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マチェイ スコルジャ監督 川崎戦試合後会見
2025明治安田J1リーグ 第38節 川崎フロンターレ戦【MATCH PARTNER 三菱自動車】 試合後のコメント
「いい試合になりました。いくつかの側面では、とても良いと言えると思います。チーム全体、そして一人ひとりの選手が、本日はいい仕事をしてくれたと思います。規律を守るところ、そしてチームスピリット、メンタルの面について、本日はいい驚きを持って見ることができました。
ここまでたくさんの場面で、球際で勝ってセカンドボールを回収する試合は、あまり多くなかったと思います。それが本日の試合で、数多くのチャンスを作る要因となりました。そして過去の試合と比較すると、特にゾーン3のプレーが良かったと思います。プレースピードも早く、テンポも良く、背後に抜ける動きもたくさんありました。
ハイプレスもうまくいっていたと思います。最初の得点の場面も、ハイプレスをかけて中盤で奪ったところから、サミュエル(グスタフソン)のいい動きがありました。
後半も強度を保ちながら、ライン間のスペースが空いてくることを予想して、そこを使おうという話をしました。90分間を通じてほぼゲームコントロールできていたと思いますので、満足のいく試合となりました。安部裕葵のアシストなど、ポジティブな要素もありました。イサーク(キーセ テリン)の素晴らしいゴールもありましたし、チアゴ(サンタナ)のお別れのゴールもありました。本日がレッズでのラストゲームとなったマリウス(ホイブラーテン)とチアゴは、非常に良かったと思います。
そして立ち上がりから、ファン・サポーターの方々も良い雰囲気を作ってくれました。私たちもイメージを払拭するような終わり方をしたかったので、それができたことを、選手、ファン・サポーターのみなさん、レッズに関わった方々に感謝したいと思います」
[質疑応答]
(前半、渡邊凌磨選手とマテウス サヴィオ選手のサイドを入れ替えたのは、どのような判断によるものだったのか?)
「左サイドは(中島)翔哉と(マテウス)サヴィオでいい連係が見られていましたが、右の(渡邊)凌磨が孤立していましたので、右サイドを活性化させるために変えました。
後半は相手がフレッシュな三浦(颯太)選手を投入してきて、彼とマルシーニョ選手のコンビは非常に強力なので、サヴィオにはまず『そのまま右にいってプレーするけれども、守備的に少し難しさが出て来たらもう一度凌磨と入れ替えることも考えている』という話をしました。
でも、ファジアーノ岡山戦でも守備が良かったサヴィオは本日も非常に良くて、わざわざサイドを変える必要がありませんでした」
(ファジアーノ岡山戦では肥田野蓮治選手が決勝ゴールを決め、今日は中島翔哉選手の活躍が顕著で、安部裕葵選手のアシストもあった。あまり出場機会のなかった選手たちが最後の2試合で輝きを見せたが、選手起用の部分で、もう少しこの選手を信用して起用すればよかった、ということはあったか?)
「もちろん、今シーズンの私の判断で、良かったものもあれば良くなかったものもあったと思います。(肥田野)蓮治に関してはレッズの将来だと思いますし、来シーズンからは重要な選手の一人としてプレーしてくれると思います。
(安部)裕葵に関しても我々の希望となる存在ですが、メディカル的な理由から、まだプレーの分数は制限されています。
裕葵は非常に才能のある選手ですので、健康な身体、高い強度でJリーグに対応できるならば、チームの力になれる選手だと思っています」
(シーズンを振り返って、クラブワールドカップ後に勝てば優勝戦線に食い込める試合でことごとく勝ち星を落としてしまったが、どのように分析しているか?また、ピッチ上で『絶対に勝つ』というリーダーシップを取れる選手がいなかった、という声もあったが?)
「今シーズンの流れが決定する時期の話ですね。そのときに影響した要素はひとつではないと思います。クラブワールドカップの後はコンディションにばらつきがあり、クラブワールドカップ前のような安定性が欠けていました。アウェイの柏レイソル戦でパフォーマンスが上がらなかった理由のひとつに、もしかしたら練習の強度が高すぎた、ということがあるかもしれません。暑い中、5日間で柏戦に向けて準備をしましたが、それが間違いだったと私は思います。
それだけではなく、クラブワールドカップの結果が我々の目標とは違ったものになってしまい、そこで失望する選手たちもいたと思います。それが理由で、クラブワールドカップ後にメンタル面で同じような姿勢を保てなかった、というところもあったと思います。ですので、今シーズンの前半と比べると、チームスピリット、エネルギーの部分が低下していた状態でこの後半戦を戦ったことになります。
リーダーシップに関しては、ハードワークしている選手たちはいたと思います。ただ、改善の余地はまだ大きく残されていると思います」
(シーズンを振り返って完勝したゲームと苦戦したゲームを比べると、守備が堅い相手にはなかなか思うような攻撃ができない印象がある。より強固な相手にもいい攻撃をしていくために、まだチームに足りない部分は?)
「それに関しては、本日の試合でも見られたところが重要になると思います。サンフレッチェ広島戦の後で3週間くらい空きましたが、前迫(雅人)コーチと池田(伸康)コーチで攻撃の練習を、特にゾーン3のところを中心に準備してきました。タイミングを合わせるところと背後に抜け出すところを中心に練習してきました。
岡山戦の前に大学との練習試合がありましたが、その成果がそこで出始めていました。それが進むべき方向だと私も思います。本日の1点目も、ワンタッチツータッチのパス交換の中から生まれたものでした。
ただ、堅い守りのチームと対戦するときに何が欠けているかと言えば、焦れずにプレーするという部分だと思います。サヴィオのようなアーティストタイプの選手がいたりしますけど、サイドチェンジをしながら相手を動かしてその次のプレーの準備をする前に、いきなりいいプレーをしてしまうというところがあったかもしれません。
蓮治や松尾(佑介)などは自然に裏に抜けていく動きができますけど、選手によってはそのような習慣がなかったり、フィジカル的により上げていかないといけなかったりします。そういった部分はトレーニングで、これから上げていきたいと思っています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
「いい試合になりました。いくつかの側面では、とても良いと言えると思います。チーム全体、そして一人ひとりの選手が、本日はいい仕事をしてくれたと思います。規律を守るところ、そしてチームスピリット、メンタルの面について、本日はいい驚きを持って見ることができました。
ここまでたくさんの場面で、球際で勝ってセカンドボールを回収する試合は、あまり多くなかったと思います。それが本日の試合で、数多くのチャンスを作る要因となりました。そして過去の試合と比較すると、特にゾーン3のプレーが良かったと思います。プレースピードも早く、テンポも良く、背後に抜ける動きもたくさんありました。
ハイプレスもうまくいっていたと思います。最初の得点の場面も、ハイプレスをかけて中盤で奪ったところから、サミュエル(グスタフソン)のいい動きがありました。
後半も強度を保ちながら、ライン間のスペースが空いてくることを予想して、そこを使おうという話をしました。90分間を通じてほぼゲームコントロールできていたと思いますので、満足のいく試合となりました。安部裕葵のアシストなど、ポジティブな要素もありました。イサーク(キーセ テリン)の素晴らしいゴールもありましたし、チアゴ(サンタナ)のお別れのゴールもありました。本日がレッズでのラストゲームとなったマリウス(ホイブラーテン)とチアゴは、非常に良かったと思います。
そして立ち上がりから、ファン・サポーターの方々も良い雰囲気を作ってくれました。私たちもイメージを払拭するような終わり方をしたかったので、それができたことを、選手、ファン・サポーターのみなさん、レッズに関わった方々に感謝したいと思います」
[質疑応答]
(前半、渡邊凌磨選手とマテウス サヴィオ選手のサイドを入れ替えたのは、どのような判断によるものだったのか?)
「左サイドは(中島)翔哉と(マテウス)サヴィオでいい連係が見られていましたが、右の(渡邊)凌磨が孤立していましたので、右サイドを活性化させるために変えました。
後半は相手がフレッシュな三浦(颯太)選手を投入してきて、彼とマルシーニョ選手のコンビは非常に強力なので、サヴィオにはまず『そのまま右にいってプレーするけれども、守備的に少し難しさが出て来たらもう一度凌磨と入れ替えることも考えている』という話をしました。
でも、ファジアーノ岡山戦でも守備が良かったサヴィオは本日も非常に良くて、わざわざサイドを変える必要がありませんでした」
(ファジアーノ岡山戦では肥田野蓮治選手が決勝ゴールを決め、今日は中島翔哉選手の活躍が顕著で、安部裕葵選手のアシストもあった。あまり出場機会のなかった選手たちが最後の2試合で輝きを見せたが、選手起用の部分で、もう少しこの選手を信用して起用すればよかった、ということはあったか?)
「もちろん、今シーズンの私の判断で、良かったものもあれば良くなかったものもあったと思います。(肥田野)蓮治に関してはレッズの将来だと思いますし、来シーズンからは重要な選手の一人としてプレーしてくれると思います。
(安部)裕葵に関しても我々の希望となる存在ですが、メディカル的な理由から、まだプレーの分数は制限されています。
裕葵は非常に才能のある選手ですので、健康な身体、高い強度でJリーグに対応できるならば、チームの力になれる選手だと思っています」
(シーズンを振り返って、クラブワールドカップ後に勝てば優勝戦線に食い込める試合でことごとく勝ち星を落としてしまったが、どのように分析しているか?また、ピッチ上で『絶対に勝つ』というリーダーシップを取れる選手がいなかった、という声もあったが?)
「今シーズンの流れが決定する時期の話ですね。そのときに影響した要素はひとつではないと思います。クラブワールドカップの後はコンディションにばらつきがあり、クラブワールドカップ前のような安定性が欠けていました。アウェイの柏レイソル戦でパフォーマンスが上がらなかった理由のひとつに、もしかしたら練習の強度が高すぎた、ということがあるかもしれません。暑い中、5日間で柏戦に向けて準備をしましたが、それが間違いだったと私は思います。
それだけではなく、クラブワールドカップの結果が我々の目標とは違ったものになってしまい、そこで失望する選手たちもいたと思います。それが理由で、クラブワールドカップ後にメンタル面で同じような姿勢を保てなかった、というところもあったと思います。ですので、今シーズンの前半と比べると、チームスピリット、エネルギーの部分が低下していた状態でこの後半戦を戦ったことになります。
リーダーシップに関しては、ハードワークしている選手たちはいたと思います。ただ、改善の余地はまだ大きく残されていると思います」
(シーズンを振り返って完勝したゲームと苦戦したゲームを比べると、守備が堅い相手にはなかなか思うような攻撃ができない印象がある。より強固な相手にもいい攻撃をしていくために、まだチームに足りない部分は?)
「それに関しては、本日の試合でも見られたところが重要になると思います。サンフレッチェ広島戦の後で3週間くらい空きましたが、前迫(雅人)コーチと池田(伸康)コーチで攻撃の練習を、特にゾーン3のところを中心に準備してきました。タイミングを合わせるところと背後に抜け出すところを中心に練習してきました。
岡山戦の前に大学との練習試合がありましたが、その成果がそこで出始めていました。それが進むべき方向だと私も思います。本日の1点目も、ワンタッチツータッチのパス交換の中から生まれたものでした。
ただ、堅い守りのチームと対戦するときに何が欠けているかと言えば、焦れずにプレーするという部分だと思います。サヴィオのようなアーティストタイプの選手がいたりしますけど、サイドチェンジをしながら相手を動かしてその次のプレーの準備をする前に、いきなりいいプレーをしてしまうというところがあったかもしれません。
蓮治や松尾(佑介)などは自然に裏に抜けていく動きができますけど、選手によってはそのような習慣がなかったり、フィジカル的により上げていかないといけなかったりします。そういった部分はトレーニングで、これから上げていきたいと思っています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
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