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タイ7人制サッカー全国優勝チーム、レッズを訪問

13日、タイで開催された12歳から15歳による7人制のサッカー大会『KFC 7 SHOOT 2013』で優勝した『スリラチャ・チョンブリ』の選手たち12名が来日した。KFCタイが行う同大会は、子供たちの成長や社会性向上のためにタイ全国から12歳から15歳の7人制チームを公募(今回は3,115チーム)が参加、優勝チームを海外に派遣している。今回で5回目(過去4回はシンガポール)、その派遣先として初めて日本を訪問することとなり、浦和レッズを訪問したいとの声をいただき、この度の受け入れとなった。



一行は、まず大原サッカー場を訪れた。冒頭に橋本光夫代表が2004年スマトラ島沖地震以来、レッズが毎年タイでハートフルクラブの活動を行っていることや、本年度のアジアチャンピオンズリーグでタイのムアントン・ユナイテッドFCと対戦したことなど、レッズとタイの交流エピソードを交えながら歓迎の挨拶を述べ、スリラチャ・チョンブリのチーム団長のジララック氏と記念品の交換を行った。選手たちはクラブハウスの中やピッチを見学し、ロッカールームの様子やレッズの選手たちのスパイクなどに興味津々な様子で見て回っていた。






その後、一行はレッズランドへ移動、実際にサッカーボールを蹴っての交流となった。まずは、ハートフルクラブのコーチたちによるトレーニング指導が行われ、落合 弘キャプテンの「サッカーを楽しみましょう」という掛け声で始まった。コミュニケーションの要素が取り入れられるハートフルクラブならではのトレーニングが進む中、落合キャプテンから練習を前向きに取り組むことや諦めずにプレーすることの大切さが語られると、選手たちは真剣な表情で聞き入っていた。トレーニングの最後にはハートフルクラブのコーチ陣とゲームを行い、コーチたちが3点をリードする展開の中で終了間際に子供たちのチームが1点を返し、まさに諦めないプレーを実践していた。終了後は記念撮影とハイタッチでのお見送りとなり、コーチたちからは記念品が手渡されていた。












その後は、レッズのジュニアユースチームと7人制20分ハーフの親善試合が行われた。試合前のペナント交換や、ジララック団長によるキック・イン・セレモニーなど、国際親善試合の本番さながらに試合は始まった。ゲームは前半からレッズジュニアユースが得点を重ねる展開となり、スリラチャ・チョンブリにもシュートがゴールバーを直撃するような惜しい得点チャンスが見られたものの、7-0でレッズジュニアユースの勝利となった。勝利したレッズジュニアユースには記念の盾とメダルが贈られた。試合後には両チームの選手たちが握手と記念撮影を行い、レッズジュニアユースの選手たちにとっても国際交流の貴重な経験の場となった。
スリラチャ・チョンブリのコーチのマノー氏は「素晴らしい指導をしてもらった後に、本当にいいチームと試合ができて勉強になる1日でした」と、振り返った。キャプテンのイッサラー君も「クラブハウスも今まで見たことがないくらい素晴らしく、ハートフルクラブのコーチたちも僕たちのやる気をさらに引き出してくれました」と、今回の訪問を楽しんだ。そして、「将来、この浦和レッズでプレーしたいと思うようになりました」という言葉も残してくれた。
すべての行程を終え、スリラチャ・チョンブリの一行はレッズランドを後にした。子供たちがバスから身を乗り出さんばかりに手を振る姿が、充実した訪問と交流になったことを物語っていた。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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