MENU

NEWS

浦和学院高等学校(学校法人明星学園)と業務提携。調印式に立花代表が出席

12日、埼玉スタジアムのボールルームにて、浦和レッズと浦和学院高等学校(学校法人明星学園)における『業務提携に関する協定書』の調印式が行われ、レッズからは立花洋一代表、浦和学院高等学校からは神成 裕理事長が出席した。



レッズと浦和学院高等学校は共に美園地区で活動しており、カラーも赤と同一。これまでにも、『差別撲滅に関する人権教育』を浦和レッズと国連の友アジアーパシフィックが提供することで国際教養を重視する浦和学院と合意し2016年から継続的に実施、さらに青少年の健全な育成の観点から、人権などに関する講座や、試合の観戦学習会を実施。

また、浦和学院高等学校サッカー部に、元浦和レッズユース監督である村松 浩氏が就任するなどサッカー面でのつながりもできはじめている。





会見では、司会を務めた白戸秀和 パートナー・ホームタウン本部 本部長から協定の趣旨が説明された後、立花代表と神成理事長が協定書にサイン。フォトセッションを行い、両者が今回の提携についてコメントした。



神成理事長からは、「当校にとっても大変に名誉のある提携だと感じています。FIFAワールドカップカタール2022では日本の選手たちが活躍されて、勇気と感動をもらい、サッカーの不思議な力、可能性を感じました。この30年間、日本は元気がなく、何となく成長が止まった感じでしたが、サッカーからは世界に向けて活躍できる力があると感じました。今回の調印も本当にうれしく思います」と言葉をいただいた。



立花代表は、クラブとして実行しなければいけないミッションについて、「まずは教育」としながら、「プレーをする前に人間的な教育や常にスポーツマンシップを理解して行動することなど、大事な部分をみなさんと一緒に築けていけたらと思っています」とコメント。また、浦和学院高等学校のカラーも赤であることから、「みなさんと情熱を分かち合いながら、赤を育てていきたいと思います」とあいさつした。

続く質疑応答では、提携による生徒たちへのメリットを聞かれると、神成理事長は、「憧れのチームですので、子供たちは全面的に喜んでくれると思います。特にこの美園地区は両者のホームなので、スポーツや子供たちとの交流を含めて、美園地区を元気にするということから広がって、埼玉県を元気にできる可能性がある今回の提携だと思っています」と答えられた。

また、サッカーを通じての関係の見通しについて問われると、立花代表は「(全国高校サッカー選手権埼玉予選では今年ベスト4となるなど)浦和学院さんのサッカー部は非常に強くなっているなか、いい選手が浦和学院さんに集まれば、浦和学院出身のJリーガーがたくさん生まれると思います。我々としてはユース選手もたくさん持っていますが、地元の高校から成長した選手がJリーガーになり、浦和レッズに入る、すでに安居(海渡)選手もいますが、そういう選手がどんどん増えてほしいと思います」と答えた。

続いて神成理事長は、「この30年間、Jリーグには3つのカテゴリーができて、40の都道府県に60近いクラブチームができたと思いますが、この成長はサッカーならではだと思います。子供たちはサッカーを通じて地域との関わりや社会との関わり、世界との関わりを肌で感じることができますので、浦和学院のサッカー部だけではなく、さらに下の地域の子どもたちがサッカーに親しめるような提携になってくれればいいと思っています」と期待を寄せられていた。

今回の業務提携は、レッズと浦和学院高等学校のこれまでの活動をより確かに強固するとともに、協定書にある『スポーツ、教育、文化などの面における地域貢献活動』について、両者が協議しながら順次実施していく。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ