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阿部勇樹引退試合「さまざまな名場面。笑顔あふれるラストマッチ」

12日、埼玉スタジアムで『阿部勇樹引退試合』が行われた。

選手入場時にはバックスタンドにハートの22が記されたビッグフラッグ、北ゴール裏に『ABE YUKI』の文字が掲げられ、この日の主役である阿部を迎えた。

前半は阿部がJEF・JAPAN FRIENDSの一員としてプレーし、URAWA ASIAN KINGSは2007年にAFCチャンピオンズリーグを制したメンバーが中心となった。

序盤から田中マルクス闘莉王が岡野雅行を叱咤してスタジアムを盛り上げたが、先制したのはJEF・JAPAN FRIENDS。20分、阿部にとってジェフユナイテッド市原・千葉のチームメート、そしてジェフユナイテッド市原の育成組織の後輩である山岸 智のクロスがこぼれると、阿部が押し込んでゴール。この日の主役が先制点を奪った。

32分にはJEF・JAPAN FRIENDSが右サイドでFKを得ると、中村俊輔がボールを持って中央へ。明らかにファウルを受けた場所とは異なるが、家本政明主審が耳に手を当ててこの試合には存在しないはずのVAR(ビデオ アシスタント レフェリー)のチェックを確認する仕草をすると、FKは中村がボールを置いた位置からになった。さらに家本主審はボールの場所を示すバニシング スプレーでハートを描き、粋な演出を行った。

そのFKはなぜかURAWA ASIAN KINGSの岡野雅行が走ってボールをまたぐフェイントを入れ、阿部が直接狙ったが、ボールは枠の上を越えてしまう。

その直後の34分、今度は闘莉王が倒されたとの判定でJEF・JAPAN FRIENDSがFKのチャンスを得る。すると闘莉王がおもむろにユニフォームを脱いで阿部に着せ、キッカーは阿部に。35分に阿部が直接狙ったFKは枠の左角に当たって外へ。惜しくもゴールは決まらなかった。

36分には闘莉王がループシュートを決めてゴール。ディフェンスラインの中央でスタートしたはずがいつの間にか最前線にポジションを取っていた闘莉王は、27分にオフサイドフラッグが上がっている状態からボールをゴールに押し込み、ユニフォームをコーナーフラッグにかけて掲げては、副審を見てコーナーフラッグを叩きつけるパフォーマンスも行っていたが、今度はしっかりとゴールを認められた。闘莉王はさらに38分にミドルシュートを決め、URAWA ASIAN KINGSが逆転した。

41分には闘莉王が自陣ペナルティーエリア内でスライディング。ボールよりも相手の足を狙ったようなスライディングに家本主審は当然のごとく笛を吹くとPKとなり、キッカーは阿部。ゴール左へしっかりと決め、URAWA ASIAN KINGSが同点に追いついた。

両チームメンバーが大幅に代わった後半は、阿部が入り、2017年に在籍したメンバーを中心にしたURAWA ASIAN KINGSがゴールを重ねた。

55分には高木俊幸のクロスを興梠慎三が落とすと、武藤雄樹が押し込んでゴール。武藤はゴール裏に向かって『がってんポーズ』も決めた。

63分には前半を終えて交代したはずの岡野がベンチ前でダッシュして闘莉王と激突し、後半から主審を務めた村上伸次氏にイエローカードを出される一幕もあったが、66分にゴール裏からチャントを送られた梅崎 司が67分にゴール。平川忠亮のクロスを左足ワンタッチで押し込んで決めた。

68分には平川、鈴木啓太に代わり、阿部湧心、阿部涼雅と阿部の2人の息子がピッチへ。それぞれが好プレーを見せてスタジアムを沸かすなか、73分には興梠がゴール。興梠はゴールを決めた喜びもそこそこに、自身の右でフリーになっていた涼雅にパスを出さなかったことを謝るほほえましい場面もあった。

そして81分、湧心が敵陣ペナルティーエリア内で相手2人の間を突破してゴール。さらに89分には阿部のスルーパスを受けて相手ディフェンスラインの裏に抜け出した涼雅もゴール。前半同様に22分と掲示されたアディショナルタイムには、右サイドから湧心が上げたクロスを阿部がヘディングで押し込んでゴール。親子のホットラインが実現し、阿部が胴上げされると、村上主審が長いホイッスルを吹き、さまざまな名場面・珍場面が生まれた阿部勇樹引退試合が終わった。

【阿部勇樹】
「今日はこんなに多くの方に来ていただいて、本当に感謝しています。ここ埼玉スタジアムでまた試合をさせていただきました。この試合のために動いてくださった浦和レッズの関係者のみなさま、ありがとうございます。そして、多くのみなさまに協賛していただきましたパートナーのみなさま、本当にありがとうございます。そして今日、一緒にピッチで闘いたい、一緒にサッカーがしたいと思ってお誘いをさせていただきました、参加してくれた選手のみなさま、ありがとうございました。そしてファン・サポーターのみなさん。レッズサポーターのみなさん、ジェフサポーターのみなさん、本当に足を運んでくださり、そして久々に声援を聞いて、すごくうれしかったです。やはりみなさんの声援が選手に与えるパワーというのは間違いないのだと、改めて感じました。今シーズンは終わってしまいましたが、来年以降も浦和レッズのことをよろしくお願いします。

最後に僕自身のことですが、今年から浦和レッズユースのコーチとして、新しい人生をスタートしました。プレーする姿はピッチではもうお見せすることはできないと思いますが、また違った姿をこのピッチで見せられるよう、頑張っていきたいと思います。引き続き、ご声援やご支援、サポートのほど、よろしくお願いします。本日はありがとうございました」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】







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