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ハートフルサッカーinバングラデシュ第2日

バングラデシュを訪れている『ハートフルクラブ』の『ハートフルサッカー in バングラデシュ』(共催・国連の友アジア-パシフィック(FOUNAP)、協賛・三菱商事株式会社)は、ダッカでの活動を草の根交流を続けました。

落合 弘キャプテン他コーチら計7名は、2日目の24日午後、ダッカ日本人学校を訪れ、ダッカ在住の日本人の皆様とサッカーを楽しみました。まずは、ダッカ日本人会サッカー部と交流試合。会場に駆け付けた在バングラデシュ大使館の篠塚保大使の他、出迎えたメンバーはこの日のためのオリジナルTシャツを用意して歓迎していただきました。結果は、サッカー部からの助っ人を得たハートフルクラブが、15分ハーフの後半ロスタイムに勝ち越し2-1で勝利。30度を超す暑さでしたが、ハートフルクラブの受け入れ準備をしてきた在住日本人の方々親睦を深めました。

その後、幼稚園生から高校生まで約40名の子供たちを対象とするプログラムを行ないました。初めはおとなしさもうかがえる子供たちでしたが、コーチが一生懸命に楽しくサッカーを行なうよう促すと、すぐにコーチたちに親しみ活気に溢れる雰囲気に。ハートフルクラブが推し進める「思いやり」「コミュニケーション」「工夫」を促すメニューを仲間たちと楽しそうに取り組んでいました。また、20名の日本人会の方々には落合キャプテンから、活動趣旨の説明を受けた後、楽しそうに走り回る子供たちの姿に目を細めていました。
終盤に行なわれた恒例の「人数ゲーム」では、学年は大きく違うものの、全員が同じピッチで参加。子供たちは仲間に声援を送ったり励まし合いながら、ピッチを走り回り、最高の盛り上がりの中で終了。街の喧騒をかき消すような元気な声がこだましていました。

参加した大村恵理華さん(14)は、「コーチたちが楽しくサッカーができるよう引っ張ってくれました。話し方も分かりやすく、とても良い雰囲気でした。コーチたちとは、初めて会った感じが消えるほど、全員が一体化してサッカーができました」と充実した笑顔を見せていました。佐藤りょう君(8)も「コーチの教え方はとても優しく、今日1日でサッカーがうまくなったと思います。最後のゲームでは勝てたし、楽しかったです。また一緒にサッカーしたいです」と声を弾ませていました。

7歳のお子様を見守っていた諏訪貴子さんは「終わった直後に子供が『楽しかった』と駆け寄ってきました。スポーツを通してあいさつなど忘れがちな大切なことをあらためて確認できました」と話していました。3名のお子様が参加した相馬淳子さんも「落合キャプテンの話を聞いて、チームワークの大事さを思い起こすことができました。子供たちもとても楽しそうで、何回でも参加させたいプログラムです」と感想を話しました。
日本人学校の教諭でもある大貫岳彦さんは「外で遊ぶ環境にないダッカで、また日本人の子供たちが一堂に集まることがほとんどない中、これだけの子供たちが一緒にサッカーができました。子供たちがここまで楽しそうにしている姿は初めてで、これまでにない素晴らしい雰囲気となりました」とコーチたちに感謝していました。

また、プログラム以外での交流も行なわれました。3月23日夜、在バングラデシュ大使館の篠塚保大使公邸でのレセプションに招かれました。篠塚大使は子供の心を育むハートフルクラブのアジアでの活動について、「長期的な視点から、自分たちで考えた独特の交流プログラム」と激励。市内の大渋滞で1時間以上遅れて到着した一行でしたが、大使館スタッフのほか共催するFOUNAPの金森孝裕理事、エムダット・シェイク理事や、川合友実ダッカ日本人会会長、協賛する三菱商事の徳田均ダッカ事務所長たちをまじえ多くの話題で盛り上がりました。24日夜は、ダッカ日本人会の方々と会食し、サッカーやバングラデシュの話に花をさかせていました。

初めてのバングラデシュでの心あたたまる活動を無事終えたハートフルクラブ一行は24日深夜、次の目的地であるシンガポールへ向かい、26日午前無事到着しました。シンガポールでは26~28日に4回のプログラムを行なう予定です。

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