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アカデミーセンターがフランクフルトと2度目の交流

21日、浦和レッズのアカデミーのコーチ・スタッフが、アイントラハト フランクフルトの国際部 主任を務めるニコライ アダム氏と交流を行った。



3月に続いて2度目の交流となる今回もニコライ氏が大原サッカー場に来訪。パートナーシップの一環として育成の分野で互いの手法や哲学を共有、提携することを目的として、アカデミーのコーチ・スタッフがレクチャーを受けた。



レクチャーはニコライ氏が映像も使用しながらフランクフルトの哲学・コンセプトを説明する形となったが、アカデミーへの事前のヒアリングも行われながら、下記の4項目を主なテーマに行われた。

(1)フランクフルトのフィロソフィーやメソッドを浸透させる為に、選手主導またはチームコンセプトのバランスをどのようにしているのか
(2)選手主体性を育む取り組みや手法
(3)年代で求める選手、スタッフの人材
(4)フィジカルフィットネス

アカデミーのコーチ・スタッフは真剣にニコライ氏のレクチャーを聞きつつ、疑問点やより深く知りたいことについて質問。それに対してニコライ氏もさまざまな例も挙げながら真摯に答えていた。



ニコライ氏と土橋正樹ヘッドオブコーチは感想を次のように語っており、今回の約2時間の交流も充実感を得られたようだ。

【ニコライ アダム氏】
「いつでもここに来ることを楽しみにしていますし、今回も来られたことをうれしく思います。3月に来たときも感じましたが、クラブの雰囲気がとても良く、指導者同士もうまくコミュニケーションを取れていると感じます。今日もソフトスキル(対人的な指導や意思疎通、行動などをうまく行える能力)の話をしましたが、それがとてもうまくできていると思います。今後も浦和レッズとの関係を強化していきたいです。知識の交流はフランクフルトからレッズだけではなく、お互いの知識の交流を深めていきたいです。選手も交流させていきたいと思っていますし、例えばレッズの選手がフランクフルトのセカンドチームに行き、そこからトップチームを目指すということもできるようにしたいと思っています。長谷部(誠)選手があとどれくらい現役生活を続けるかは分かりませんが、その後も日本人選手にフランクフルトでプレーしてほしいと思っていますし、特に浦和レッズから加入してくれればうれしいです」

【土橋正樹ヘッドオブコーチ】
「まず浦和レッズとフランクフルトが提携しながら、いろいろなノウハウを学ぶ機会を定期的に行っていただくことに感謝しています。我々はトップチーム(プロフェッショナル)で活躍できる選手や世界に通用する選手を輩出することを目指していますし、フランクフルトから多くの学びを得て、アカデミーの選手たちに還元できるようにしていきたいです。今後はニコライさんに来日していただくだけではなく、我々がフランクフルトに行って、実際に体感した学びをクラブに還元していけるようにしていきたいです。お互いのビジョンは同じだと思いますし、トップチームからフランクフルトに加入する選手が出てきたり、アカデミーの選手とスタッフがフランクフルトに行って短期でも長期でも学ぶ機会を作るということも実現していきたいです」



【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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