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第2回スポーツで埼玉をもっと元気に!開催
23日夜、埼玉県に拠点を置いてトップリーグで活動する5チームによる共同開催イベント『第2回スポーツで埼玉をもっと元気に!』が、さいたま市民会館おおみや小ホールにて開催されました。
約200名の来場者が集まりました。参加した団体は大崎電気ハンドボール部、埼玉西武ライオンズ(野球)、埼玉ブロンコス(プロバスケットボール)、そして大宮アルディージャと浦和レッズ。
大宮アルディージャの渡邉誠吾代表の開会の挨拶に続いて、清水勇人さいたま市長から激励の言葉を頂いた後、開会となり、サッカー中継でもおなじみのTBS土井敏之アナウンサーをナビゲーターに、3部に分かれて進行しました。
第1部は『ホームゲーム運営の舞台裏』と題して、各チームの試合運営に携わるスタッフが登壇。大崎電気ハンドボール部から小野和正自主運営グループ実行委員長、大宮アルディージャから高須久典事業本部グループ総括部長と黒田卓志事業本部運営グループ課長、埼玉西武ライオンズから狩野央事業部ベースボール・オペレーショングループ課長、埼玉ブロンコスから岐津知平取締役ホームゲーム運営担当、レッズからは須藤伸樹運営部課長、がパネリストとして参加し、各チームの運営面でのポリシーや集客のための取り組み、苦労話などを30分にわたって披露しました。
その中で、レッズの須藤運営課長は2007年AFCチャンピオンズリーグ決勝、第1戦セパハン戦でのエピソードを披露。イランのイスファハンで、スタジアムに女子トイレが併設されておらず、そのため、男子トイレを、日本人専用の『女子トイレ』にするための張り紙を前日から用意していたことを話すと、会場からは驚きと感心の声があがりました。
続いて、第2部-1として、『スポーツ選手のセカンドキャリア』というテーマで各チームのOBで現在はスタッフとして働く方々がステージへ。大崎電気ハンドボール部・東俊介マネージャー補佐、大宮アルディージャ・奥野誠一郎U-12コーチ、埼玉西武ライオンズ・高木大成事業部マーケティンググループ課長、埼玉ブロンコス・阿部理アシスタントコーチ、レッズからはホームタウン推進グループ兼広報部所属の内舘秀樹がそれぞれの引退時の思いや現在の仕事のやりがいなどについて語りました。
約25分間の第2部-1では、最後に土井アナウンサーから「引退して感じる現役選手に伝えておきたいことは?」という質問に、内舘が気持ちを込めて答えました。
「選手には、レッズはサポーターに支えられている、愛されているクラブだと感じてプレーしてほしいです。レッズのサポーターは厳しいですから、正直なところ、現役時代は『何であんなこと言われなきゃいけないんだ』って感じたこともありました(苦笑)。でも、今の仕事で街に出て、実際にサポーターの方と接すると、本当にレッズを愛してくれていることが伝わってきます。自分自身が現役のとき、それを素直に感じながらプレーできていたら、もうちょっと違うプレーができたり、もっとチームに貢献できていたんじゃないかなと思います」
この言葉の後、会場からこの日最も大きな拍手が送られました。
イベントの最後は、第2部-2『トップスポーツ選手に聞く』として、現役の選手・OBが登場。大崎電気ハンドボール部から豊田賢治選手、大宮アルディージャから藤本主税選手、埼玉西武ライオンズから高木大成事業部マーケティンググループ課長、埼玉ブロンコスから清水太志郎選手、レッズからは鈴木啓太、レッズレディースからは柳田美幸が参加しました。
ここでは、大宮アルディージャの藤本主税選手がボケとツッコミの2役で活躍。
土井アナウンサーの「試合中、観客の声は聞こえていますか?」という質問には、啓太が「レッズのサポーターは厳しいので、ヤジは聞こえやすいですね。ただ、それは選手の立場からも正しいと感じる反応で、そういう判断をしてくれるファン・サポーターが増えたのはすごくうれしいです」と回答。これに対し、藤本選手は「啓太君の言うように、『分かっているな』と感じさせるお客さんが増えてきています」と前置きした上で、「でも、大宮のサポ―ターは優しいので試合中のヤジはないです。試合後にはありますけど」と答え、会場を沸かせていました。さらに、啓太が「先日のさいたまダービーで0-3で負けてしまいました」と口にすると、すかさず藤本選手が立ち上がって「ありがとうございました」と言って深々と頭を下げ、場内に大きな笑いが起きました。
また、「選手にとって家族の支えは?」という話題では、未婚の柳田を土井アナウンサーが追求する場面も。柳田はかなり返答に困りながらも「…結婚はしたいですね。でも、まだいいかな…ということにしておいてください」と恥ずかしそうに語る場面もあり、競技を越えてトップアスリートの素顔が垣間見られる、和やかな雰囲気の中で進行しました。
約45分の第2部-2の最後には、ステージ上で選手たちが円陣を組んで記念撮影。お互いが上を目指していくことで、さらに埼玉のスポーツを盛り上げていくことを誓い合って、終了となりました。
鈴木啓太
「他のスポーツ選手の方たちと話ができて刺激を受けました。いろいろ話をして、試合に取り組む姿勢やマインドといったものは、競技は違っていてもそれほど変わらないんだなということ、人それぞれの部分も大きいんだなということも感じました。そしてそれ以上に、一緒に埼玉でやっている選手とこういった関係を持つことができて、お互いに切磋琢磨する機会ができたのはうれしいことでした。今日話をしてみて他の競技への興味もわいてきて、観に行ってみたいなと思いましたし、逆に自分たちの試合にも来てもらったり、これからもいい交流ができればなとも思いました」
柳田美幸
「サッカーとは違って、めちゃくちゃ緊張しました。キャプテンになってから、こういう機会も増えましたが、まだ駄目ですね(苦笑)。緊張で質問を忘れちゃって、何を答えていいのか分からなくなることがありました。
いろいろな競技の方からはじめて聞くことがたくさんあったので、面白かったです。印象に残ったことは、他の競技の方はオンとオフを分けるのにお酒を飲んだりすることですね。自分はお酒を飲まないので、それはちょっと意外でしたね」
約200名の来場者が集まりました。参加した団体は大崎電気ハンドボール部、埼玉西武ライオンズ(野球)、埼玉ブロンコス(プロバスケットボール)、そして大宮アルディージャと浦和レッズ。
大宮アルディージャの渡邉誠吾代表の開会の挨拶に続いて、清水勇人さいたま市長から激励の言葉を頂いた後、開会となり、サッカー中継でもおなじみのTBS土井敏之アナウンサーをナビゲーターに、3部に分かれて進行しました。
第1部は『ホームゲーム運営の舞台裏』と題して、各チームの試合運営に携わるスタッフが登壇。大崎電気ハンドボール部から小野和正自主運営グループ実行委員長、大宮アルディージャから高須久典事業本部グループ総括部長と黒田卓志事業本部運営グループ課長、埼玉西武ライオンズから狩野央事業部ベースボール・オペレーショングループ課長、埼玉ブロンコスから岐津知平取締役ホームゲーム運営担当、レッズからは須藤伸樹運営部課長、がパネリストとして参加し、各チームの運営面でのポリシーや集客のための取り組み、苦労話などを30分にわたって披露しました。
その中で、レッズの須藤運営課長は2007年AFCチャンピオンズリーグ決勝、第1戦セパハン戦でのエピソードを披露。イランのイスファハンで、スタジアムに女子トイレが併設されておらず、そのため、男子トイレを、日本人専用の『女子トイレ』にするための張り紙を前日から用意していたことを話すと、会場からは驚きと感心の声があがりました。
続いて、第2部-1として、『スポーツ選手のセカンドキャリア』というテーマで各チームのOBで現在はスタッフとして働く方々がステージへ。大崎電気ハンドボール部・東俊介マネージャー補佐、大宮アルディージャ・奥野誠一郎U-12コーチ、埼玉西武ライオンズ・高木大成事業部マーケティンググループ課長、埼玉ブロンコス・阿部理アシスタントコーチ、レッズからはホームタウン推進グループ兼広報部所属の内舘秀樹がそれぞれの引退時の思いや現在の仕事のやりがいなどについて語りました。
約25分間の第2部-1では、最後に土井アナウンサーから「引退して感じる現役選手に伝えておきたいことは?」という質問に、内舘が気持ちを込めて答えました。
「選手には、レッズはサポーターに支えられている、愛されているクラブだと感じてプレーしてほしいです。レッズのサポーターは厳しいですから、正直なところ、現役時代は『何であんなこと言われなきゃいけないんだ』って感じたこともありました(苦笑)。でも、今の仕事で街に出て、実際にサポーターの方と接すると、本当にレッズを愛してくれていることが伝わってきます。自分自身が現役のとき、それを素直に感じながらプレーできていたら、もうちょっと違うプレーができたり、もっとチームに貢献できていたんじゃないかなと思います」
この言葉の後、会場からこの日最も大きな拍手が送られました。
イベントの最後は、第2部-2『トップスポーツ選手に聞く』として、現役の選手・OBが登場。大崎電気ハンドボール部から豊田賢治選手、大宮アルディージャから藤本主税選手、埼玉西武ライオンズから高木大成事業部マーケティンググループ課長、埼玉ブロンコスから清水太志郎選手、レッズからは鈴木啓太、レッズレディースからは柳田美幸が参加しました。
ここでは、大宮アルディージャの藤本主税選手がボケとツッコミの2役で活躍。
土井アナウンサーの「試合中、観客の声は聞こえていますか?」という質問には、啓太が「レッズのサポーターは厳しいので、ヤジは聞こえやすいですね。ただ、それは選手の立場からも正しいと感じる反応で、そういう判断をしてくれるファン・サポーターが増えたのはすごくうれしいです」と回答。これに対し、藤本選手は「啓太君の言うように、『分かっているな』と感じさせるお客さんが増えてきています」と前置きした上で、「でも、大宮のサポ―ターは優しいので試合中のヤジはないです。試合後にはありますけど」と答え、会場を沸かせていました。さらに、啓太が「先日のさいたまダービーで0-3で負けてしまいました」と口にすると、すかさず藤本選手が立ち上がって「ありがとうございました」と言って深々と頭を下げ、場内に大きな笑いが起きました。
また、「選手にとって家族の支えは?」という話題では、未婚の柳田を土井アナウンサーが追求する場面も。柳田はかなり返答に困りながらも「…結婚はしたいですね。でも、まだいいかな…ということにしておいてください」と恥ずかしそうに語る場面もあり、競技を越えてトップアスリートの素顔が垣間見られる、和やかな雰囲気の中で進行しました。
約45分の第2部-2の最後には、ステージ上で選手たちが円陣を組んで記念撮影。お互いが上を目指していくことで、さらに埼玉のスポーツを盛り上げていくことを誓い合って、終了となりました。
鈴木啓太
「他のスポーツ選手の方たちと話ができて刺激を受けました。いろいろ話をして、試合に取り組む姿勢やマインドといったものは、競技は違っていてもそれほど変わらないんだなということ、人それぞれの部分も大きいんだなということも感じました。そしてそれ以上に、一緒に埼玉でやっている選手とこういった関係を持つことができて、お互いに切磋琢磨する機会ができたのはうれしいことでした。今日話をしてみて他の競技への興味もわいてきて、観に行ってみたいなと思いましたし、逆に自分たちの試合にも来てもらったり、これからもいい交流ができればなとも思いました」
柳田美幸
「サッカーとは違って、めちゃくちゃ緊張しました。キャプテンになってから、こういう機会も増えましたが、まだ駄目ですね(苦笑)。緊張で質問を忘れちゃって、何を答えていいのか分からなくなることがありました。
いろいろな競技の方からはじめて聞くことがたくさんあったので、面白かったです。印象に残ったことは、他の競技の方はオンとオフを分けるのにお酒を飲んだりすることですね。自分はお酒を飲まないので、それはちょっと意外でしたね」