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ハートフルサッカーinクアラルンプール
ハートフルクラブは6日、マレーシアで『ハートフルサッカーinクアラルンプール(KL)』を行ないました。
日本人学校で日本人約100名、KL市内の総合スポーツクラブ『ロイヤル・スランゴール・クラブ(RSC)』でマレーシア人の小学生約80名とサッカーを楽しみました。
最初の会場は日本人学校。午後、毎日のように降るスコールに見舞われることなく、約100名の日本人の子供たちを対象にプログラムは始まりました。小学生低学年は室井コーチと杉山コーチ、中学年は城定コーチと石黒コーチ、高学年と中学生は安藤コーチと神野真郎コーチ、女子は永井コーチと長井敦史コーチが担当。「サッカーの楽しさ」
「仲間の大切さ」を伝えることを土台に、高学年なるほど高度なテーマを設定し、広い芝生のグラウンドに子供たちの歓声がこだましました。
小学4年生の男の子は、「ゴールは決められなかったけどすごく楽しかったです」と笑顔で話していました。日本人学校のサッカー部「あすたか」の監督を務め、今回の開催準備に協力した吉住氏は「教える楽しさの原点を思い出しました。特に低学年の女の子の盛り上げ方はすごく勉強になりました」と感心していました。
続いて夕方から、「草の根国際交流」を目的としたマレーシア人の子供たちを対象としたプログラムをRSCで開きました。RSCは124年の歴史を誇るマレーシア最大の総合スポーツクラブで、サッカーやクリケット、テニスなど多くのスポーツを対象にしており、6500名のメンバーからの会費などで運営されています。入り口には重厚なゲート、しっかりとしたフロントデスクが設置。芝生の横にあるクラブハウスは、シャワーはもちろん、カフェ、バー、レストランが併設され、お茶やお酒を飲みながら、スポーツを眺めることができることにコーチたちは感激していました。
RSCには、約80名のマレーシアの子供たちが集まりました。前夜、大使公邸でコーチたちや今回のプログラムの関係者を招いて晩餐会を開き、「ハートフルをマレーシアで広めて行きたい」と述べた在マレーシア日本大使館の堀江正彦大使夫妻が飛び入りで視察。KLに本部があるアジアサッカー連盟(AFC)のスタッフやRSCのコーチ陣らもピッチを取り囲み、KLのテレビ局の取材に白戸秀和事業副本部長は「浦和レッズのサッカーを通じて、日本とマレーシアが仲良くなれることを願っています」など答えていました。
プログラムは、リーダーを担当した長井コーチの音頭でまず「こんにちは」と大きな声で挨拶しあってスタート。コーチたちも英語やマレー語を使いながら子供たちのやる気を引き出し、子供たちもフレンドリーなコーチたちとすぐに打ち解けて、楽しそうにボールを追いかけていました。
ピッチの外では、RSCのコーチや堀江大使夫妻らを前に、落合キャプテンがミニトーク。「どんなにうまくても、コミュニケーション能力がなければ代表選手にはなれません」など、小学生までの年代に、「思いやり」「信頼」といった社会常識を身につける重要性を強調。2人の対話が必要なトレーニングを落合キャプテンがRSCのコーチと試し、成功すると、全員が歓声をあげるなど大人たちも盛り上がっていました。
プログラムは日没まで続き、記念撮影とプレゼントの贈呈で別れを惜しみました。参加した13歳の男の子は「フリースペースを探すということがとてもためになり、すごく楽しかったです」と語っていました。
終了後、RSCクラブハウスのバーで、関係者約50名が集まって懇親会が開かれました。
開催準備に尽力したRSCチェアマンのアンソニー・トン氏は「クラブの子供たちの幸せそうな姿を見て、私もすごくハッピーです。また来年も来てください」と目を細めていました。見学していたRSCのコーチのひとりは「マレーシアではコーチも勝利を求められますが、やはりまずは子供たちが楽しまなければいけません。どのようにしたらあのように楽しませられるのか是非学びたいです」と興味津々。AFCの女子サッカー担当のベリンダ・ウィルソンさんは「非常に素晴らしいこのようなプログラムを浦和レッズが続けることが重要だと思います」と話していました。
懇親会は、ホストのRSC側全員のフレンドリーな対応に触発され、レッズの出席者たちも積極的に輪に混ざり、会場のあちこちでサッカーや教育などの話に花を咲かせました。途中、新田博利常務がトン氏とプレゼントとエールを交換。ジャカルタ、KLを訪問したツアー最後の晩は、遅くまで日本・マレーシア交流が続きました。
日本人学校で日本人約100名、KL市内の総合スポーツクラブ『ロイヤル・スランゴール・クラブ(RSC)』でマレーシア人の小学生約80名とサッカーを楽しみました。
最初の会場は日本人学校。午後、毎日のように降るスコールに見舞われることなく、約100名の日本人の子供たちを対象にプログラムは始まりました。小学生低学年は室井コーチと杉山コーチ、中学年は城定コーチと石黒コーチ、高学年と中学生は安藤コーチと神野真郎コーチ、女子は永井コーチと長井敦史コーチが担当。「サッカーの楽しさ」
「仲間の大切さ」を伝えることを土台に、高学年なるほど高度なテーマを設定し、広い芝生のグラウンドに子供たちの歓声がこだましました。
小学4年生の男の子は、「ゴールは決められなかったけどすごく楽しかったです」と笑顔で話していました。日本人学校のサッカー部「あすたか」の監督を務め、今回の開催準備に協力した吉住氏は「教える楽しさの原点を思い出しました。特に低学年の女の子の盛り上げ方はすごく勉強になりました」と感心していました。
続いて夕方から、「草の根国際交流」を目的としたマレーシア人の子供たちを対象としたプログラムをRSCで開きました。RSCは124年の歴史を誇るマレーシア最大の総合スポーツクラブで、サッカーやクリケット、テニスなど多くのスポーツを対象にしており、6500名のメンバーからの会費などで運営されています。入り口には重厚なゲート、しっかりとしたフロントデスクが設置。芝生の横にあるクラブハウスは、シャワーはもちろん、カフェ、バー、レストランが併設され、お茶やお酒を飲みながら、スポーツを眺めることができることにコーチたちは感激していました。
RSCには、約80名のマレーシアの子供たちが集まりました。前夜、大使公邸でコーチたちや今回のプログラムの関係者を招いて晩餐会を開き、「ハートフルをマレーシアで広めて行きたい」と述べた在マレーシア日本大使館の堀江正彦大使夫妻が飛び入りで視察。KLに本部があるアジアサッカー連盟(AFC)のスタッフやRSCのコーチ陣らもピッチを取り囲み、KLのテレビ局の取材に白戸秀和事業副本部長は「浦和レッズのサッカーを通じて、日本とマレーシアが仲良くなれることを願っています」など答えていました。
プログラムは、リーダーを担当した長井コーチの音頭でまず「こんにちは」と大きな声で挨拶しあってスタート。コーチたちも英語やマレー語を使いながら子供たちのやる気を引き出し、子供たちもフレンドリーなコーチたちとすぐに打ち解けて、楽しそうにボールを追いかけていました。
ピッチの外では、RSCのコーチや堀江大使夫妻らを前に、落合キャプテンがミニトーク。「どんなにうまくても、コミュニケーション能力がなければ代表選手にはなれません」など、小学生までの年代に、「思いやり」「信頼」といった社会常識を身につける重要性を強調。2人の対話が必要なトレーニングを落合キャプテンがRSCのコーチと試し、成功すると、全員が歓声をあげるなど大人たちも盛り上がっていました。
プログラムは日没まで続き、記念撮影とプレゼントの贈呈で別れを惜しみました。参加した13歳の男の子は「フリースペースを探すということがとてもためになり、すごく楽しかったです」と語っていました。
終了後、RSCクラブハウスのバーで、関係者約50名が集まって懇親会が開かれました。
開催準備に尽力したRSCチェアマンのアンソニー・トン氏は「クラブの子供たちの幸せそうな姿を見て、私もすごくハッピーです。また来年も来てください」と目を細めていました。見学していたRSCのコーチのひとりは「マレーシアではコーチも勝利を求められますが、やはりまずは子供たちが楽しまなければいけません。どのようにしたらあのように楽しませられるのか是非学びたいです」と興味津々。AFCの女子サッカー担当のベリンダ・ウィルソンさんは「非常に素晴らしいこのようなプログラムを浦和レッズが続けることが重要だと思います」と話していました。
懇親会は、ホストのRSC側全員のフレンドリーな対応に触発され、レッズの出席者たちも積極的に輪に混ざり、会場のあちこちでサッカーや教育などの話に花を咲かせました。途中、新田博利常務がトン氏とプレゼントとエールを交換。ジャカルタ、KLを訪問したツアー最後の晩は、遅くまで日本・マレーシア交流が続きました。