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「我々は点を取って勝ちにいきたい。共に闘いましょう」リカルド ロドリゲス監督(定例会見 9/23)

9月23日にオンラインで行われた会見でのコメント

(21日のJリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ 準決勝 第1戦 セレッソ大阪戦は、前半は相手のプレスに苦戦しながらも後半は徐々に良くなっていたと思うが、第2戦に向けての手応えはどうか?)
「時間の経過とともに良くなっていった試合だったと思います。後半は特に良かったと思います。2点目を取っていればさらに大きなアドバンテージを持ち帰ることができました。前半のうちにもセットプレーでのチャンスや(小泉)佳穂のチャンスがありましたが、特に後半が良かった試合だったと思います」

(第1戦では右サイドバックに関根貴大選手を起用したが、出来はどうだったか?)
「良かったと思います。非常に高いレベルでプレーしてくれました。過去にも左サイドバックでプレーしていますし、攻撃で良いものをもたらしてくれました。非常に高いモチベーションでプレーしていましたし、彼にとって良いゲームになったと思います」

(C大阪にとって絶対に1点を取らなければいけない試合であり、これまでの試合と出方が違うかもしれないが、そういう立場の試合で重要になることは?)
「次の試合で大事なことは、我々が攻撃的にプレーすることです。この途中経過がアドバンテージだと思って油断していると非常に危険な展開になってしまいます。名古屋(グランパス)戦と同じようにしっかりとゴールを決めながら勝ちにいきたいと思います。セレッソが得点を決めてしまえば、逆に相手のアドバンテージになるような状況です」

(試合が終わった後に岩尾 憲選手が「3試合戦いましたけど、ゼロで抑えたことはありません。0-0でOKという頭があると、確実に負けるというイメージがあります」という話をしていた。C大阪戦はレッズがどうやってゴールを取るかということばかりが話題になっていたが、彼らの攻撃の強みはどういうところにあると考えているか?)
「セレッソ大阪は攻撃の強みはクロスだと思います。松田(陸)選手や山中(亮輔)選手がいいクロスをもっています。カウンターアタックやセットプレーも得意なチームです。それ以外のところでも、いきなりゴールを決めるチームでもあります。過去にもJ1リーグでは我々の少し幼稚なミス、うっかりしたところから決められたり、21日の第1戦では上門(知樹)選手の素晴らしいシュートがあったりしました。シーズン前半戦のJ1リーグでは山中選手のクロスが関根の手に当たるという不運なPKからの失点でした。通常の流れで予想しているプレーとは違ったところかの失点もありました。この第2戦で大事なことは、自分たちでしっかりと攻撃を仕掛けて点を取って結果を決めることです。0-0狙いではいけないと思います」

(YBCルヴァンカップは今年の国内のタイトルではラストチャンスになると思うが、リカルド監督にとって毎年タイトルを獲っていくことはどういう意味を持っているのか?)
「ルヴァンカップを獲ることができれば、今季はスーパーカップを含めて2つ目のタイトルになりますし、レッズの歴史を紡いでいくタイトルを獲ることに貢献できます。また、来年のACL(AFCチャンピオンズリーグ)の決勝にも進んでいますし、J1リーグでも昨年より上位で終わらせることができれば、いいシーズンになると思います。タイトルを獲ることができれば、クラブにとって非常に良いことですので、それも必要としています」

(今季のC大阪戦は3試合とも先制されているが、先に失点しないために選手たちに求めていることは?)
「ですので、我々は点を取って勝ちにいきたいと思っています。もちろん良い守備も必要です。ただ、今季はクリーンシートで終わった試合も多いですし、特にホームでそういう試合が多いと思います。J1リーグを含め、危険な場面をたくさんつくられたわけではありませんが、能力のあるチームですから、先ほども言ったようにいきなり失点するような場面もあったりしますので、気を付けなければいけません。良い守備ができて無失点に抑えることができればそれだけで決勝に行くことはできますが、しっかりとゴールを狙っていきたいです。第1戦の後半のような戦いを見せたいと思います。チームとして、個人として良い状態で試合に臨みたいと思いますが、あまりコンディションがよくなかった選手たちも上がってきていると思います」

(キャスパー ユンカー選手とアレックス シャルク選手は第1戦では温存したのか?)
「第1戦にいなかった外国籍選手は、メディカル的に何かを抱えていたという状況でした」

(第1戦を1-1で終えて第2戦をホームで戦えることに優位性は感じるか?)
「ホームではたくさんのファン・サポーターの方々の応援がありますので、有利だと考えています。名古屋戦でもそうでしたし、J1リーグでのFC東京戦も後押しがあって3-0で勝ちました。ACLも同じような状況でした。セレッソ戦だけを見ても、14日のJ1リーグから21日の第1戦にかけて、チームが良くなったと思います。特に後半が良かったです。J1リーグ試合の後、ルヴァンカップに臨むにあたって対策を渡しましたが、それをしっかりと実行してくれたと思います。決勝に行く自信もありますし、しっかりと点を取ってクリーンシートで進みたいと思います」

(レッズを愛する人々へメッセージをお願いします)
「『共に戦いましょう』と言いたいです。タイトルを獲るチャンスですので、国立での決勝に進みたいと思っています。いつもの応援、感謝しています。ありがとうございます」

(試合の入りだが、入りから全力で戦って最後に失速してしまうチームもあれば、レッズのように最初はなかなか苦労しながらも徐々に盛り返していくチームもある。それはスタイルが影響するものなのか?)
「ACLでは逆のことが言えたと思います。非常にいい立ち上がりから前半のうちにリードするという流れがありました。J1リーグでもFC東京戦や前回の名古屋戦、(柏)レイソル戦でもそういう姿が見られました。我々が良い立ち上がりでリードするという試合が多かったですが、ACLの後に少し(新型コロナウイルスの)感染者が出てしまい、たとえば鹿島(アントラーズ)戦のように立ち上がりが難しい試合もありました。サッカーでは立ち上がりが非常に大事だと思っています。トーナメント戦では特に重要になってきます。1、2ヵ月前の浦和レッズを取り戻すことが大事だと思います。そうすれば最初の45分、もしくは60分くらいで試合を決めるジュビロ(磐田)戦のような流れに持っていくこともできると思います」

(リカルド監督のサッカーはポジションを大事すると思うが、チームによってはフリーの位置や間に立っているものの、立ち位置を意識し過ぎるあまり、そこにパスが通らなかったり、パスが出たときに相手に捕まってしまったりすることもあると思う。こういったことが起こる原因や解決策にはどんなことがあると考えているか?)
「ポジションが大事ですし、どのようなスペースに入るのかということもポジショナルプレーでは重要だと思いますが、そのポジションに入って動かないことではいけないと思います。ポジションを選手同士でスイッチしたり、ローテーションしたりしながら、バリエーションが必要になると思います。動きが止まっていると見つけにくいと思いますので、規律を守りながらもダイナミックな動きが必要だと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

「我々は点を取って勝ちにいきたい。共に闘いましょう」リカルド ロドリゲス監督(定例会見 9/23)

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