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中村経営企画室副室長が埼玉大学で講義
11日、埼玉大学で開講されている開放授業「スポーツ・マネジメント概論」において、中村修三経営企画室副室長が講師として登壇しました。
「浦和レッズのクラブ理念と経営戦略」をテーマに、埼玉大学の学生や一般社会人210人を前に講義を行ないました。
「スポーツ・マネジメント概論」は、埼玉大学と浦和レッズ、大宮アルディージャとの間で結ばれた地域包括協定の一環として開催されているもので、2005年から始まり、今年で5年目となります。レッズ、アルディージャのJクラブの他にもプロ野球の埼玉西武ライオンズ、マスメディア、行政など、異なった立場の講師によってそれぞれの視点から『スポーツ』を語り、埼玉大学内でも人気の授業となっています。
Jリーグ設立の大きな目的である「日本サッカーの強化」をテーマとした話の中では、レッズの前身である三菱サッカー部の歴史や、中村副室長自らの体験談等で講義が進み、日本サッカーリーグ時代を振り返る映像では、中村副室長のゴールシーンが流れ、受講生から拍手が巻き起こる場面もありました。
中村副室長は、浦和レッズの『転機』として2002年からのさまざまなクラブの取り組み(強化本部の新設、3ヵ年目標の策定、大原サッカー場クラブハウスの建設、与野八王子グラウンドの整備など)をあげた上で、現在のレッズは、2002年と同じように新たな変革を遂げている最中であり、フィンケ監督のもと『レッズスタイル』の構築に向け、間違いなくチームは成長していると力強く語りました。
最後に「This is URAWA、これが浦和レッズの姿です」の一言の後に、2006年の優勝決定戦となったリーグ最終戦(12月2日ガンバ大阪戦)で、多くの人たちの願いが込められた、スタジアムや浦和の街の様子を写した映像が流れ、講義を締めくくりました。
中村修三経営企画室副室長
「今まで、クラブもファン・サポーターも『優勝する』という大きな目標を持って取り組んできた中で、『優勝したい』『優勝しなければならない』と状況が変化していくにつれ、現実として『勝つサッカー』を追求する方向に向かってしまった事実はあると思います。チームを取り巻く『優勝しなければならない』という環境は、今でも変わっていません。しかし、勝つだけではなく、ファン・サポーターの方々にも喜んでいただけるような、内容のあるサッカーを目指すために、クラブは、ドイツで『コンビネーション・サッカー』の構築に実績のあるフィンケ監督を招聘しました。まだチームは完成したわけではありませんが、90分間、人もボールも動くサッカーができるようになれば、内容も楽しめて、勝てるチームになると思います。
このような講義も地域貢献の一つですが、2つのJリーグクラブ、プロ野球の埼玉西武ライオンズさんをはじめ、いろいろな立場の人が講義をするということは、埼玉ならではの貴重な機会だと思います」
「浦和レッズのクラブ理念と経営戦略」をテーマに、埼玉大学の学生や一般社会人210人を前に講義を行ないました。
「スポーツ・マネジメント概論」は、埼玉大学と浦和レッズ、大宮アルディージャとの間で結ばれた地域包括協定の一環として開催されているもので、2005年から始まり、今年で5年目となります。レッズ、アルディージャのJクラブの他にもプロ野球の埼玉西武ライオンズ、マスメディア、行政など、異なった立場の講師によってそれぞれの視点から『スポーツ』を語り、埼玉大学内でも人気の授業となっています。
Jリーグ設立の大きな目的である「日本サッカーの強化」をテーマとした話の中では、レッズの前身である三菱サッカー部の歴史や、中村副室長自らの体験談等で講義が進み、日本サッカーリーグ時代を振り返る映像では、中村副室長のゴールシーンが流れ、受講生から拍手が巻き起こる場面もありました。
中村副室長は、浦和レッズの『転機』として2002年からのさまざまなクラブの取り組み(強化本部の新設、3ヵ年目標の策定、大原サッカー場クラブハウスの建設、与野八王子グラウンドの整備など)をあげた上で、現在のレッズは、2002年と同じように新たな変革を遂げている最中であり、フィンケ監督のもと『レッズスタイル』の構築に向け、間違いなくチームは成長していると力強く語りました。
最後に「This is URAWA、これが浦和レッズの姿です」の一言の後に、2006年の優勝決定戦となったリーグ最終戦(12月2日ガンバ大阪戦)で、多くの人たちの願いが込められた、スタジアムや浦和の街の様子を写した映像が流れ、講義を締めくくりました。
中村修三経営企画室副室長
「今まで、クラブもファン・サポーターも『優勝する』という大きな目標を持って取り組んできた中で、『優勝したい』『優勝しなければならない』と状況が変化していくにつれ、現実として『勝つサッカー』を追求する方向に向かってしまった事実はあると思います。チームを取り巻く『優勝しなければならない』という環境は、今でも変わっていません。しかし、勝つだけではなく、ファン・サポーターの方々にも喜んでいただけるような、内容のあるサッカーを目指すために、クラブは、ドイツで『コンビネーション・サッカー』の構築に実績のあるフィンケ監督を招聘しました。まだチームは完成したわけではありませんが、90分間、人もボールも動くサッカーができるようになれば、内容も楽しめて、勝てるチームになると思います。
このような講義も地域貢献の一つですが、2つのJリーグクラブ、プロ野球の埼玉西武ライオンズさんをはじめ、いろいろな立場の人が講義をするということは、埼玉ならではの貴重な機会だと思います」