときにどういう修正しようという話し合いをしたのか?)
「まず1失点したところで次の失点をしてはいけないということが、チームとして統一できていなかったことだと思うので、まずそこを改善しないことには相手が対策を立ててきた中でチームとしてピッチレベルでどう改善していくかにつながらないと思います。失点した後の時間帯は少し慎重に、より集中してプレーしなければいけなかったということが、相手が対策してくることに対して自分たちがどうするかということの大前提の1つかなと思います。それができるようになってから、相手がどう出てくるかということをピッチレベルで感じながらチームとして対策できなければいけなかったと思います」

(今シーズンの柴戸選手のプレーは充実していると思うが、自身の手応えはどうか?)
「自分の中で手応えは感じていますが、チームが勝たなければ自分の良さを出せたとしても意味がないと思っています。チームを勝たせられる選手になりたいですし、そういったプレーをもっとしていきたいと思います」

(具体的にどんなプレーで良さを出せていると感じているのか?)
「自分の長所である球際の強さ、運動量で相手に走り負けないというところはここ数試合、出せていますし、相手にも負けていないなという思いを持っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】








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