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第4節 vs 鹿島「エヴェルトンの芸術ゴールで連勝」

12日、浦和レッズは埼玉スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第4節 鹿島アントラーズ戦に臨んだ。

観客の上限が5,000人となる強い制限試合ながら約5ヵ月ぶりにファン・サポーターの前で戦ったレッズは、エヴェルトンの芸術的なゴールによって1-0で勝利を収めた。

前半は互角に近い展開ながらよりゴール前に迫ったのはレッズだった。12分にはスローインから中央でボールを受けた興梠慎三が左サイドに展開すると、汰木康也がクロス。ファーサイドに飛び込んだ長澤和輝は届かなかったが、こぼれ球を拾ったエヴェルトンがシュート。枠を捉えきれなかったが、勢いのある攻撃を仕掛けた。

28分にはカウンターを受けたが自陣ペナルティーエリアまで戻った汰木が身体を張って阻止。その他の場面でもトーマスが早い出足でボールを奪うなど、守備陣は集中して鹿島にチャンスを与えなかった。

38分には長澤とのワンツーで右サイドを突破した橋岡大樹がクロス。レオナルドがゴール前に飛び込んだがオフサイドの判定となり、ゴールには至らなかった。

後半に入ると早々に均衡を破ったのはレッズだった。52分、左サイドでFKを得ると、山中が鋭いボールをゴール前に送る。これをファーサイドで抜け出した岩波拓也がワンタッチで折り返すと、ゴール前のエヴェルトンがバックヒールの要領で右足ワンタッチで押し込む。技術レベルの高い鮮やかなシュートで先制点が生まれた。

69分には先制点と同じような場所で得たFKから山中が同じようにゴール前に鋭いボールを送り再現なるかと思われたが、レオナルドが詰めながらもわずかに届かなかった。

71分には自陣ゴール前にボールがこぼれるシーンがあったが、トーマスが素早い反応からクリアし、鹿島の攻撃を阻んだ。

77分には途中出場の関根貴大との連係から山中がゴール前のレオナルドに丁寧なパスを送ったが、レオナルドは惜しくもシュートを打ちきれなかった。

その後もレッズは集中を切らさないばかりか、最後まで攻撃的な姿勢を崩すことなく試合を進めた。そして1-0のままタイムアップを迎えると、勝利したチームへスタンドのファン・サポーターから大きな拍手が送られた。

連勝で第4節を終えて3勝1分で勝ち点10としたレッズは、首位の川崎フロンターレと勝ち点で並ぶ2位に浮上。次節は7月18日(土)19時に味の素スタジアムでキックオフする、アウェイでのFC東京戦に臨む。

【エヴェルトン】
(今日はどちらも大きなチャンスはあまりなかった試合だったと思うが、どういうことが勝敗を分けそうだと思いながらプレーしていたのか?)
「チャンスの少ない試合だったと思います。自分たちのスタイルではないロングボールを多用しすぎてしまったと思います。その流れの中でセットプレーからうれしいゴールを決めることができました」

(今シーズンはメンバーに入ってピッチに立つのが初めてであり、出られない悔しさもあったと思うが、試合に出た際にはどういうプレーを見せたいと思っていたのか?)
「メンバー外になっているときも、ハードにトレーニングを積み重ねながら努力してきました。そしてチャンスが訪れれば必ずつかもうと思っていました。今日の試合に出られるとは最初は思っていませんでしたが、メンバー入りすることができてプレーすることができ、さらにゴールを決めることができてとてもうれしいです」

(今日はロングボールで縦に速い攻撃が多かったと思うが、中央で周りとの距離感はどう感じながらプレーしていたのか?)
「今日の試合は距離感の問題ではなく、もう少し勇気を持ってボールを回すことが必要でした。相手にマークされていても、少しプレスがかかっていたとしても、その状況下で、もう少し短いパスやワンツーなど、グラウンダーのパスを使ったプレーをすべきでした。ハイボールを使いすぎると自分たちにとってあまり有利ではないと思います」

(青木拓矢選手との役割分担については?)
「青木選手とは昨年、一緒にかなりの試合に出ましたが、よく理解し合ってプレーしています。ただ、青木選手だけではなく、柴戸(海)選手とも柏木(陽介)選手とも理解し合って、お互いのプレーを分かり合っています」

(ゴールシーンを振り返って)
「セットプレーからまずヤマ(山中亮輔)のクロスにアタックしようと思っていましたが、そのボールが自分の頭上を越えてタク(岩波拓也)に渡りました。そこで彼が折り返せる体勢だということを見ましたので、体の角度を修正してゴールを決めることができました」

(あのゴールは100点満点で何点ぐらい?)
「3点でいいです。勝ち点3でいいです(笑)」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】







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