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ハートフルサッカー in バングラデシュ第1日
子供たちの心を育むことを目的とする普及グループ『ハートフルクラブ』がアジアで草の根交流を図る『ハートフルサッカー in バングラデシュ/シンガポール』(共催・国連の友アジア-パシフィック(FOUNAP)、協賛・三菱商事株式会社)が3月23日、バングラデシュの首都、ダッカで活動を始めました。
落合 弘キャプテンの他、神野真郎、城定信次、室井市衛、石黒琢也の4コーチ、白戸秀和経営企画室副室長、辻谷浩幸ディレクターの7名が派遣されています。「国連プログラム」に準じた活動となる今回はFOUNAP幹部2名も同行。23日深夜、16時間のフライトでダッカ国際空港に着いた一行はFOUNAPの手配でVIP扱いで入国しました。バングラデシュは、国土は日本の4割で、人口は逆に1.2倍、1人当たり国内総生産(GDP)約500ドルと日本の60分の1以下の発展途上国です。
翌24日は喧騒の中の悪路を2時間かけてドハール県のムドルクラ高校にたどり着きました。学校に到着すると1,500名以上の児童・生徒がコーチたちを囲む等熱狂の中迎えられました。開会式では小学生の民族舞踊が披露されるなど歓迎ムード一色。ハリム県副知事に対しFOUNAPとレッズが寄付金(1,230,618円)とボール30個、衣料品等を寄贈する贈呈式典を行ないました。寄付金は昨年3月から埼玉スタジアム等でFOUNAPがファン・サポーターの皆さまから募ったものと、バングラデシュ支援のために販売したラバーバンドの収益金です。これらの寄付金と贈呈品は、ドハール県での初等教育支援に使われます。目録を受け取ったハリム副知事は「日いずる国・日本から心のこもったプレゼントに心から感謝します」と浦和レッズのファン・サポーターに謝意を述べていました。
これに先立つ午前、ローカルの子供たちを対象にプログラムをスタート。子供用のゴールがなく、地域の方がこの日のためにあらかじめ造った竹の手製ゴールが用意されました。近隣の20以上の小学校が参加を希望する中で、選ばれた小学生たちは90名、見学者も1,000名以上と過去最大規模。必要なサッカーボールの半分の到着が遅れるハプニングもありましたが、ミニゲームで子供たちは元気さと素直さを発揮。ゴールが決まる度にコーチと一緒になって大きな歓声で盛り上がっていました。
午後は近くのジョイパラパイロット高校で、やはりローカルの小学生80名とサッカーを楽しみました。仲間との相談や工夫が必要なメニューに子供たちは楽しそうにボールを追いかけました。味方のゴールには仲間の歓声がないとゴールが認められないこともある「人数ゲーム」では、子供たちは大きな声で元気さと素直さを発揮、ゴールが決まる度にコーチと一緒にハイタッチ。「オレンジ! オレンジ!」等チーム名を連呼する応援合戦が自然発生し、グラウンドは歓声に包まれました。最後に記念撮影でお別れですが、多くのコーチが子供たちからサイン攻めにあう等、出発する最後までハートフルなふれあいが続いていました。
午前、午後とも数十人が訪れた地域関係者には落合キャプテンがハートフル活動の意義を説明。大人たちも子供たちのプレーを興味深そうに見学していました。また。午前午後ともにJICAダッカ支店から4名の通訳のサポートをいただき、プログラムの成功に一役買っていました。
プログラムに参加したジョル・ハシ君(14)は「とても楽しく、時間が足りないくらいでした。もっとサッカーをしたかったです。日本人のコーチは僕たちと一緒に楽しんでくれたのもうれしかったです。ゴールさえ決められれば」と感想を語っていました。また、ムドルクラ高校のカレック校長は「ドハール県を代表して感謝し、誇りに思っています。日本との関係は非常に良いですが、今回は子供たちが心からサッカーを楽しめたという面でもとてもうれしく思っています」と話していました。
なお、一行は24日(水)から26日(金)までバングラデシュ、27日(土)~28日(月)までシンガポールにて活動をして、29日(火)に帰国します。
落合 弘キャプテンの他、神野真郎、城定信次、室井市衛、石黒琢也の4コーチ、白戸秀和経営企画室副室長、辻谷浩幸ディレクターの7名が派遣されています。「国連プログラム」に準じた活動となる今回はFOUNAP幹部2名も同行。23日深夜、16時間のフライトでダッカ国際空港に着いた一行はFOUNAPの手配でVIP扱いで入国しました。バングラデシュは、国土は日本の4割で、人口は逆に1.2倍、1人当たり国内総生産(GDP)約500ドルと日本の60分の1以下の発展途上国です。
翌24日は喧騒の中の悪路を2時間かけてドハール県のムドルクラ高校にたどり着きました。学校に到着すると1,500名以上の児童・生徒がコーチたちを囲む等熱狂の中迎えられました。開会式では小学生の民族舞踊が披露されるなど歓迎ムード一色。ハリム県副知事に対しFOUNAPとレッズが寄付金(1,230,618円)とボール30個、衣料品等を寄贈する贈呈式典を行ないました。寄付金は昨年3月から埼玉スタジアム等でFOUNAPがファン・サポーターの皆さまから募ったものと、バングラデシュ支援のために販売したラバーバンドの収益金です。これらの寄付金と贈呈品は、ドハール県での初等教育支援に使われます。目録を受け取ったハリム副知事は「日いずる国・日本から心のこもったプレゼントに心から感謝します」と浦和レッズのファン・サポーターに謝意を述べていました。
これに先立つ午前、ローカルの子供たちを対象にプログラムをスタート。子供用のゴールがなく、地域の方がこの日のためにあらかじめ造った竹の手製ゴールが用意されました。近隣の20以上の小学校が参加を希望する中で、選ばれた小学生たちは90名、見学者も1,000名以上と過去最大規模。必要なサッカーボールの半分の到着が遅れるハプニングもありましたが、ミニゲームで子供たちは元気さと素直さを発揮。ゴールが決まる度にコーチと一緒になって大きな歓声で盛り上がっていました。
午後は近くのジョイパラパイロット高校で、やはりローカルの小学生80名とサッカーを楽しみました。仲間との相談や工夫が必要なメニューに子供たちは楽しそうにボールを追いかけました。味方のゴールには仲間の歓声がないとゴールが認められないこともある「人数ゲーム」では、子供たちは大きな声で元気さと素直さを発揮、ゴールが決まる度にコーチと一緒にハイタッチ。「オレンジ! オレンジ!」等チーム名を連呼する応援合戦が自然発生し、グラウンドは歓声に包まれました。最後に記念撮影でお別れですが、多くのコーチが子供たちからサイン攻めにあう等、出発する最後までハートフルなふれあいが続いていました。
午前、午後とも数十人が訪れた地域関係者には落合キャプテンがハートフル活動の意義を説明。大人たちも子供たちのプレーを興味深そうに見学していました。また。午前午後ともにJICAダッカ支店から4名の通訳のサポートをいただき、プログラムの成功に一役買っていました。
プログラムに参加したジョル・ハシ君(14)は「とても楽しく、時間が足りないくらいでした。もっとサッカーをしたかったです。日本人のコーチは僕たちと一緒に楽しんでくれたのもうれしかったです。ゴールさえ決められれば」と感想を語っていました。また、ムドルクラ高校のカレック校長は「ドハール県を代表して感謝し、誇りに思っています。日本との関係は非常に良いですが、今回は子供たちが心からサッカーを楽しめたという面でもとてもうれしく思っています」と話していました。
なお、一行は24日(水)から26日(金)までバングラデシュ、27日(土)~28日(月)までシンガポールにて活動をして、29日(火)に帰国します。