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試合結果

明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第13節
2015年05月23日(土) 19:04 KICK OFF
埼玉スタジアム2002 41269人 木村博之

浦和レッズ

試合終了


鹿島アントラーズ

71分 武藤雄樹
83分 関根貴大

67分 OWN GOAL
61分 李忠成→ズラタン
77分 宇賀神友弥→梅崎司
84分 柏木陽介→青木拓矢

67分 土居 聖真→金崎 夢生
79分 カイオ→中村 充孝
89分 遠藤 康→高崎 寛之
44分 宇賀神友弥
75分 那須大亮
90+2分 武藤雄樹


 1 西川周作
 
 1 佐藤 昭大
 
 46 森脇良太
 4 那須大亮
 5 槙野智章
 
 22 西 大伍
 23 植田 直通
 14 ファン ソッコ
 3 昌子 源
 
 24 関根貴大
 8 柏木陽介
 22 阿部勇樹
 3 宇賀神友弥
 20 李忠成
 19 武藤雄樹
 
 20 柴崎 岳
 40 小笠原 満男
 25 遠藤 康
 7 カイオ
 8 土居 聖真
 
 30 興梠慎三
 
 9 ジネイ
 
 15 大谷幸輝
 17 永田充
 33 橋本和
 16 青木拓矢
 7 梅崎司
 21 ズラタン
 31 高木俊幸
 
 21 曽ヶ端 準
 5 青木 剛
 17 鈴木 隆雅
 13 中村 充孝
 27 梅鉢 貴秀
 33 金崎 夢生
 15 高崎 寛之
 
13
14
10
14
6
1
19
12
0
2
0
2
0
0

試合後コメント

ミハイロ・ペトロヴィッチ監督
「戦前から、このゲームは難しくなると思っていました。鹿島は運動量が多く、速攻のスピードがあるチームだからです。前半はお互いの良さをけん制し合うような部分が見えた戦いでした。相手の強さは、奪ってからのカウンターです。それを我々は非常に警戒していましたし、だからこそ攻撃が慎重になりました。相手がカウンターを狙い、我々がリスクを負わずにゲームを進める中で、前半は相手の方が危険にゲームを進められたと思います。

ただ、我々も決定的なチャンスは与えなかったのではないでしょうか。後半が始まっても、我々は慎重にゲームを進めました。我慢をしながらゲームを進めるという意味では、そういう試合運びかもしれませんが、リスクを負わずに慎重に攻撃を組み立てました。その中で、不運な形で失点してしまい、その後は普段のリスクを負った攻撃ができました。そして逆転をするわけですが、今日のゲームは内容的に引き分けが妥当であったのかなとも思います。今日のゲームに我々は勝利しましたが、これまでのリーグで内容の良い試合をしたことに対して、神様がプレゼントをしてくれたのかもしれません。次の相手は鳥栖ですが、今日よりも良い内容の試合をしなくてはいけません」

相手チームコメント

トニーニョ・セレーゾ監督
(途中まで完璧に近いゲームだったと思うが、なぜ最後までうまくいかなかったのか?)
「前後半共に集約される言葉は、姿勢や態度、決断力という言葉です。前半は特に、攻撃の姿勢という部分です。相手が前を向かせてくれるので、行けばいいのに、ゴールへ向けばいいのに、というところでゴールに向かわないという攻撃的な姿勢ができていませんでした。後半は、守備の意識という部分が途中から薄くなってしまいました。これだけスピーディなサイドチェンジが多く、攻守の切り替えが激しい試合では疲労がたまります。ボールがまだ自分たちのゴールから遠いからと思うのか、そういうときに歩いてしまい、失点を未然に防げず、後追いになってしまいました。それは個人の意識の部分です。後半は前半からの疲労がたまるときですが、そのときだからこそ集中力を出してポジショニングなどをしっかりとしなければいけません。

気が緩むのか、そこで集中力が突然に途切れてしまうのか、あるいは体力的に持続できないのか、今は色々なアプローチで強化していますが、すぐに次の試合でできるのかというところで、今は大変な部分に直面しているところです。後半は両センターバックが一番ボールを持てる選手でしたから、もう少しビルドップの部分で中盤や前に正確なボールを出せればという思いでいます。レッズのメリットがなかったというわけではないですが、もっと良い内容や姿勢のレッズを見たことがありますから、今日は普通のレッズだったと思います。当然、日本でも注目される試合ですから、色々な駆け引きが試合の中にあります。特に後半、守備の姿勢や持続力が足りなかったことは残念に思っています」

(前半にカウンターのチャンスがあったが、選手にスピードがなく、横パスを出して監督が怒りました。あのシーンについて教えてください)
「ちょうどその場面というのは、恐らく土居選手に対して僕が怒りました。ちょうどカウンターを仕掛けられる場面でした。土居選手の特長は、前を向けてパスを出せ、スピードに乗ったドリブルができることです。それはメディアを通して言っていますし、クラブハウスでもトレーニングの中で映像などを見せ、練習でも言っています。前を向かれると、ディフェンスの最初の反応はバックステップをして下がります。そこでスピードに乗れば、自分がゴールに近くなりますし、角度も広くなります。ディフェンダーを使って、ブラインドを作ってシュートを狙うこともできます。ジネイ選手はポストプレーもでき、技術もあります。預ければいいボールが帰ってきますし、ワンツーもできます。

彼がジネイ選手の特長をつかめば、新しい展開も見られるようになると思います。スピードに乗った中で、ボールを自在に操れる選手は中々いません。そういった天性の才能を出してほしいから指導をしています。それをコンスタントに出せるようにしなければいけません。アタッキングサードに入るためにはハードワークが必要ですし、チーム全体の動き出しも必要です。ペナルティーエリア内に190センチもある選手がいて、クロスを上げられるのに上げずに、ボランチに下げる、サイドバックに下げるというプレーを選択する。良い状態にあるのに、その選択をしない。背の高い選手がペナルティーエリアの中にいるわけです。味方の特長が何なのかを把握してプレーしなければいけません。1週間、そういった練習をずっとやってきましたが、試合になるとその選択やプレーが上手くできません。それは疲労や相手のタイトなディフェンスなどがあるかもしれませんが、まずは基礎的な味方の特長を生かすということを3年間やっていますが、なかなか理想に辿りつくところまではいっていません。平均年齢を見てもらっても、レッズの方が上です。経験値という部分で、試合の中のいろいろな場面で出たということがあります。

例えば、レッズを見ていれば、後半のきつい時間帯にお互いに声を掛け、叱咤激励をして、チームや個人の集中力を持続させるようにしています。一方で我々を見ていると、ただ無口に走っているだけです。そういった意味では、姿勢が変わらなければいけません。また、駆け引きの部分です。うちのボランチが倒れた相手に手を差し伸べている間に、レッズが早いフリーキックをして、あやうく失点しそうな場面がありました。それは駆け引きの部分です。相手が何をしようとしているのか、見て判断していかなくてはいけません。紳士的なことも必要だし、サッカーをすることは求めていますが、気を抜いたところで相手にやられてしまうというところで成長が必要です。レフェリーに対しても、レッズの選手は正当な方法でアピールしていますし、うまくコントロールしています。それはゲームの中で使っていい部分であって、個の成熟が求められます。プレーに渡っての姿勢というところで、どのように攻撃して守備をするのか、チームとして変わっていかなくてはいけません」

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