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第12節 vs 柏「アウェイの地で終始優位に試合を進め、勝ち点を得る」

8日、浦和レッズはアウェイの三協フロンテア柏スタジアムで明治安田生命J1リーグ 第12節 柏レイソル戦に臨んだ。

レッズは、優位に試合を進め続け、ゴールを奪えなかったものの失点も許さず、0-0で試合を終えた。

AFCチャンピオンズリーグ2022 グループステージの戦いを終え、約1ヵ月ぶりの日本での試合。レッズの選手たちは前半から主導権を握っていく。

J1リーグでは3月6日に行われた第3節 湘南ベルマーレ戦以来の先発出場となった平野佑一がインターセプトするボールをワンタッチで前方の味方につなぐ好プレーを立て続けに繰り出し、保持したボールを複数の選手が絡みながらテンポ良くつなぎ、攻撃を形成していった。

一方、柏の攻撃パターンの一つであるカウンターには、素早い攻守の切り替えと、コースを限定する前線からの守備で対応。何度か自陣ペナルティーエリア付近にボールを運ばれることはあったものの、前線や中盤の選手がしっかりとボールを追いながら、DF陣がゴール前でしっかりと弾き返した。

何度もチャンス、あるいはチャンスになりそうな場面をつくっていたレッズの選手たちだったが、前半最大のチャンスは42分。アレクサンダー ショルツのパスを右サイドの高い位置で受けた馬渡和彰がグラウンダーのパスを中央に送ると、江坂 任がボールを浮かせながら相手をかわしてペナルティーエリア内の右を突破してクロス。ゴール前のアレックス シャルクがヘディングで合わせたが、相手GKのセーブに遭って惜しくもゴールは奪えなかった。

後半に入ってもレッズが試合を優位に進めていく。57分には平野が前線に送ったパスを受けたシャルクがペナルティーエリア内の付近で巧みに相手をかわしながら右足でシュートを放ち、ボールはゴール右上へ。スーパーゴールが決まったかと思われたが、オフサイドの判定でノーゴールとなった。

さらに74分に猛攻を仕掛けるレッズの選手たち。後方からパスをつなぎ、ショルツや馬渡、途中出場の伊藤敦樹のテンポの良いパスまわし、関根貴大のドリブル、途中出場の松尾佑介のパスとシャルクのキープ、松尾や江坂のシュート。この一連のプレーの最後に松尾が倒されてFKを獲得したが、シャルクが直接狙ったボールは枠を越えてゴールは奪えなかった。

90+6分にはCKの流れからショルツが真上から落ちてくるボールをペナルティーエリアの外からダイレクトボレー。ボールは鋭く落ちながらゴールに向かったが、クロスバーに直撃して外に弾かれ、そのまま試合は終了。

次戦は、5月13日(金)19時30分から埼玉スタジアムで行われる、明治安田生命J1リーグ 第13節 サンフレッチェ広島戦【MATCH PARTNER NEXT PROTEIN】となる。

【柴戸 海】
(相手のシステムに対して間を取りながら前進していくところが見られたが、準備してきたことをしっかりと反映できたのか?後半は相手が5-3-1-1のように変えてきたときに、ピッチの中でどう解決しようと考えていたのか?)
「基本的に自分たちがボールを持って主導権を握りながら戦うことはリカルド(ロドリゲス)監督になってからずっとやってきたことですし、ポジションの取り方や相手の形に対してどうビルドアップしていくかということも含めて、前進していくことはできていた回数も多かったと思います。そこまで行った次のところ、ゴールを取りにいくというところは、ゴール前の人数や勢いを含めて足りなかったと思います」

(ゴール前の人数については、後ろから運んでダヴィド モーベルグ選手や関根貴大選手などは後ろが追いつく前に仕掛けていくと思うが、ゴール前に人数を掛けることと彼らが速く仕掛けるバランスは難しいのではないか?)
「相手は後ろが5枚ということもありますし、仕掛けられるということは素晴らしいことです。モーベルグ選手や関根選手が特に仕掛けることに対して、後ろがもっと入っていくタイミング、スピードを合わせていかなければ、相手も戻ってきてしまいます。時間を掛ければ相手が帰陣してしまいますので、仕掛ける選手に対して後ろがより速く追い越したり、ゴール前に入っていけたりするように、後ろでの動かし方やどこでスピードを上げるかということも含めて、全員で共有していかなければいけないと思います」

(AFCチャンピオンズリーグから帰ってきて、柴戸選手自身やチーム全体のコンディションはどうだったのか? 1ヵ月ぶりのJリーグだったが、ACLと比べてプレスやスピード感など、あらためて感じたことはあるか?)
「コンディションに関しては、タイはかなり暑かったですが、チーム全体としては問題なかったと思います。ACLでは引いてブロックを作る相手が多かったですが、今日は引いたり連動して前から奪いに来たりするシーンも多かったと思います。ACLではプレッシャーに来られることがあまりありませんでしたし、そういうところの強度に関しては、少し受身になってしまったところもあったと思います」

(平野佑一選手がJリーグでは久しぶりに先発出場したが、彼の良さや彼と組むことでの柴戸選手のプレーに関してはあらためてどう感じたか?)
「ボールをさばけますし、縦にもパスを入れられますので、役割ははっきりしていると思います。基本的には平野選手にボールを持たせながら、彼が攻撃しやすいようにポジションを取ったり、奪われた後のカウンターは僕が対応したりするというところは、去年から何度もやっていますし、いい関係を築けていると思います。彼の技術の高さを最大限に発揮させられるように、守備は僕が請け負うという感じだと思います」​

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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