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トップパートナー NIKE本社(米国ポートランド)を訪問

2025年6月18日、代表の田口 誠や興梠慎三パートナー営業兼アカデミーロールモデルコーチをはじめとするクラブスタッフが、トップパートナーであるナイキジャパンの本社にあたるワールド・ヘッドクォーターを訪問した。今回の訪問は、長年にわたるパートナーであるナイキジャパンとの連携をさらに強化し、今後の戦略について意見交換を行うことを目的とした。

NIKE本社は、FIFA Club World Cup 2025でチームのキャンプ地にもなっていた米国オレゴン州ポートランド近郊に位置し、豊かな自然に囲まれた広大な敷地を誇っている。敷地内には、マイケル ジョーダンやセリーナ ウィリアムズといったレジェンドアスリートの名を冠した建物が点在、陸上トラックや複数のスポーツフィールドも整備されていた。従業員が日常的にスポーツに親しめる環境は、まさに「スポーツを日常の習慣にする」という同社のフィロソフィーを体現したもの。




現地に到着すると、ゲートにはこの訪問に合わせ浦和レッズのエンブレムが大きく掲げられており、クラブへの敬意と温かい歓迎の意が伝わってきた。
その後は、NIKE社のスタッフが浦和レッズを迎え、施設内を丁寧に案内してくれた。
案内の中で一貫して語られていたのは、「Listen to the voice of the athlete(アスリートの声に耳を傾ける)」という、同社のすべての活動の原点となる考え方であった。これは、アスリートやクラブを単なるビジネスパートナーとして見るのではなく、それぞれが持つ感情や哲学を深く理解し、尊重する姿勢の表れであると感じ、社員一人ひとりが「ストーリーテラー(語り手)」であることの意味を強く実感した。





敷地内には、創業期にNIKEを支援した日本企業への感謝を示すために造られた本格的な日本庭園があり、歴史やパートナーシップを重んじるNIKE社の姿勢を象徴していた。


また、最新のテクノロジーが集約された開発ラボやショールームなども視察。アスリートのパフォーマンス向上を目的としたプロダクト開発におけるイノベーションの最前線に触れる貴重な機会となった。視察の最後には今後の日本におけるマーケティング活動についてのプレゼンテーションを実施後、両社でのディスカッションを行い、訪問は終了した。

今回の訪問を通じNIKE社の強さが、製品力だけではなく、揺るぎないフィロソフィーと、それを体現する人々によって支えられていることを強く認識し、「何を届けるか」だけでなく、「どういった存在として、何のために届けるのか」に意味があるということをあらためて考えさせられる時間となった。

今後も浦和レッズはトップパートナーとして昨年20周年をむかえたナイキジャパンとの連携をさらに深め、ファン・サポーターのみなさまと共に、フットボールを通じた新たな価値の創造とクラブのさらなる成長に取り組んでいく。



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