NEWS
ハートフルサッカーinシンガポール最終日
ハートフルクラブは、3月28日「ハートフルサッカー in シンガポール」(共催・国連の友アジア-パシフィック(FOUNAP)、協賛・三菱商事株式会社、三菱重工業株式会社)の3日目を迎えました。
23日にバングラデシュ入りした今回の遠征の最終日となる28日午前、レジャー施設が集まるセントソーサ島近くのPSAクラブで労働組合であるMTUC組合員のうち参加を希望した子息50名が集まりました。PSAはサッカーグラウンドのほか、テニスコート、体育館、レストランを備えるスポーツクラブで、充実した施設に一同は目を見張っていました。
ハートフルクラブは、前日の27日夜、MTUCの歓迎レセプションに招かれていたこともあり、朝からお互いに挨拶を交わす友好ムードの中スタート。また、今シーズンからアルビレックス新潟シンガポールの監督に就任した前ハートフルクラブコーチの杉山弘一氏も駆け付け、コーチたちと旧友を温めていました。
幼稚園生から中学生まで幅広い年齢層の子供たちは、英語を交えて語りかけるコーチたちにすぐになじみ、仲間と協力し合うメニューに取り組んでいました。2チームに分かれた「人数ゲーム」では、皆が一生懸命にボールを追い掛け、ゴールが決まるたびに、チーム全員で喜びを爆発。最後まで子供たちの歓声がピッチに響いていました。
参加したマフド君(12)は、「チームワークやパスについて教えてもらいまいした。コーチたちはとてもフレンドリーで楽しかったです」と話していました。12歳のアイナル君の父親アブドル・ラヒムさんは「コーチは規律や対話を重視しており、プログラムを見ていてそのメッセージが伝わってきました。感銘を受けながら見学していました」と感想を語っていました。
28日夜には、在シンガポール日本大使館の梅澤彰馬参事官私邸でのバーベキューパーティに招かれました。大使館員やシンガポール在住のサッカー関係者とともに、サッカーやシンガポールの話題で盛り上がり、7回のプログラムに計460名の子供たちが参加した遠征の全日程が終了。遠征メンバー一行は29日シンガポールを経ち、夜無事成田に到着しました。ハートフルクラブは、サッカーを通じた独自の草の根交流のため、今シーズンも数カ国を訪問する予定です。
落合 弘キャプテン
「このような活動をサポートいただいたパートナーや、在留邦人の方々のご協力に深く感謝しています。今回は、後発発展途上国と先進国という対照的な国を訪れ、社会システムの等で国の形が変わるのではないか、日本もしっかりしなければいけないと感じました。そして、どんな社会、どんな経済状況であってもハートフルの活動は重要であることを感じました。シンガポールでは、子供たちが言うことを聞けないといった人間としてのベースづくりが崩れかかっている面も見えました。ハートフルクラブは、『子供が大切』という使命感を持ち、妥協してはいけないところはしっかりと伝えていかなければいけません。芯をぶらさずにハートフルクラブらしく行動できるようさらに発展させていきたいと思いました」
神野真郎コーチ
「どの国でも大歓迎していただきました。ダッカでは、道に迷い村の奥深くまで入り、日本とは違う生活環境を目の当たりにしました。子供たちはとても純粋で、目はきらきらと輝いていました。シンガポールでも、笑顔にあふれ、言葉は通じなくても心がひとつになるような場面が多くありました。海外では想像していないことが起きること自体、コーチたちに刺激を与える貴重な経験になっています。特にハプニング時の対応をどうするのかを考えることはとても大切で、今後に生かしていきたいです」
室井市衛コーチ
「バングラデシュでの1000人を超える子供たちの歓迎ぶりは、あたかも『故郷に錦』を飾った人の里帰りのような熱狂ぶりでした。人なつこくてこちらも自然と笑顔になりましたし、もっともっと子供たちと一緒にいたかったです。シンガポールでは、言うことを聞けない子供がいた回もありましたが、中にはこちらの目をしっかりと見ていてくれる子供たちもいて、同じシンガポール人でも考え方に違いがあることが分かりました」
城定信次コーチ
「訪問した両国の環境はかなり違いましたが、子供はどこでも変わらず、笑顔を見せ、サッカーを楽しんでいたことをうれしく思いました。とりわけ、バングラデシュでは、子供たちの自己アピール力は強く、こちらのパフォーマンスに対する反応もとても素晴らしかったです。たくさんの国に出向いて、サッカーの素晴らしさを伝えていきたいと感じました。コーチの表現力がとても大切であることがアジアに来るとよく分かります。いろいろな面で強めていきたいと思います」
石黒琢也コーチ
「疑いのない純粋な目をする子供たち、人の言うことを聞かない子供たち等、テレビでなく実際に異文化に触れたことは、驚きもありましたが、有意義でした。片言のベンガル語や英語での対話ということもあり、初めは心に壁を感じましたが、時間が経つにつれてお互い打ち解けて、最後のゲームではたくさんの笑顔を見ることができました。いろいろな環境、いろいろな子供と接した今回の経験を、県内での活動につなげていきたいと思います」
23日にバングラデシュ入りした今回の遠征の最終日となる28日午前、レジャー施設が集まるセントソーサ島近くのPSAクラブで労働組合であるMTUC組合員のうち参加を希望した子息50名が集まりました。PSAはサッカーグラウンドのほか、テニスコート、体育館、レストランを備えるスポーツクラブで、充実した施設に一同は目を見張っていました。
ハートフルクラブは、前日の27日夜、MTUCの歓迎レセプションに招かれていたこともあり、朝からお互いに挨拶を交わす友好ムードの中スタート。また、今シーズンからアルビレックス新潟シンガポールの監督に就任した前ハートフルクラブコーチの杉山弘一氏も駆け付け、コーチたちと旧友を温めていました。
幼稚園生から中学生まで幅広い年齢層の子供たちは、英語を交えて語りかけるコーチたちにすぐになじみ、仲間と協力し合うメニューに取り組んでいました。2チームに分かれた「人数ゲーム」では、皆が一生懸命にボールを追い掛け、ゴールが決まるたびに、チーム全員で喜びを爆発。最後まで子供たちの歓声がピッチに響いていました。
参加したマフド君(12)は、「チームワークやパスについて教えてもらいまいした。コーチたちはとてもフレンドリーで楽しかったです」と話していました。12歳のアイナル君の父親アブドル・ラヒムさんは「コーチは規律や対話を重視しており、プログラムを見ていてそのメッセージが伝わってきました。感銘を受けながら見学していました」と感想を語っていました。
28日夜には、在シンガポール日本大使館の梅澤彰馬参事官私邸でのバーベキューパーティに招かれました。大使館員やシンガポール在住のサッカー関係者とともに、サッカーやシンガポールの話題で盛り上がり、7回のプログラムに計460名の子供たちが参加した遠征の全日程が終了。遠征メンバー一行は29日シンガポールを経ち、夜無事成田に到着しました。ハートフルクラブは、サッカーを通じた独自の草の根交流のため、今シーズンも数カ国を訪問する予定です。
落合 弘キャプテン
「このような活動をサポートいただいたパートナーや、在留邦人の方々のご協力に深く感謝しています。今回は、後発発展途上国と先進国という対照的な国を訪れ、社会システムの等で国の形が変わるのではないか、日本もしっかりしなければいけないと感じました。そして、どんな社会、どんな経済状況であってもハートフルの活動は重要であることを感じました。シンガポールでは、子供たちが言うことを聞けないといった人間としてのベースづくりが崩れかかっている面も見えました。ハートフルクラブは、『子供が大切』という使命感を持ち、妥協してはいけないところはしっかりと伝えていかなければいけません。芯をぶらさずにハートフルクラブらしく行動できるようさらに発展させていきたいと思いました」
神野真郎コーチ
「どの国でも大歓迎していただきました。ダッカでは、道に迷い村の奥深くまで入り、日本とは違う生活環境を目の当たりにしました。子供たちはとても純粋で、目はきらきらと輝いていました。シンガポールでも、笑顔にあふれ、言葉は通じなくても心がひとつになるような場面が多くありました。海外では想像していないことが起きること自体、コーチたちに刺激を与える貴重な経験になっています。特にハプニング時の対応をどうするのかを考えることはとても大切で、今後に生かしていきたいです」
室井市衛コーチ
「バングラデシュでの1000人を超える子供たちの歓迎ぶりは、あたかも『故郷に錦』を飾った人の里帰りのような熱狂ぶりでした。人なつこくてこちらも自然と笑顔になりましたし、もっともっと子供たちと一緒にいたかったです。シンガポールでは、言うことを聞けない子供がいた回もありましたが、中にはこちらの目をしっかりと見ていてくれる子供たちもいて、同じシンガポール人でも考え方に違いがあることが分かりました」
城定信次コーチ
「訪問した両国の環境はかなり違いましたが、子供はどこでも変わらず、笑顔を見せ、サッカーを楽しんでいたことをうれしく思いました。とりわけ、バングラデシュでは、子供たちの自己アピール力は強く、こちらのパフォーマンスに対する反応もとても素晴らしかったです。たくさんの国に出向いて、サッカーの素晴らしさを伝えていきたいと感じました。コーチの表現力がとても大切であることがアジアに来るとよく分かります。いろいろな面で強めていきたいと思います」
石黒琢也コーチ
「疑いのない純粋な目をする子供たち、人の言うことを聞かない子供たち等、テレビでなく実際に異文化に触れたことは、驚きもありましたが、有意義でした。片言のベンガル語や英語での対話ということもあり、初めは心に壁を感じましたが、時間が経つにつれてお互い打ち解けて、最後のゲームではたくさんの笑顔を見ることができました。いろいろな環境、いろいろな子供と接した今回の経験を、県内での活動につなげていきたいと思います」