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OTSUKI TSUYOSHI

満員の埼スタにしていくためのスタート
全国のみなさんと心を一つにして闘います

みなさん、こんにちは。
いよいよJリーグが戻ってきました。またみなさんと一緒に闘える日が来たことをうれしく思います。

選手たちからもリーグの再開を前にして高ぶりが感じられます。
長い自粛期間を経て、6月から行ってきた全体練習では1人の選手が複数のポジションをやることにもトライしてきました。試合を組み立てる上でのオプションが増えたと思います。
非常にタイトな試合日程ですから選手全員の力が必要なことは間違いありません。調子の良い選手、あるいは良い組み合わせ、そして闘志にあふれている選手を起用していきますが、そういう選手ばかりなので、監督としては難しいところでもあります。
全部の試合に出てやるという覚悟も必要ですし、あえて引いて次の試合に備える覚悟も必要です。あるいは出られない試合が続いても常に準備をする覚悟も必要でしょう。戦いながらチームの結束をますます強めていきたいと思います。

本日は昨季のチャンピオンチーム、横浜F・マリノスとの試合です。
4ヵ月ぶりの公式戦であり、この期間にどこまで高めることができたか、お互いに図る試合になるでしょうが、我々にとってはその相手が昨季のチャンピオンだということは、良いことだと思っています。もちろん全ての力を出して相手を倒しにいきます。

スタンドからみなさんの声援を受けることはありませんが、きょうは満員の埼玉スタジアムにしていくためのスタートだと思っています。
そのために選手たちにはいつも以上の決意を要求します。
ふだんはスタンドから応援してくれている方々が来たくても来られない。その思いを背負って戦わなければなりません。
さらに、いつも目にする数万人の何倍もの方々が期待をしてくれている試合です。これまでもそうだったわけですが、今日のスタジアムで観戦いただけない試合に、特に選手たちがそれを感じて試合に向かって欲しいと思います。

私は16年間、浦和レッズにお世話になっていますが、監督をして初めてわかったことも多いです。みなさんの思いの熱さを身をもって知ったこともその一つです。そして、この憂慮すべき新型コロナウィルスの時期に、試合以外でもどれほどみなさんが支えになっていただいているか、あらためて感じることができました。

今回は通常のマッチデー・プログラムとは違い、オフィシャルウェブサイトを通じてお届けするものだと聞いていますので、あえて呼びかけます。
全国のファン・サポーターのみなさん、心をひとつ一つにして闘いましょう。
ONE HEART TOGETHER!です。

大槻 毅 おおつき つよし
1972年12月1日 宮城県仙台市生まれ

筑波大学からソニー仙台FC(JFL)入りし、選手としてプレーした後、指導者の道へ。宮城県富谷高等学校サッカー部監督、筑波大学コーチ、水戸ホーリーホックコーチ、大宮アルディージャコーチを経て、2004年から浦和レッズ強化本部スタッフに。06年から10年まではコーチとしてリーグ優勝やACL制覇に寄与した。11年はベガルタ仙台のヘッドコーチを務め、12年から浦和レッズ強化部スタッフに復帰。13年から浦和レッズ育成ダイレクター兼ユース監督を務め、18年4月2日、トップチームの暫定監督に就任した。監督在任中はリーグ戦3勝1分け、ルヴァン杯1勝1分けの無敗で、オリヴェイラ監督にチームを引き継いだ。その後19年3月までヘッドコーチを務め、同年5月28日、1年1ヵ月ぶりに浦和レッズの監督に任じられた。今季も引き続き指揮を執る。

Will to Win

中断期は浦和のクラブとして
何ができるか考える契機にも

○中断前は、Jリーグの湘南戦にメンバー入りしたが出場はなかった。今季は左右のサイドまたはボランチでの出場か。

「大変な時期を終えて、再開にたどり着けたことをうれしく思います。練習できない期間が長かったですし、準備のために十分な時間を取れていないのはどのチームも同じでしょうが、その中でもレッズは良い準備ができていると思います。
変則的な日程に対応できるように、選手それぞれも以前より柔軟な考えで臨んでいると思います。多くの選手がかわるがわる先発で出ていくことになるでしょうし、誰がレギュラーで誰がサブということではなく、より総合力で戦う要素が強くなったと思います。
F・マリノスは能力の高いチームであることは間違いありません。前回の王者で、本当に力がありますし、独特の戦術で個々の能力を生かしてきます。そのチームに対して何ができるか、しっかりと示さなければいけません」

○長澤は2014年のスタジアムにて観戦することができない試合を経験しておらず公式戦は初めて。また交代枠が5人に増えたり、喜びの表現で選手同士の接触を避けるよう言われたり、飲水ボトルも選手別になっていたりと、さまざまな変更があるが、それはどう影響するだろうか。

「ファン・サポーターのみなさんがいない試合ですが、ホームの埼玉スタジアムで戦えるという精神的なアドバンテージはすごくあります。再開までの道のりでファン・サポーターのみなさんから、いろんなところで支援をしていただいているのは選手も感じていますし、その気持ちに応えるように自分たちはしっかりピッチの上で結果を出していきたいです。より強い気持ちで臨まなくてはいけないと思います。
給水ボトルを個別にするというのは、練習からやっていますし、選手同士の接触を避けるというのも意識しています。
交代が5人できるというのは、それだけ試合に変化を与えやすいということですし、選手それぞれに新たな仕事を求められると思います。監督を信じて、先発の選手、途中から出る選手、出ない選手、一丸となって臨みたいと思います。

○中断前の試合で共に2失点していることで、守備の部分に改善が求められていた。まずは攻守の切り替えか。

「特に攻撃から守備になったとき、前めの選手は早い切り替えが求められますし、90分を通してそこの意識を持ち続けることにフォーカスしたいです」

○長澤自身、SNSで「医療従事者は私たちのヒーロー」という発信をするなど、中断期間にチームとして、また選手個人としてサッカーのプレー以外でさまざまな取り組みを行ってきた。

「自分たちが浦和に根づいたクラブとして何ができたかということを考えるきっかけになったと思いますし、これからピッチで結果を出すことを主眼としながらも、それに加えて他に何ができるか考えていくきっかけにもなりました。チームが一丸となってさまざまな活動を行っていけたらいいと思っています」

自分にとっては開幕戦のよう
応援の姿目に焼き付いている

○昨年の右肩脱臼で、沖縄トレーニングキャンプはほぼ別メニュー。2月末には復帰して調子を上げていたが、この中断期間中にケガの個所は完治したようだ。武藤にとってはこれが実質的な開幕のようなものかもしれない。

「今は、早くサッカーがしたいという気持ちにあふれています。ここまで来るのにたくさんの人が力を尽くしてくれているので、与えられた舞台で良いプレーを見せることで返していきたいと思いますし、2試合はスタジアムにて観戦することができない試合という形ですけど、待っていてくれたファン・サポーターのみなさんに、何かを届けられるように頑張っていきたいです。
自分のコンディションはすごく良くて、右肩も一昨年の足首もこの期間に良い状態になってきたので、練習の中で良い状態でプレーできている実感があります。今は久しぶりに痛みがなく、すごく気持ち良くプレーができています。本当に武藤雄樹らしいプレーを見せられることを僕自身楽しみにしています。
開幕のときはベンチにも入れていなかったので、個人的には新たな開幕という気持ちで臨みたいです。ただ、すでに開幕していことも事実で、FWの選手たちがゴールを決めています。チームの中でライバルと切磋琢磨していく、良い起爆剤になれたらと思います」

○再開初戦の相手が横浜FM。そして無観客の公式戦は武藤の初体験だ。

「F・マリノスという去年のチャンピオンチームで、今年も良い準備をしてきたんだろうと思いますが、僕たちも良いトレーニングをしてきたので、開幕戦に続いて連勝したいと思います。僕たちのいまの力を測るのに良い相手だと思います。
スタジアムにて観戦することができない試合の感触は練習試合でつかみましたし、リーグ戦ということでスイッチが入ると思います。僕は5年間、埼玉スタジアムでプレーして、たくさんのファン・サポーターの姿は目に焼き付いていますから、それをイメージしながら戦えると思います」

○昨季はリーグ戦でアウェイの1得点のみ。トレードマークの「がってんポーズ」はあまり機会がなかった。興梠を抑えてチーム最多の15得点した、2015年の再現をぜひ望みたい。

「交代枠が5人になったのは、パワーのある選手を後半送り込めるということですし、特に前線の選手は出るチャンスが増えると思います。出たら必ず結果を出すという決意を持って臨みたいと思います。得点後にもチームメートと抱き合ってはいけない、というのは残念ですが、まずはそういう場面を作り出さないといけないです。今年は「がってんポーズ」をたくさん見せたいですし、待っている人たちにお寿司を食べてもらいたいと思います。システムが2トップになったことで、ゴールの近くにいる時間が長くなりチャンスが増えると思います。自分のゴール前での良さを出して、チーム最多得点を狙いたいと思っています。
4ヵ月間プレーできなかった分、ファン・サポーターのために自分に何ができるんだろうということを考える時間になりました。そのような中、これまでどれほど支えてもらっていたかをあらためて感じましたし、サッカーができるようになったら、みなさんに元気や喜びを味わってもらいたいと思っていました。がんばります」

自分たちが結果を出すことで
人々に何かをもたらしたい

○中断前の公式戦2試合にボランチで先発した。

「サッカーができる喜びをかみしめています。リーグ戦が始まるのは自分たちのモチベーションになりますし、楽しみでもあります。そして自分たちが結果を出すことによって、見てくれる人たちに何かをもたらすことができるのではないかと思っています。試合があること自体でも喜んでもらえると思いますが、浦和のために結果を出したい、という思いでいっぱいです」

○公開された練習では好調な様子を見せていた。

「練習が再開したころは、何をやっても身体が全然うまく動かなかったのですが、この2週間ぐらいは非常に上がってきて、今はキレが良くなっています。開幕したころよりも良いんじゃないかと思います。
チームとしては長い中断の後ですから、完全な状態にあるとは言えないかもしれませんが、それはどのチームも同じなのではないかと思っています。その中で、どれだけ自分の100パーセントを出し、チームの100パーセントに近付けていくかというのが、再開してからの課題だと思います。最初の3連戦がカギだと思っています。
今の状態でF・マリノスと対戦できるのは良いことだと思います。成熟度では向こうに強みがあるでしょうが、相手を封じ込めるというよりは、自分たちがどう自分たちの時間を作れるかだと思っています。F・マリノスがこういうサッカーをするから、それに対してどうするということにとらわれすぎると苦しくなるんじゃないでしょうか」

○埼スタでのスタジアムにて観戦することができない試合は2014年に経験。レッズ11年目で埼スタの応援の力を最も感じてきた選手でもある。またルールや細則の変更にどう対応するか。

「決まっていることですから割り切ってやるしかありません。どういう状況でもサッカーができる喜びを感じて、その気持ちをピッチの上で表現することが今は一番大事です。あとは、ピッチに立ったら、満員のファン・サポーターの熱い応援をイメージしたいと思います。
サッカーはもともと接触プレーがあるスポーツですから、喜び合うときにチームメートに接触しないというのも難しいですが、そこは十分気を付けて、違う喜びの表現をファン・サポーターに見せられたらいいのかな、と思います。
いろいろ難しい変更がある中で、交代枠が5人になったのはポジティブなことです。もちろん常に90分プレーするつもりでいますが、自分がMAXの力でできるだけ長くプレーして、その後交代することもあるだろうと思っています。MAXでできる時間を伸ばしていきたいと思いますが、そういう気持ちで臨めるのは悪くないです」

○もともと子ども好きで知られた柏木だが、中断期間中に第一子が誕生。苦しい時期に大きな喜びがあった。

「自分はサッカーが好きなんだな、とあらためて感じました。子どもに、自分がサッカーをしている姿を見せたいという気持ちもあるのですが、自分が何かを表現してみんなに伝えられるというのは幸せだと思います。もともと自分から発信することは得意ではなかったのですが、自分たちは何かを伝えたり広げていくことがやりやすい環境にあるんだな、ということを感じたのでインスタグラムなどで発信することを心掛けていました。そのありがたさと難しさ、そしてできることの多さというのを、中断期間中に感じました」

ウズウズした気持ちぶつける
横浜FM相手に気負いはない

○開幕の公式戦2試合に右サイドバックで先発した。東京五輪代表の有力な候補だったが大会が来年に延期されたことで目標が一つ先送りされたが、そこからの切り替えはできている。

「これまでずっと試合ができなくてうずうずしていた気持ちをぶつけて、サポーターのみなさんと一緒に闘いたいと思っています。そういう気持ちはみんな強いな、と練習を見ていても思います。
五輪の延期で気持ちの切り替えはできています。もちろん五輪は目指していますが、まずは目の前のことができないと五輪代表にも届かないと思います。レッズでの試合に全力で取り組むことで、代表にも入っていけると思っています。
再開の相手が横浜FMだからということで気負ってはいません。相手がどこだからどうするというのではなく、自分たちに今できることをやろうと思っています。スタジアムにて観戦することができない公式戦は僕は初めてなので、そこはやってみないとわからないと思っています」

○昨季までのウイングバックと今季のサイドバック。難しさはどこだろうか。

「ウイングバックも走る距離は長かったですが、サイドバックでは攻撃から守備に切り替わったときに、より早く戻らないといけないです。また攻撃のときに外に張っているということはあまりなく、前の選手の状況を見てタイミング良く上がっていかないといけません。そのタイミングがすごく重要だと感じています。また自分がおとりになって、中の選手を生かすということが多くなると思います」

○中断期間中に新しく始めたことがある。

「自分の家にトレーニングルームを作ったんですよ。主に体幹トレーニングなんですが、器具なども買ってそこに置いてあります。以前は自宅ではやっていなかったんですが、これからも自宅でのトレーニングができるようになりました」

正確なキックをさらに磨き、
自分のプレーで楽しんで欲しい

○宮城県仙台市出身。ベガルタ仙台ジュニアから青森山田中学校・同高校を経て今季新加入した。高校時代は埼スタでの全国優勝を2回(2018年度高校選手権、2019年度高円宮杯)、準優勝を1回(2019年度高校選手権)経験したのを含め、6度埼スタのピッチを踏んでいる。今季のシーズン開幕となったYBCルヴァンカップの相手が、出身地でもありジュニアに所属していた仙台というめぐり合わせで注目されたがベンチ入りはなかった。中断期間は、新人にとっては、プロの水に慣れ、チームにフィットする期間が長くなった、と言えるのだろうか。

「ようやく始まるな、という気持ちです。自粛期間を終えて全体練習が再開した当初はすごく調子が良かったです。でも、それは他の選手に比べて若い分、最初から動けていたというだけなのかもしれません。最近は、それほど好調という実感は持てていません」

○6月13日(土)に行われたFC町田ゼルビアとの練習試合では、4本目の20分、CKのこぼれ球を拾って左からクロスを上げ、武藤のゴールをアシストした。セットプレーでのキッカーも任されていた。

「ゴールになったパスは、もう少し前を狙ったんです。武藤さんがうまく体勢を合わせて決めてくれたので感謝しています。その前に2回、FKのチャンスがありました。位置が良かったので、1本は決めないといけなかったです。キックには自信がありますから、これからも練習を積んで結果を残し、どういうメンバーの中でも『ヒデが蹴れよ』とチームメートにもファン・サポーターのみなさんにも思ってもらえるような存在になりたいです。交代枠が増えたのは僕のような立場の選手にとってはチャンスが増えることになると思いますが、まずはメンバーに入れるように頑張ります」

○プロになって試合よりも、中断期間にJリーガーがさまざまな発信をする様子を多く目の当たりにした。

「サッカーがなくてつまらないとみんなが思っているときに、槙野さんを始め多くの選手たちがSNSなどで発信しているのを見て、すごいと思ったし、サッカーの力を感じました。また、試合がないのに、レッズのファン・サポーターの方々がいろいろな形でクラブを支えてくださっています。もうすぐ実際にスタジアムで後押しをしてもらえるようになると思いますし、そのころにはピッチでみなさんに楽しんでいただけるよう、僕も試合に出場できるようになりたいと思っています。応援よろしくお願いします」

埼スタでやる以上
自分たちが責任を持って戦う

○中断前の2試合はいずれも右サイドハーフで先発フル出場。仙台戦では右クロスでチームおよびレオナルドのファーストゴールをアシスト。その後もエリア内に攻め込んでPKを得るなど勝利に貢献。湘南戦では2-2で迎えた後半40分、決勝ゴールを決めた。

「正直言えば2月の試合の調子のまま行ければ良かった、と思わないではないです。中断期間中、難しい環境の中で自分ができることはやってきたつもりですが、やはり4か月のブランクは大きいですから、そこが誰にとっても不安材料なのではないでしょうか。ですから再開初戦である横浜FM戦の重要度は高いと思います」

○攻撃的なポジションではあるが、守備に切り替わったときの切り替えも重要な仕事となる。

「懸念はありますけど、一方で点が取れていますから、守備面の不安は去年よりも少ないと思っています。もちろん失点しないことは大事ですから、前に前にという意識がみんな高い中で、リスク管理がテーマだと思っています。
再開初戦はスタジアムにて観戦することができない試合という、難しい雰囲気の中でやることになりますが、埼スタでやる以上は自分たちが責任を持ってやらなくてはいけないですし、自分たちで良い雰囲気を作れればいいと思います。
去年、僕が来たときは横浜FMとの試合は終わっていたんですが、優勝チームだし、個人の能力も高いと思うので、やりがいのある非常に楽しみな試合です」

○レッズの育成時代の仲間(広瀬陸斗=鹿島、戸嶋祥郎=柏、進 昂平=群馬、柳下大樹=富山)がJリーグで活躍しているのも良い刺激になっているようだ。

「一緒にやっていた選手が活躍すると焦りますし(笑)、自分もがんばらないといけないという気持ちになります。
自粛期間中、レッズのアカデミーの選手たちにZOOMで話をしたり、地域のサッカースクールの子どもたちに話をしたりしたのが一番印象に残っています。話をするだけで喜んでくれる、自分がそういう立場にいるんだな、というのを感じました。そういう選手になりたいと思っていましたし、さらに上に行ってみんなの目標になりたいと思っています」

Tobe Tobe REDS 跳べ跳べレッズ

清尾 淳 せいお じゅん

『生きている時代』

僕は昭和32年―1957年生まれ。
10年早ければ、まだ戦後の混乱が完全に収まっていない大変な時期に幼少期を過ごしていたわけだし、10年遅ければ前の東京五輪はもちろんメキシコ五輪のサッカー銅メダルも知らなかったはず。古き良き昭和の時代も体感しているし、猛スピードで生活が便利になっていくのも味わってきた。そして56年前に続いて63歳の今年も東京五輪があることになった。
いろいろ厳しいこともあったが、僕はちょうど良い時代に生きてきたんだなと思っていた。今年の1月までは。

2020年。
すでに1年の3分の1は自粛生活で、県をまたぐどころかさいたま市から一歩も出ていない。
自分の周囲に新型コロナウィルスの感染者は出ていないが、毎日報道される感染の広がりに恐怖を抱かないはずはなく、不幸にも亡くなられた方の報に接するたび、心が痛んだ。そして伝えられる医療従事者の過酷な環境。東日本大震災のときと同様、多少の寄付以外に何もできない自分がもどかしかった。
ちょうど良い時代に生きてきた、なんてとても言えない…。

しかし、そう嘆いていても何も良いことはない。
自分が生きる時代を自分で選ぶことはできないが、自分が生きている時代をどんな時代にするか、それに自分が関わることはできる。
僕で言えば、浦和レッズを好きな全ての人が、このコロナ禍においても気持ち良くレッズを支えられるように、レッズを好きでいられるように、レッズの情報が得られるように、できることをやっていくことが、この時代を少しでも悪くしない一助になるはず。そう思って細々とやってきた。
5月29日にJ1リーグ再開の発表。チーム練習の再開。急ピッチでいろんなことが進んできた。クラウドファンディングの盛り上がりなど、それ自体に感動してきた。
しかし4か月間で鈍った身体と心を最もシャキッとさせたもの。それは6月30日、3か月と5日ぶりにメディア公開された大原での練習風景だった。選手たちの生き生きとしたプレーの様子、笑顔、大槻監督の声…。やっぱり自分は浦和レッズが好きなんだなあ、と今さらながら実感した。

今日はスタンドで応援するサポーターの姿はない。しかしスタンドにはクラブが知恵と汗を惜しまず、準備した成果がある。それは選手たちを勇気づけるだけでなく、画面越しに見るファン・サポーターが浦和レッズとの絆を強く感じるものになるはずだ。
遠く離れていても、すべてのファン・サポーターが心をひとつにして闘う、素敵な日の始まりだ。
そして、また満員の埼玉スタジアムで会おう!

★編集後記。見開き写真も、選手インタビューも、アバウト・ヒムも、投稿ページも、クロスワードもない、ウェブ版のMDP。それでも、今できる精いっぱいのものをお送りしました。今回のコラムは自分のことばかりになってしまいましたが、再びスタジアムで手に取って読んでいただける日のために、これからも今できる精いっぱいをやっていきます。MDPも闘いの戦列に入れてください。(清尾)

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