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第6節 vs 柏「多くのチャンスを作るも失点を重ねて敗戦」

22日、浦和レッズは埼玉スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第6節 柏レイソル戦に臨んだ。

前半は優位に試合を進めたレッズだったが、先制点を許してしまうと、後半には3失点を喫してしまい、0-4で敗れた。

立ち上がりからレッズが柏を圧倒してチャンスを作り出していった。3分には岩波拓也の縦パスを受けたレオナルドがヒールパスを送ると、今季初スタメンとなった武藤雄樹がシュート。6分には柴戸 海がインターセプトしてから縦パスを送ると、武藤を経由してレオナルドが左45度からカットインしてシュート。8分には柴戸が今度は鋭いスルーパスを送ると武藤がシュート。いずれもゴールには至らなかったが、スコアを動かしてもおかしくないチャンスが続いた。

一方、守備では前線や中盤のプレッシングでボールを奪って柏にボールを運ばせず、サイドからクロスを放り込まれてもマウリシオが連続してヘディングで跳ね返すなど、チャンスを作らせない。18分にはオルンガに強烈なシュートを放たれたが、枠を外れた。

完全にレッズのペースかと思われた。しかし32分、ゴールキックから自陣ペナルティーエリアでパスをつなぐ際にボールを奪われ、ヒシャルジソンにゴールを許してしまった。

後半に入っても押し込む形で試合を進めたレッズだったが、51分にレッズの左サイドから上げられたクロスをオルンガに頭で合わせられ、2失点目。さらに56分にもクロスから失点を許してしまった。

大槻 毅監督は0-2になった後のファブリシオから汰木康也への交代に続き、59分には関根貴大、レオナルド、武藤から伊藤涼太郎、興梠慎三、杉本健勇と攻撃的な3枚替えを行う。

78分には期限付き移籍から復帰して今季の公式戦で初出場となった伊藤が山中亮輔の縦パスをフリックしてゴール前に走り込み、興梠の浮き球のパスにボレーで合わせるが、GKに阻まれてゴールならず。81分には杉本がミドルシュートを放つが、こちらもGKの正面を突いた。

最後まで諦めることなくゴールを目指したが、89分にはカウンターから失点を喫してしまう。それでも最後まで諦めずにゴールを目指すも、試合は0-4でタイムアップした。

第6節を終えて3勝1分2敗で勝ち点10となっているレッズは次節、7月26日(日)18時3分にアウェイのニッパツ三ツ沢球技場でキックオフする横浜FC戦に臨む。

【伊藤涼太郎】
(ピッチに入る前にアップしているとき、チームは苦しい状態だったが、どういうふうに柏を崩していこうとイメージしていたか?)
「前半からチャンスをつくれていないわけではなく、決めきれていないというシーンが多かったので、僕が入ったら絶対に決めようと思っていたのと、柏ディフェンスの間に結構スペースが空いていたので、そこでボールを受ければもっとチャンスメイクできると思っていました。結果、1点も取れずに終わってしまい、責任を感じています」

(興梠慎三選手とのワンツーで抜け出してゴールに迫るシーンもあったが?)
「あのシーンは(興梠)慎三さんとイメージが共有できたので良かったと思います。ただ、ゴールにつながっていないので、ゴールを取らないと意味がないと思っています」

(チームは0-4で敗れたが、その中でポジティブな部分は?)
「個人的にはJ1のチーム相手でもチャンスをつくれていましたし、点を決められなかったのは悔しいですけど、そこは次につなげていこうと思っています。連戦でチームの総力が大事だと思うので、僕自身もっと試合に出て、いっぱい活躍したいと思います」

(レッズで公式戦に出るのはかなり久しぶりだったという印象があるが、実際に1試合出て、自分の中で今後につながる部分などは?)
「割とボールに触れましたし、チャンスもつくれていたので、そこは次につながると思いました。久しぶりの公式戦で、意外と緊張せずプレーはできましたけど、今は結果が出なかったのが非常に残念です」

(キャンプからいろいろな選手と組みながら、誰が試合に出るか分からない、いい競争をしてきたと思う。一つ試合に出たことで、周りの選手の公式戦でのスピード感も見えるものがあったと思うが、競争については?)
「ここまでFWとしてやらせてもらっていますけど、FWの選手は一人ひとりプレースタイルが違いますし、いいところや悪いところもそれぞれ違うので、その中でも今は自分のいいところというのをどんどん他の選手に知ってもらおうとしています。FWの選手とはコミュニケーションを取れていると思うので、あとは結果につなげるだけだと思っています」

(メディアは練習を見る機会が限られているが、19日の練習ではループシュートを決めたり、ドリブル突破からゴール、アシストをしたりと、非常に状態がいいように見えている。今の感触や、その中で試合に絡んでいけそうだという実感は得られていたか?)
「今は非常にコンディションがいいですし、練習の紅白戦とかで点を取ったりアシストしたりしているので、非常にいい感覚はありました。それを練習だけじゃなく公式戦のピッチでつなげていきたいと思っています」

(もっとやれそうですか?)
「まだまだやれると思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】







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