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『浦和レッズハートフルミーティング2023』を開催

10日、埼玉スタジアムで『浦和レッズハートフルミーティング2023』が行われた。

サッカーを通じて『こころ』を育むことをテーマに活動しているハートフルクラブは、2023年に設立20周年を迎え、今回は20年目の活動報告と21年目の活動方針を行った今回のミーティングにもハートフルクラブの活動を支援していただいているパートナーや自治体など28の企業・団体のみなさまにご参加いただいた。



はじめに田口 誠代表から日ごろからご支援いただいている方々へ謝辞が送られた。その中で田口代表は、ハートフルクラブの目的について、「営利」ではなく、「地域や日本社会で、豊かなこころが育まれ、豊かなこころを持った人々が地域やクラブ、日本の社会で活動する」ための「投資」であると説明した。

田口代表のあいさつの次に、落合 弘キャプテンをはじめハートフルコーチの神野真郎、室井市衛、石黒琢也、小礒義明、西川優大、盛田剛平、池田 学、酒井友之、鰺坂真人、島田武虎の11人があいさつ。その後、白戸秀和ホームタウン本部 本部長から2022年度の活動報告と2023年度の活動方針の説明が行われた。

ハートフルクラブの活動は、コロナ禍の影響で2020年には年間28,000人まで参加人数が低下したが、2022年は528回、合計41,752人の子供たち(一部大人も含む)まで回復した。特に、小学校や幼稚園への訪問は年計200回を超えており、教育機関からのリクエストが継続的に高いことが紹介された。

新型コロナウイルス感染症対策の取り組みも報告され、昨年までは例えば小学校なら落合キャプテンの授業を教室から体育館に場所を移したり、プレー中も盛り上がるために重要な大声を制限したりせざるを得なかったが、白戸本部長は「このような報告をするのは今回が最後になり、来年からは通常通りの盛り上がりを報告できると思います」と話した。

また、2011年の東日本大震災以降、『ハートフルサッカー in 東北』として大槌町や山田町、Jヴィレッジで子供たちの『こころのケア』を行い続けていること、これまで35ヵ国ほどで行ってきた『ハートフルサッカー in ASIA』として昨夏にはクラブとしてパートナーシップを締結しているムアントン ユナイテッドと『草の根国際交流』と行ったことも報告された。さらにさいたま市が推進する『さいたまスポーツシューレ』構想にハートフルクラブで20年蓄積された経験を生かしながら協力することを検討していくことも伝えられた。

さらにハートフルクラブのキーワードとして(1)仲間を信頼しおもいやるこころ、(2)お互いに楽しむこころ、(3)何事も一生懸命やるこころ、があり、それは今後も変わらないとしながらも、プラスワンとして「考えよう」もテーマに掲げながら活動していくことも説明された。



第1部の最後は落合キャプテンがあいさつ。落合キャプテンは冒頭に「ありがとう20周年。まずみなさんにお伝えしたいことは感謝の気持ちです」と感謝。続けてハートフルクラブが設立された理由として、20年前はトップチームの結果がなかなか出ない中でもファン・サポーターや地域の方々に熱く応援していただいたことに対して、「地域のみなさんにお礼しよう」という考えがあったことを説明した。

そして、オンラインでのコミュニケーションが発達している世の中においても、「こころを育てるためにはこころに触れなければいけない」こと、そのためにはコーチ陣が必死にならないといけないこと、そしてそういう世の中だからこそスポーツが頑張らなければいけないことなどを熱弁した。



約50分のミーティングを終えた後は、第2部として埼玉スタジアム第3グラウンドでサッカースクール体験が行われた。『いそコーチ』こと小磯コーチが指導し、元浦和レッズの野田紘史氏も参加する中、小学校6年生の気持ちに戻ることを求められた大人の参加者は、緑のピッチではつらつとプレー。白戸ホームタウン本部長から「コロナ禍でハイタッチができないことから考え出されたが、今後も継続されていくか楽しみ」と言われたハートマークで喜びを示し、プレーしていない人たちも大声で応援するなど、活気あふれる雰囲気の体験会となった。

その後は歓談・懇談の時間も取りつつ、当日に埼玉スタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ 第10節 サガン鳥栖戦を観戦いただき、『浦和レッズハートフルミーティング2023』は終了となった。



【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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