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「浦和らしく、これまでやってきたことをやる」大槻監督(定例会見 7/10)

7月10日にWEB会議システムを使って行われた会見でのコメント

【質疑応答】
(8日のベガルタ仙台戦後に課題を挙げる一方、「いいところを見逃さないように」とも言っていた。横浜F・マリノス戦から仙台戦、また仙台戦後のトレーニングでよくなっていると感じることはどんなことか?)
「よくなっていることは一つ『ここ』と絞ることは難しいですが、選手たちは継続して試合に向けていい準備をしてくれていると思いますし、トレーニングの強度、中身はゲームに反映されている点が多々見られています。もちろん全てがうまくいっているとは思いませんが、トレーニングと試合のつながりはあると思いますし、そういったところはよいところだと思います。一つ何かということではなく全体的なことですが、そういう印象を持っています」

(昨日のトレーニングは仙台戦にスタメン出場した選手はリカバリーだったが、それ以外の選手が精力的かつ大槻監督の指示をプレーに移している印象だった。連戦になるが、彼らの起用を含めて鹿島アントラーズ戦のメンバーについて現時点ではどう考えているか?)
「おっしゃられた通りで、トレーニングで非常に反応がいいですね。ですから、試合で使いたいと思わせてくれる選手がたくさんいて、いい悩みを抱えさせてもらっています」

(鹿島戦から5,000人の制限がありながらもファン・サポーターがスタジアムに戻ってくる。改めてリモートマッチを2試合戦った感想、そしてファン・サポーターが戻ってくることについてどう考えているか?)
「リモートマッチは、そういった環境でも選手たちが画面越しに見ていただいているファン・サポーターを意識していることは僕らしか見られないロッカールームでも感じられましたし、本当に心強い思いをしました。あさってのゲームで言えば、少しずつではありますが、また一歩、日常や(コロナ禍の)以前に戻るフェーズが来たのかなと思っています。ただ、まだいろんな状況が難しいところがあるのは承知の上ですが、シンプルにうれしいですね。ファン・サポーターに来ていただける、という思いがあります」

(レッズに限らずJリーグ全体で2節戦ったが、交代枠のルールや無観客など全体の変化をどう感じたか?)
「まだ第2節の全試合は見ていませんが、スコアシートを見ると3枚代えのチームが出てきたり、仙台さんはスタメンを7枚代えてきたりしましたが、それぞれのチームの方向や考え方のようなことがもう何試合かやるとわかってくるのかなと感じています。当然、勝ち負けがつきますからみんなが勝利を目指しますが、アプローチの仕方が少しずつ見えてくる途中なのかなという印象です。ルール変更に関しては交代のところが非常に大きいなと感じています」

(11人プラス7人のメンバーを選ぶ際に、交代枠が3人の際に選ぶ7人と5人交代できる状態で選ぶ7人に変化はあるのか?)
「大きく変わると思います。20人枠があったらありがたいなと思いながら18人を選んでいます。18人を選ぶときが非常に苦しいです。非常にいい選手たちが毎日いいトレーニングを重ねてくれていますので、その枠が少しでも増えてくれたらありがたいと思いながら試合を迎えています」

(仙台戦も横浜FM戦も2枚代えがあったが、回数制限があるから1人はもう少し引っ張りたいがルールの制約上もう1人も変えたということはあったのか?)
「僕に関して言えば悩むことはあまりありませんでした。みなさんがいろいろなシチュエーションを想定してシミュレーションしているのではないかと思います」

(昨日のトレーニングでは選手たちに敢えてスプリントが必要な状況を作っていたように見えたが、大槻監督が考えるスプリントや攻撃のアクションの重要性は?また、鹿島戦も含めてレッズとしてどうやってスプリントや攻撃のアクションの質を見せていかないといけないと考えているのか?)
「走らなくていいなら走らなくていいと思いますが、走らないとシチュエーションが変わらない場面もあると思うので、その場面が来ていることを判断して走ることは必要だと思っています。シチュエーション、タイミング、場所など、そういうところで相手もいることですが、そういういい判断を逃さずに走ったり、走ったことで起こることをみんなで共有したいと思っています。ゲームに関して言えば、鹿島さんと勝利を目指して戦うわけですが、先ほども話したようにファン・サポーターの応援の熱をいつも意識しながらこれまでやってきたことをゲームで表現できるようにがんばりたいと思っています」

(再開してから2試合でボランチ、サイドハーフ、FWと組み合わせを変えていると思うが、戦術的にどういう狙いがあったのか?)
「あさってが試合なので内緒にさせていただきたいと思います(笑)」

(言える範囲で過去2試合はどうだったのか?)
「自分たちがやりたいこと、選手のコンディション、相手を見て。この3つです。コンディション、パフォーマンスに関してトレーニングでいいところは見逃さないようにしたいと思っています」

(スタメンはいつ決めるのか?)
「いつ決定するかはその時々ですが、ずっとそのことを考えています(笑)」

(再開しての2試合での鹿島の印象は?)
「鹿島は鹿島だと思います。勝ち星はついていませんが、勝利に対してみんなで執着して戦っていると思います。選手にも言いましたが、我々がこれまでのJリーグの結果や他のチームと戦っているところを見て何かを判断することはありません。我々は全力で戦いにいきますし、彼らもそういうメンタリティーを持っていると思います。2試合を見てどうこうということは重要ではないのかなと思います」

(鹿島戦も浦和らしく戦うということか?)
「これは答えを誘導されている感じですが(笑)、主体的にやりたいです。これまでやってきたことを主体的にやりたいということはずっと言ってきたことですし、おっしゃられた通りだと思います。『浦和らしく』という言葉がどうかはわかりませんが、これまでやってきたことをやりたいということです」

(交代枠について、「勝っている展開で5枚使い切るのは難しい」という話もあるが、大槻監督は5人の交代枠についてどのように感じているか?)
「僕はあまり違和感なくやれているつもりです。今の話ですと、勝っているときに5枚使うのが難しいなら使わなければいいのではないかと思います。僕はそういう感覚を持っています」

(この2試合で柴戸 海選手がすごくいいと思う。まだ早いかもしれないが鈴木啓太さんを思い出させるようなプレーが見られる。大槻監督は今年の柴戸選手の成長ぶりをどう見ているか?)
「試合に出るようになりました。でもそういうことが自信につながっているのかもしれません。『鈴木啓太選手のように』とおっしゃられましたが、早く『誰かのように』ではなく『柴戸 海』として、『柴戸 海が』という表現をしてもらえれば彼もうれしいんじゃないかと思います」

(プロになってから2年余りかけて着実に成長し、そういう選手になりつつあるのではないか?)
「そういうふうに感じられる方が多くなることはすばらしいと思います。ただ、彼だけではなくて毎日の練習の中で、少し前の彼が踏んできたようなことを今、ピッチの上で歯を食いしばりながら『成長してやろう』という選手もいます。そういう選手がたくさん出てきたらみなさんも喜ぶのではないかと思います」

(横浜FM戦の後には「かなり準備をしたり水分をとらせたりと、事前の準備をしているので、足をつった選手が出たことには少々驚いている」ということを言っていたと思うが、2試合戦って選手の疲労度はどうか?
「どうなんでしょう?中3日ありますからね。初戦はどちらかと言うと、練習試合もやりましたが(公式戦が)2月の下旬からかなり期間が空いた影響も大きかったと思います。3日空いて2試合目を戦って、選手も少しずつ慣れていくようなところが出てきているのかなと思っています。疲労ということに関しての解答にはなっていないかもしれませんが。3試合が1クールという感覚がありますが、3試合終わってみてどういう感じになるかということをもう一度振り返りたいと思いますが、今は何も振り返らずにまずは鹿島戦に向かいたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】




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