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浦和学院高等学校で『SDGsと「人権」に関する講演会』を開催

6月21日、国連の友アジア-パシフィック(AP)と浦和レッズ、浦和学院高等学校は、さいたま市にある同校の体育館で『SDGsと「人権」に関する講演会』を開催した。この講演会は、レッズが国連の友APと共に活動を行っている国連プログラム『SPORTS FOR PEACE!プロジェクト』の一環として、2016年より継続的に実施しているもの。同校の1年生の生徒およそ1,100人を対象に講義を行い、参加した生徒たちは、レッズと国連の友APが取組む啓発活動に関して熱心に耳を傾けていた。

浦和レッズの白戸秀和ホームタウン本部本部長は、冒頭にレッズと国連の友AP、そしてレッズと浦和学院高等学校との提携について説明した後、『SPORTS FOR PEACE!』の活動や、浦和レッズが取組むSDGsについて生徒たちに伝えていった。

続いて、国連の友APの高島まゆみ氏が『人権・差別』をテーマに講演を行った。身近な問題である「いじめ」や「差別」の例を挙げながら、それらがいかに人々の大切な命を奪い、心を深く傷つけるかを説明し、人の権利を侵害する理由は、誰にも、どこにもないこと、「人権」は自分にも他者にも最も大切なものであること、を生徒たちに熱心に伝えていった。

レッズと浦和学院高等学校は2022年に業務提携を行い、これまでの活動をより強固にするとともに、協定書にある『スポーツ、教育、文化などの面における地域貢献活動』について、順次実施していくこととしている。

【国連の友アジア-パシフィック 金森孝裕理事】
「人権はSDGs達成の根幹になるものです。人権とは個人が生まれながらに持つ普遍的で不可侵の権利です。ただ、日本では、「人権」を認識する機会が少ないように感じます。そのため、今日は浦和学院高等高校の1年生に対して、まずは興味を持っていただくことから始めるために、「いじめ」を問題提起し、さまざまな映像を盛り込みながらの講演を行いました。友達や他の人の人権を尊重することは、同時に自分自身の人権も尊重し、自己価値を認め、相互に信頼を築き、公正で包括的な社会を構築する基盤となります。高校生という多感な時期を迎えるみなさんに、いろいろなことを学ぶ中から多くを吸収して、充実した高校生活を送っていただければと思います」

【浦和学院高等学校(学校法人明星学園) 神成裕理事長】
「今日、世界的にあらゆる分野が変革期に入り、チャットGPTなどの生成AIが急速に普及し始め、デジタル技術により社会は大きく変容し、個人の基本的人権を守るために、「AI規制」の世界的な議論も活発化していますが、国家間の争いこそが最も邪悪な人権侵害であり、人権を守るために、私達は世界の人々と英知を結集して、この争いを阻止しなければなりません。
多様な文化を理解し尊重して、人間愛を持って世界平和と持続可能な社会のために、SDGsに貢献できる「人材育成」に、私たちのミッションを果たしたいと思います」

【浦和レッドダイヤモンズ 白戸秀和ホームタウン本部本部長】
「差別撲滅の取組みで一番重要なことは継続することであるとの共通認識から、本年度も浦和レッズ、そして国連の友APによる人権に関する講演会を実施させていただきました。このほか10月には、2017年から浦和学院高等学校とともに継続して実施している『グローバル講習会』も予定しています。この講習会では、修学旅行を控えた2年生が海外渡航を前に『グローバル』や『多様性』を考えるきっかけづくりとして行ってきたものです。今後も、国連の友AP、浦和学院高等学校とともに差別撲滅啓発活動を継続していきたいと考えています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】



浦和学院高等学校で『SDGsと「人権」に関する講演会』を開催

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