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第5節 vs FC東京「最後まで得点目指すも今季初黒星」

18日、浦和レッズはアウェイの味の素スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第5節 FC東京戦に臨んだ。

レッズは前半終了間際に失点を許すと、後半は果敢に得点を狙いながらも追加点を許し、0-2で敗戦した。

カウンターを狙うFC東京に対し、落ち着いたボール回しと縦に速い攻撃のメリハリをつけたレッズ。12分には岩波拓也の鋭いフィードから右サイドでボールを受けた橋岡大樹がボールを浮かして相手をかわしてシュート。ボールはサイドネットにかかったが、2人の質の高いプレーでチャンスを作った。

さらに17分には興梠慎三が展開したボールを左サイドで受けた汰木康也がクロスを上げると、ファーサイドに入った橋岡がヘディングシュート。ボールは枠の上に外れたが、立て続けに橋岡が積極性を見せた。

20分に2次攻撃から最後は2試合ぶりのスタメン出場となった杉本健勇が反転シュート。22分には今季公式戦初先発初出場のマウリシオのフィードから興梠が裏に抜け出しながらワンタッチで落とすと杉本がミドルシュート。いずれもゴールには至らなかったが、積極的にゴールを狙った。

前半は優位に試合を進めていたと思われたが、一瞬の隙を突かれる。前半終了間際の45分、右サイドからのクロスをディエゴ オリヴェイラに押し込まれて先制を許してしまった。その直後には山中亮輔のクロスを杉本がヘディングで合わせたが、ボールは枠の上に外れた。

レッズは大槻 毅監督が攻撃的な交代カードを切りながら1点を狙う。敵陣でプレーする時間帯が増え、積極的なプレーも見られたが、得点がなかなか奪えない。そして66分、中盤でボールを失うとアダイウトンにゴールを許し、リードを広げられてしまった。

73分には西川周作がアダイウトンの1対1を止めてピンチを救うと、終盤にはセンターバックの岩波が前線に上がり、90分には途中出場のレオナルドがペナルティーエリア内で突破を図るなど、最後まで得点を目指して戦い続けたが、試合は0-2で終了。リーグ戦5試合目、公式戦6試合目にして今季初黒星を喫した。

J1リーグ第5節を終えて3勝1分1敗で勝ち点10となったレッズは次節、7月22日(水)19時33分に埼玉スタジアムでキックオフする、強い制限試合(上限5,000人)となる柏レイソル戦に臨む。

【西川周作】
(今季初黒星となったが、どんな点でFC東京に上回られてしまったと感じているか?)
「ディエゴ オリヴェイラ選手のところで起点を作られる機会が非常に多く、もう少し前半から球際のところでいけたらよかったのかなとみんなが思っていましたし、前半が終わって監督からも話がありました。1失点してからのピンチは相手も少なかったですし、自分たちも少しチャンスがありながら決めきれなかったことは次への課題だと思います。こういう負け試合でしっかり反省しながら次につなげること、またすぐ水曜日に試合があるので、いい切り替えをしてみんなで同じ方向を向いていきたいと思います」

(今年、浦和レッズがやろうとしていることと少し似ていて昨年も2位になった強いチームで、自分たちが足りないところが見えやすい相手だと思うが、その点についてはどうか?)
「相手チームも研究してきていると思いますし、先制された後はしっかりとブロックを作って中をやらせない、カウンターをやらせないというところを徹底してきたのではないかと思います。そこは自分たちの良いところでもありますし、次の段階は引かれた相手に対してどう崩していくかは、シーズンを通しながらもっとやっていきたいと思います」

(1失点目は触りたかっただろうが、あのシーンを振り返って)
「森重(真人)選手からの良いサイドチェンジ、そして室屋(成)選手の足元に入る前に自分ももう少し中の状況を把握していれば、室屋選手のクロスに対してのポジショニングを少し変化できたのかなと思います。僕が少し触ってしまった分、橋岡(大樹)選手がクリアできず、ディエゴ オリヴェイラ選手の胸にいってしまったという失点でした。その失点の分析をしっかりして、次への糧にしたいと思っていますし、あの失点を次につなげるための大事なものにしていきたいと思っています」

(負け試合は反省もあると思うが、ポジティブだったこと、段階的に良くなっていると感じたことはあったのか?)
「今日の試合に関しては、アウェイでファン・サポーターの方も入った中で試合をすることができたことは非常にありがたかったです。アウェイの雰囲気は独特なものがあると思うので、自分たちが経験したことがない雰囲気に飲まれないということは大事になってくると思います。ホームと比べて今日は少し雰囲気が違うなという感覚を持ったので、そういう心構えは試合を通して感じることができたと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】







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