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浦和レッズサポーターによる違反行為について(処分の決定)

J1リーグ 第7節 名古屋グランパス戦において確認されました、浦和レッズサポーターによる複数の違反行為につきまして、行為者への聞き取り調査を含む事実確認が完了いたしました。
それを受けまして、行為者への処分を下記の通り決定いたしましたので報告申し上げます。

■処分1
・違反行為
(1)立ち入り禁止エリアへの侵入行為
(2)横断幕掲出禁止エリアへの横断幕掲出行為

・処分対象者
両行為の主導者である浦和レッズサポーター5名

・処分内容
4月12日(水)以降に開催される、浦和レッズのホームゲーム3試合への入場禁止
(ホームゲーム入場禁止期間内に開催されるアウェイゲームも入場禁止の対象試合に含む)

・処分決定経緯
聞き取り調査の結果当該サポーターからは、2023シーズンに豊田スタジアムで行われた名古屋グランパス様のJ1リーグホームゲームにおいて、当該立ち入り禁止エリアでの幕の掲出が許諾され、また当該エリアの観戦席が販売されていたことから、立ち入り禁止エリアとは認識せずに上記(1)(2)の行為に及んだとの主張がございました。しかしながら、それを禁止する旨は名古屋グランパス様のオフィシャルホームページに明記されており、またホームクラブの定める観戦ルールに違反した事実を鑑み上記処分といたしました。

■処分2
・違反行為
(3)警備員への暴行と思われる行為を含む諍い

・処分対象者
行為者である浦和レッズサポーター1名

・処分内容
4月12日(水)以降に開催される、浦和レッズのホームゲーム10試合への入場禁止
(ホームゲーム入場禁止期間内に開催されるアウェイゲームも入場禁止の対象試合に含む)

・処分決定経緯
現時点においても行為者は暴行行為を行ったことを認めておらず、客観的にその事実を証明し得る情報を確認できていないため、行為内容を上記表現としております。また、当事者間で既に和解が成立しているという事実もございますが、暴行と思しき行為を行うことはその程度がどの様なものであっても決して許容されるものではなく、和解の事実が処分の決定に影響を及ぼすものではないと判断し、本人同意のもと上記処分といたしました。

■その他
名古屋グランパス様よりご指摘いただいておりました「事前の申請・許可なくSスタンド2Fの座席への装飾物貼り付け」につきましては、名古屋グランパス様発表の観戦ルールに明記されておらず、事前の説明も頂戴していなかったことから違反行為とは認識せず、処分の対象といたしません。

改めまして、名古屋グランパス様、暴力行為の被害に遭われた方を始めとした、関係される全ての方々に心から深くお詫び申し上げます。
浦和レッズといたしましては、クラブとしての対応の見直しと、違反行為への適時適切且つ毅然とした対応、そして観戦ルールの周知および遵守徹底により一層努めてまいります。

浦和レッズサポーターによる違反行為について(処分の決定)

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