
浦和レッズによるSDGsへの取り組み
浦和レッズはこれまで、SDGs以前のMDGs(ミレニアム開発目標)より、試合運営やホームタウン活動、ハートフルクラブやレッズランドの運営などを通じて社会的課題の解決に向けて取り組んでまいりましたが、サッカーというすばらしいスポーツと深くかかわっているJリーグのクラブとして、我々が果たすべき役割をさらに強力に推進していくべく、提携している国連の友アジア-パシフィック(以下「国連の友AP」)とともに、さらなる「浦和レッズSDGs」に取り組んでまいります。
「浦和レッズSDGs」の取り組みの芯となるものは、浦和レッズの理念にも謳われているとおり「サッカーをはじめとするスポーツの感動や喜びを伝え、スポーツが日常にある文化を育み、次世代に向けて豊かな地域・社会を創っていく」ことであり、SDGsを強力に推進していくことは、我々の理念を実現することでもあります。

「SPORTS FOR PEACE!×浦和レッズSDGs」
コンポジットロゴについて
我々が強力に推し進めていく「浦和レッズSDGs」、そしてその芯となる考え方を表すため、SPORTS FOR PEACE!(以下「SFP」)とのコンポジットロゴを制作いたしました。このコンポジットロゴには、「サッカーで地域・社会貢献していく」「一人一人がダイヤモンドである」「(埼玉県・さいたま市の花であるサクラソウで)地域とともに、地域のために」という3つのおもいを込めています。
「浦和レッズSDGs」にはこのコンポジットロゴを表記し活動してまいります。

SPORTS FOR PEACE!の定義について

国連の友APと”SFPの定義について”意見交換を行い、「浦和レッズが行う地域・社会貢献はすべてSFPでありSDGsにつながる」という点において合意いたしました。
なお、これまでのSFP4項目につきましては、「浦和レッズSDGs」の中でも特に重要な取り組みとして、引き続き「SPORTS FOR PEACE!プロジェクト」として継続していきます。
「浦和レッズSDGs」優先重要課題について

「こころとからだの豊かさをすべての人に」
浦和レッズがこれまで取り組んできたSFPプロジェクトやハートフルクラブ、レディースチームやレッズランド運営などの活動をSDGsに照らし合わせると、『3.すべての人に健康と福祉を』、『4.質の高い教育をみんなに』『5.ジェンダー平等を実現しよう』に寄与すると考えられ、今後はこれらについても常に点検を行い、さらに充実させていくことで、地域のみなさまや浦和レッズに関わるすべてのみなさまに対して、こころとからだの豊かさを提供できるクラブとしてSDGsへ貢献していきたいと考えます。
「サステナブルなスタジアムとまち」
クラブ理念である「サッカーをはじめとするスポーツの感動や喜びを伝え、スポーツが日常にある文化を育み、次世代に向けて豊かな地域・社会を創っていく」ためには、その土台となる豊かな地球がなければスポーツをすることさえできません。環境問題への取り組みは緊急度の高い課題であるとの認識から『12.つくる責任 つかう責任』に全力で取り組みながら、地域に根差したホームタウン活動やまちづくりへの参画を通して『11.住み続けられるまちづくりを』に貢献していきたいと考えます。
「レッズファミリーとの共感共創協働」
浦和レッズにはたくさんの仲間、レッズファミリーがいます。ファン・サポーター、パートナー、ホームタウン、浦和レッズに関わるすべてのみなさまとともに一丸となってSDGsに取り組むことで解決できることもますます増えていきます。そして、その先の未来にはきっと、いつまでも浦和レッズを、サッカーを、スポーツを楽しむことができる持続可能で豊かな世界が待っていると信じています。浦和レッズファミリーのみなさまとともに、強固なパートナーシップでSDGsの実現を目指していく、それが『17.パートナーシップで目標を達成しよう』につながると考えます。
今後は、この優先重要課題の実現を目指して、選手・スタッフひとりひとりが全力で取り組んでいくことはもちろんのこと、我々とともに歩んでくださる多くのファン・サポーターのみなさま、ステークホルダーのみなさまとも手を携え、SDGsの実現に向けて全力で取り組んでまいります。
スタジアムでの取り組み

「サステナブルDAY」の開催

リユースカップの導入によるごみの削減

ペットボトル/紙コップ/段ボール/古紙の分別回収と再製品化

REX CLUB自由席優先入場抽選およびポイント交換時のペーパーレス化

デジタルサイネージ採用によるパウチPOPの削減

シェアサイクルステーション増設による自転車での来場促進・アクセス改善

デジタルマップの導入による来場者すべてに快適なアクセスの提供

ボーイズマッチからURAWA KIDS MATCHへの名称変更

障がい者アート展の実施
SPORTS FOR PEACE ! プロジェクト

草の根国際交流(ハートフルサッカーinアジア)

未来への赤い架け橋プロジェクト(レディア募金)

安全なスタジアム(スタジアムでの「重点禁止6項目」)

差別撲滅啓発活動

「SPORTS FOR PEACE! DAY」の開催と宣誓書署名活動

国内外における災害募金および支援活動
ハートフルクラブ

小学校授業サポート/中学校部活サポート

レッズキッズサッカー(幼稚園・保育園)

サッカーキャラバン

レディースサッカー/シニアサッカー

ハートフルトーク

ハートフルサッカー/ハートフルスクール
ハートフルクラブ とは?
ホームタウン活動・社会連携(シャレン!)

地域課題解決アクションプログラム「このゆびとまれっず!」

地域でのレッズローズ植栽活動

日本赤十字社埼玉県支部との連携協定

埼玉県警察との各種協定・連携

さいたま市消防局・消防署との連携

ACL優勝記念サッカーボールを市内5区小学校/スポーツ少年団に寄贈

未来くるワーク(中学生による職業体験)

埼玉県民の日/さいたま市民の日企画(ホームタウンの子供たちへ「スペシャルな体験」を提供)

プライドリームス埼玉(県内のプロスポーツチームが集まり、スポーツで地域を盛り上げる活動)
サステナブルグッズの展開/ショップ関連での取り組み

環境配慮型素材のグッズ販売/REXポイント交換商品

マイバッグ・マイボトル・マイカップ等各種ラインナップ

スタジアムで回収したペットボトルキャップを再利用したアップサイクルカトラリーの販売

ショップでのプラ製袋廃止/紙製への完全移行

簡易包装への順次移行

廃棄商品の削減/イベント等での有効利用
選手(男子・女子・アカデミー)参加型の取り組み

商店会への訪問

レッズ先生(選手が自らの経験をもとに夢を持つことの大切さなどを伝える授業)

埼玉県立小児医療センター/さいたまハウス訪問

ホームタウン清掃活動

一日警察署長/一日消防署長就任とその活動

地域での各種サッカー教室への参加
海外クラブとの提携

ドイツ アイントラハト・フランクフルトとの交流事業

オランダ フェイエノールトとの交流事業

タイ ムアントン・ユナイテッドとの交流事業
一企業としての取り組み

社内申請書類等のデジタル化、ペーパーレス化

スタジアムで発生した古紙を再利用した名刺や啓発品の制作

オフィスおよび練習場の照明LED化(一部日本財団助成事業)

ディーセントワークの推進(育休宣言や相談窓口の設定等)

クラブスタッフを対象とした「ユニバーサルマナー検定」の導入や研修会の実施

クラブスタッフによる食品ロス削減アクション「フードドライブ」