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OTSUKI TSUYOSHI

ホーム3連戦の初戦
強い気持ちで向かい、横浜FCに勝利する

みなさん、こんにちは。

先週の日曜日、埼玉スタジアムで行われた川崎フロンターレ戦は、先にゴールを奪おうという意識を高く持って戦いましたが、得点に結びつけられませんでした。チャンスを作っていたとは思いますが、相手の守備を上回るものを今回は出せませんでした。まず、その点が非常に残念です。
また、ピンチをよくしのいでいたと思いますが、アイデアのある相手の攻撃で先制されてしまいました。たとえ得点できなくてもスコアレスの時間が長くなればチャンスが広がると考えていましたが、前半に失点したことで戦い方が難しくなってしまいました。もちろん選手たちは失点によって頭が下がることはありませんでしたが、川崎の試合運びに余裕を持たせてしまったと思います。
後半2失点目を喫してからも1点返すチャンスはありましたから、押されながらも1-2にしておけば、結果は違っていたかもしれません。ただ、そのためにはもっとチャンスの回数を増やす必要がありました。さらに3点目は絶対に奪われてはならないゴールだったと思います。

川崎戦でリーグ戦の前半が終了しました。
勝てなかった相手にしっかりと勝つ力をつけていくことが必要ですし、第33節で対戦する川崎にもやり返したい気持ちでいっぱいです。

中2日で行われた清水エスパルスとのアウェイゲームには、選手のコンディションを考え先発5人を替えて臨みました。
この試合では川崎戦とは逆に立ち上がりの攻勢を取れませんでしたが、相手の攻撃に対して強い闘争心を持って向かっていきました。しっかりと守り切ることで攻撃のリズムも生まれるようになり、その中で先制点を取ることができました。前半のシュートはこの1本だけでしたが、他にチャンスもありました。
後半、相手のセットプレーをしのいだところからのカウンターで追加点を挙げました。これまで何度も狙っていて、なかなかうまくいきませんでしたが、今回はやってきたものが素晴らしい形で実ったと思っています。
後半は相手のシュートをかなり受けましたが、よくボールの正面に入って防いでいたと思いますし、さらに相手の守備を崩して惜しいチャンスも何度か作りました。
ただ、最後の1失点は、なくさなければなりません。クロスを上げられたところも、ゴール前での守備も改善する余地があります。
結果としては、リーグ後半の初戦で良い内容の勝利を挙げられたと思っています。大切なのは、上位のチームに対してもこのような試合をしなければいけないということです。
今は自分たちが戻るべきブレない土台をしっかり作りつつありますので、そこに選手のアイデアなどで肉付けをし厚みを増していけば、レッズはもっともっと良いチームになっていくはずです。

本日は横浜FCとの対戦です。
前回の対戦では2-0とスコアの上では完勝でしたが、危険な場面も作られており、特に速い選手によるカウンターは要注意です。前回の結果は忘れて、川崎に対したような強い意識で戦わなければなりません。

この5連戦のうち、ここからさらにがんばるというところで後半の3試合をホームで戦えるのは心強いです。ケガをしたりコンディションを崩したりした選手もだいぶ戻ってきていますので、しっかりとした戦いができると思います。
まずはこの横浜FC戦を全力で勝利したいと思っています。

大槻 毅 おおつき つよし
1972年12月1日 宮城県仙台市生まれ

筑波大学からソニー仙台FC(JFL)入りし、選手としてプレーした後、指導者の道へ。宮城県富谷高等学校サッカー部監督、筑波大学コーチ、水戸ホーリーホックコーチ、大宮アルディージャコーチを経て、2004年から浦和レッズ強化本部スタッフに。06年から10年まではコーチとしてリーグ優勝やACL制覇に寄与した。11年はベガルタ仙台のヘッドコーチを務め、12年から浦和レッズ強化部スタッフに復帰。13年から浦和レッズ育成ダイレクター兼ユース監督を務め、18年4月2日、トップチームの暫定監督に就任した。監督在任中はリーグ戦3勝1分け、ルヴァン杯1勝1分けの無敗で、オリヴェイラ監督にチームを引き継いだ。その後19年3月までヘッドコーチを務め、同年5月28日、1年1ヵ月ぶりに浦和レッズの監督に任じられた。今季も引き続き指揮を執る。

Will to Win

「やられる前にやる」という
メンタリティーを大事にしたい

○レッズ加入の2014年以来、リーグ戦で先発フル出場を続けてきたが、昨季の第30節・鹿島戦は、8日後に行われるACL決勝第1戦を西川が出場停止となるため、そこで先発が予定される福島が先発。西川の連続出場は225試合(Jリーグ歴代2位)で途切れた。

「ずっと目指してきたものが、あんなに簡単になくなるのか、と思いました。もちろん言われたことには従いましたし、試合中はチームの勝利のためにベンチから声を出していましたけど、健康なのに出られないというのは、内心はむちゃくちゃ悔しかったです」

○その後、第31節から「また連続出場を目指す」と語り、他のポジションでは出場争いが激しい中、今季も開幕からリーグ戦先発出場を続けている。

「コロナの影響で、今季は降格がないと決まったときに思ったのは、自分が監督なら若手を使うチャンスだな、ということです。そうすると自分の立場としては一番替えやすいポジションではないかと思いました。
今のところは気負うところもなく、いつもの西川周作でいるんですが、常に結果を残し続けなければ替えられてもおかしくないという危機感を持ちながら練習しています。
この年齢になっても身体を動かすことができていて、トレーニングの量は増えました。ライバルは『己(おのれ)』ですが、いまリザーブに入っている(福島)春樹も素晴らしいGKですし、(鈴木)彩艶や(石井)僚もこれからどんどん伸びてくるでしょう。ライバルはいっぱいいます」

○GKとしては非常に悔しい2-6の名古屋戦。しかし前半0-5という大差にも後半は崩れなかった。

「0-2になってから、みんなに言っていたのは『1点取ったらこっちのチャンスだぞ』ということです。しかし、そうならないまま追加点を取られてしまいましたが、このまま0-5で終わるか、1点取って終わるかでずいぶん変わるな、と思いました。負けるにしても負け方というのは大事ですから、何もできないでズルズル終わるのだけは嫌でした。最後まで闘う姿勢を見せられたと思っています。
そのころは、1点取られたらガクッとなるような雰囲気がありました。それではいけないと、とにかくみんなで声を出して、声を出すことで吹っ切れたり集中できたりします。それと槙野選手が声を出してくれて、GKとして助けられていると思います。
その後の試合では時間帯、状況によって、シンプルになるときはシンプルに、前からハメるときは前からいく、きょうは難しいなというときはまず勝ち点1を狙うというふうにメリハリのある戦いができています」

○大量失点で負けたときに試合後のリモート記者会見に出ることが多い。

「そうですね(笑)。キャプテンでもあるし、GKでもあるからじゃないですか。良いときだけではないので、悪いときにも何かは発信したいというのがあります。今は試合後のミックスゾーンがないので、発信する機会が少ないんです。大量失点した後は気持ち的につらいものがありますが、やはり何かを発信したいので、あの記者会見には出ています」

○リーグ戦の前半が終わり、決して良い結果ばかりではないが、前の試合で浮かび上がった課題を改善して見せていることは確か。先が楽しみな部分はある。

「僕たちも楽しみです。経験したことを今後の試合で生かしていきたいという声は出ていますし、それを実践していきたいです。
チャンスは毎試合いくつか作っています。その後の質だったり冷静さのところで改善できるのではないかと思っています。後ろから見ていて、ラストパスのところなどももっと落ち着いてやればチャンスが広がるのに焦って蹴ってしまってチャンスを潰してしまうことがあります。
監督はいつも試合の前に『やられる前にやる』と言っているんです。そういうメンタリティーは大事にしていきたいですね。先制されるのではなく、先に点を取るという試合を増やしていきたいです」

来季以降を見据えつつ
試合で学んだことを生かしていく

○シーズン開幕直後および再開直後は出場機会が少なかったが、現在はリーグ戦に連続出場。広島戦以降は先発フル出場を続けている。きっかけになったのは第7節の横浜FC戦だ。

「横浜FC戦でチャンスをもらって、ずっと出ているんですが、個人的にはキャンプから開幕戦を含めてずっと同じテンションとパフォーマンスでやってきているんです。出場していないときもしているときも、自分としてはやるべきことは変わらずにやっています。 ベテランと言われる年齢かもしれないし、そういう立ち位置かもしれないですが、チャンスをもらったときに結果を出して、自分の経験をチームに落し込むのが仕事だと思っているので、それが継続してできているのは良いと思います」

○名古屋戦を経てからのチームの変化を体感しているが、強く感じるのは。

「勝ち点3を取ることが優先なのか、来季以降を見据えた戦い方をするのが先なのかというバランスを取らないといけないのでしょうが、僕が出始めたときは来季以降のことよりも目の前の結果を求めないとチームの良い雰囲気とか変化というのは生まれないと思っていました。ですから格好良くなくても身体を張って守るところと走って声を出すところ、本当に一番大切なベースのところを自分が作り上げるというのを心掛けました。そういうところが自分の役割の一つだと思っています。
試合内容に関してはものすごく変わったと思います。点を取るようになりましたから、その分前に出ていくので失点もありますが、見ている人たちが面白いと思ってくれる中で結果を出していくのがプロだと思います。広島戦のように割り切ってゴール前に人数を掛けて守って勝ち点3を取るというのも一つの戦い方かもしれませんが、あのような試合を経験した上で来季の戦い方を見据えて、ボールを握る、コンビネーションをする、1点取られても2点取る姿勢を出す、というのが今の浦和レッズの大切なところなのかな、と思ってやっています」

○今季初ゴールとなった札幌戦の同点ゴールは、こぼれてきたボールを槙野が右足のアウトで蹴り込んだもの。自陣ゴール前でよく見せるクリアのキックに似ていた。

「そうですね。とにかく相手より先に触るという。
あの場面はCKの後で攻め残っていたのですが、スローインになった時点で自分のポジションに帰っていたら、あのゴールは生まれませんでした。セットプレーの後、二次攻撃、三次攻撃までしっかりとやりきるように、というコーチ陣からの指示を受けていたからで、チームの戦術の中での得点でした。個人的にも2018年以来のリーグ戦ゴールでうれしかったです。
札幌戦のハーフタイムには、追い付かれたことで下を向くのではなく、振り出しに戻ってメンタル的にリセットできたというところがあります。
チームの成長がうかがえたのは、後半勝ち越された後の試合運びだと思います。以前なら前がかりになって逆に追加点を取られていたかもしれません。あそこから崩れることなく、同点にしてさらに勝ち点1ではなく3を取りに行く姿勢を貫けました。あれには2倍、3倍のパワーがいりましたが、柏戦や名古屋戦のような大敗した試合から見ると進歩はしていたのかな、と思います」

○槙野は試合内容について「授業料を払った」と表現することが多い。今季も授業料を払った試合は少なくないが、身に付いたものも多そうだ。

「試合から学ぶことは多いです。これからも、そういうことはあるかもしれませんが、それを無駄にしないことが一番大事です」

○入場者の制限が5,000人から増えたが。

「今の状況の中でも、悪いことばかりではありません。試合中の選手の声が届きやすいというのもありますし、緊張せずに練習どおりのプレーができるという選手もいるかもしれません。でも満員のスタジアムの中でふだん以上の力が出せるのも事実です。早くそういう状況が戻ってきてくれればうれしいです」

初得点まで時間がかかったが
連戦で自分の特長を出していく

○川崎戦、清水戦と連続で先発フル出場。清水戦では前半21分、CKのリバウンドから本人の代名詞のようなミドルシュートで先制。これがレッズ加入後初ゴールだった。

「こぼれ球はいつも狙っていますし、しっかりと力まずにリラックスしてミートできたので、それが一番良かった点だと思います。
ゴールするまですごく時間が掛かってしまったという印象は強いですし、まだまだ数字にこだわらないといけないと思っています。今日は1つ取れましたが、連戦が続くのでそういったチャンスの中でまた何回も左足の部分を出していけるように、自分の特長を出していけるようにしたいと思います。
しかし個人的にも最後の失点がいらなかったと思います。しっかりと反省をして、また次に向かっていけるようにしたいです」

○今季、先制した試合は負けなしで、その大事な先制点だった。

「選手としては必死にやっているところが大きいですし、先制したからどうということはありませんが、近くの選手とたくさんコミュニケーションを取れるようにしています。点を取られても落ちないように、ということはベテランの選手も含めて頼りになる選手が多いので、そういった選手の力を借りながらですが、みんなでチーム一丸となって戦えている要因だと思います」

まだまだ上を狙える
苦しい試合を勝ちに持っていきたい

○札幌戦から3試合連続先発出場中だ。

「川崎に負けた試合はもちろん満足していないですが、自分が出て札幌戦と清水戦で勝利したのは自分の中でもポジティブです。先発で出られない期間が少し長かったので、ここから後半戦もう一度、自分としてもギアを1つ上げて後半戦に臨んでいきたいと思っています。
清水戦は2-0で終わらないといけない試合でしたし、最近は少しクロスからの失点が多い中で、クロスからやられてしまったのは早く改善しないといけない点だと認識しています。もう一度しっかり確認して次の試合に臨みたいと思います」

○リーグ後半戦が始まり、その初戦で勝利したのは大きい。

「まだまだ上を狙える順位で、良い位置につけていると思います。自分たちのサッカーがどういうものなのかを示せない試合もありますが、苦しい試合を勝ちに持っていくのが一番だと思います。
相手に先制されて、その後にうまくいかないプレーが続くと、チームとして少しフラストレーションが溜まるような、少しポジティブな雰囲気ではなくなる試合がありました。ですから先制点は自分たちにとっても大きいです。
また相手が組織的にくるとミスが起きたり、消極的なバックパスが増えたりしているので、清水戦のように余裕と落ち着きでボールを動かしながら、相手が出てきたところで追加点を取るという試合をコンスタントにできるようにしないといけないと思います」

試合の状況を読み
キックやスローでチャンスを作りたい

○昨年2月、レッズユース2年になる直前にプロ契約。トップ登録もしたが公式戦でのメンバー入りはなかった。今季は沖縄キャンプからトップに全面合流。試合出場はないが開幕戦から2試合ベンチ入りし、現在ルヴァンカップ2試合、リーグ戦8試合でメンバーに入っている。

「開幕のメンバーに入ったときは、キャンプからずっとやってきて、GK陣の誰かに勝っていると思っているわけではないですが、やってきたことが間違っていなかったという気持ちにもなりましたし、メンバーに入ったからといって使われることはないですが、入ったからにはもっとレベルアップしなきゃいけないと強く責任を感じました。
ベンチから試合を見て感じたのは、迫力が一番でした。プレーのスピードもそうですが、すべてにおいての迫力と緊張感、あとはスタジアムの雰囲気がまったく違っていて、自分はあまり緊張しないタイプなのですが、最初は本当に緊張しました。
それまでスタンドで試合を見ていたときにはピッチに対してファン・サポーターのみなさんが声援を送るわけですが、ピッチに出るとまさに自分がその声援を浴びている気持ちになります。その違いが大きいと思いました」

○公式戦が中断し、7月に再開してしばらくはメンバー外だった。

「入っているときも入っていないときも『悪くない』と言われているので、今までやってきたことをやり続けてアピールするしかないと思っていました。気持ちが下がることはまったくありませんでした」

○開幕時はスタンドに多くのファン・サポーターがいる中でのベンチ入り。現在は大きく違う環境だ。

「ファン・サポーターがたくさんいたときは、声でパワーをもらうことがありましたが、今は人数が少ない中で、その雰囲気は以前よりは落ちてしまっていると感じました。しかし9月9日の鳥栖戦から手拍子ができるようになって、またレッズらしい雰囲気が戻ってきたのではないかと感じています」

○リーグ戦では8月15日の広島戦から6試合連続ベンチ入り。2試合あけて直近の清水戦でもメンバー入りした。

「ベンチにいて上の選手たちが話すことを聞いていると、自分が気づきもしないようなことばかりなんです。今はベンチで先輩の言葉を聞きながら学んでいる感じです。
ベンチで見ていた中では広島戦が一番良かったと思います。GKとしては失点ゼロというのが大きかったです。フィールドプレーヤーのみなさんは違うかもしれませんが、僕はみんなで耐えて耐えて1点取るというような試合の方が好きですね」

○自分のストロングポイントをどうとらえているか。また試合に出場したらチームで強化したいと思っているところはあるだろうか。

「シュートを止めることはもちろん得意ですが、自分のキックやスローでチャンスを演出することが得意です。
試合に出たら、もう少しマイボールの時間を増やしたいなと思います。相手がプレッシャーを掛けてきてもいかにマイボールにできるか、というふうにしたいと思います。ただ試合に出るために必要なことはたくさんあって、一番大事なのはゲームの状況を読むことだと思います。たとえば、今は素早くやるべきなのか、大きく蹴るべきなのか、ゲーム状況のよって判断を変えることが公式戦では大事になってくると思いますが、そういう部分が自分にはまだ足りないと思っています」

○アメリカ生まれだが、生後半年から浦和育ち。レッズのアカデミーにジュニアができた2013年に小学5年生で加入。「それ以外の選択肢はなかった」という。レッズジュニア一期生でもあり、ジュニア出身で一貫してレッズで育ってきた初めてのプロ選手でもある。クラブの期待も大きいはずだ。

「ユースからトップの練習に来たときに、ジュニアの子が目をギラギラさせて練習を見ていました。そういう選手たちの憧れの存在でいなければいけないなと思っています。自分がそういうふうに期待されているのもわかっていますが、それはプレッシャーよりもプラスにとらえています」

○トップでの公式戦出場はないが、年代別代表には早くから選ばれ、飛び級でも参加している。試合経験はそこで積んでいる。

「トップチームでやってから代表にいくと余裕を持って落ち着いてプレーできるということはあります。代表のチームメートでトップの試合に出ている選手も何人かいますから、そういう選手に会ったり話を聞いたりすると、試合に出たいという思いが強くなります。
代表でほかのチームの選手と話すとき、レッズのファン・サポーターについて『なんであんなにすごいんだ』という言葉をもらうのは誇らしいです」

Tobe Tobe REDS 跳べ跳べレッズ

清尾 淳 せいお じゅん

『自分たちの位置はどこで、目指すものはなにか』

リーグ後半の初戦となった第18節の清水戦をどう見るか。

・前回引き分けた相手にアウェイで勝利したのは、幸先良い後半スタートだ。
・しかし前回と同じく終盤に失点したのはいただけない。しかも防げない失点ではなかった。2点取っていたから良かったが、1-0からだったらまた悔しいドローに終わっていたかもしれない。
・そういう意味では前回の対戦で奪えなかった追加点を取れていたのだからその点は前進と言える。特にカウンターからスルーパスが相手のラインの裏にきれいに抜けたのを見たのは久しぶりかもしれない。
・得点シーン以外にも、後半6分の汰木、31分の興梠、33分の武富と決定的な場面を作っていた。
・もっとも、そのビッグチャンスに決められなかったのは残念の極みだった。
・試合全体としては自陣で相手にボールを持たれる時間が長かった。前回は後半、相手をほぼ圧倒していたのに。
・ただ失点以外の場面では、清水のシュートに身体を張って守っていた。

何だか思考が行ったり来たりしているようだが、総じて言えば、課題を残しながらも積み上げを見せた、というこれまでと同じような言い方になる。

リーグ前半の17試合では、初めてシーズン最初から指揮を執る監督の下、新しいシステムで臨むチームがどこまで成長していくか、というのが大きな着目点で、勝ち点をできるだけ取りながら練度を高めていくという時期だった。
しかし後半戦に入ると、いかに勝ち点を増やしていくかが最も重要になる。どの節で取っても勝ち点3は3でしかないが、シーズンが進むにつれて勝ち点3の「ありがたみ」が大きくなるのは実感としてあるだろう。そしてチームの成長は引き続き追求していきながら、もう勉強代をたくさん払う時期ではなく、先行投資した分を取り戻していく番だ。
そうやって見ていくと、清水戦は勝ち点3を持って帰るという最重要課題をクリアしつつ前進点も確認できた試合、と言えるだろう。

9月23日終了時での順位は出ているが、消化試合数にバラつきがありすぎるから実際にはどうなのか見当がつきにくい。だから周りとの比較でなく自分たち自身の比較をしよう。
まず過去3年の、18試合消化時の勝ち点を見ると―
2019年:24
2018年:24
2017年:29
現在の勝ち点30が、過去3年間の同時期に比べて最も多いという事実は、しっかりと見ておく必要があるだろう。
一方、優勝争いをした2014年(2ステージ制の2015年、16年は除外)は18試合で勝ち点37を挙げていた。そのときに比べて7ポイント少ないというのも、今季の実感とほぼ一致する。

もともと上位に入る指標として、試合数×2というラインがあるから18試合なら勝ち点36。現在はそれに比べても6ポイント不足しているわけだ。残り16試合で、6ポイントの「借金」を返し+平均勝点2=合計勝ち点38を挙げなければならない。これは勝敗に換算すると、たとえば12勝2分け2敗となり、簡単ではないが、それぞれの相手に前半戦以上の内容で戦えれば実現可能だ。しかも暫定ではあるが順位表の上にはレッズが前半戦で勝てなかった相手がひしめいている。それらに勝つことは順位の差を詰める、あるいは逆転することにつながる。
前半戦より階段の角度は急になるかもしれないが、階段を昇る力も前半戦より高まっていることに確信を持って挑んで欲しい。

もちろん前半戦で勝った相手には次も勝てると決まっているわけではなく、相手は今度こそと向かってくるはずで、手強さは上位陣と変わらない。その最初の相手が今日の横浜FCだ。前回は完封勝ちしたが、相手のシュートミスに助けられたシーンもあった。何よりレッズが完敗した川崎を相手に前節2得点している。

チームがどうやって階段を昇ってきたか選手たち自身が知っているはず。そのやってきたことを全面的に発揮し、今日はより勝ち点3にこだわって欲しい。

★編集後記。勝ち点の「借金」に利息は付かないが、早めに返しておきたいことは間違いない。そういう意味では今日からのホーム3連戦は、大きく返済する好機であり、対戦相手を考えれば前半戦との違いを見せる機会でもある。何より今季ホームで3勝3分け3敗の成績なのを白星先行に転換するチャンスだ。ただし3連戦の初戦というよりは、まずこの1試合。川崎から2点を挙げた横浜FCに全力で立ち向かおう。(清尾)

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