14日のトレーニング後、マチェイ スコルジャ監督が囲み取材に応じ、15日(金)に行われるFIFAクラブワールドカップサウジアラビア2023 準々決勝 クラブ・レオン戦に向けて意気込みを語った。

(浦和レッズの監督として最後の大会になるが、意気込みはどうか？)
「最後に一番大事なクラブワールドカップです。しっかりと集中して明日はいい闘いをしようと興奮しています。今シーズンで最も重要な瞬間ではないでしょうか」

(あまり対戦したことがないメキシコのチームが相手だが、どういったことを選手たちに強調しているのか？)
「全く違ったサッカー文化のチームです。Jリーグで通常闘っているチームとは全く違うと思います。メキシコのチームは技術とフィジカル、さらにピッチ上でポジションを入れ替えながらプレーすることが特徴だと思いますが、かなりフリーな形でプレーすることもありますので、予測しにくいと思います」

(ハノイFC戦はダメージが大きい試合だったと思うが、選手たちのメンタルの回復をどのように見ているか？)
「我々にとって悲惨とも言える結果になりました。ただ、今そのことを考え過ぎてもいけないと思います。全く違ったターゲットがある大会です。今季をできるだけいい形で終わらせるという決意は固いです」

(トーナメントの闘いを一試合ずつと考えていくと思うが、応援している方々は3試合闘っている姿を見たいと思う。そういう意味での明日の試合の勝利への気持ちはどうか？)
「まずメキシコのチームのスタイルに早めに順応しなければいけないと思います。個人のスキルも非常に高いものがあります。ただ、彼らにも弱点はありますので、そこを突きたいと思います。全く違ったスタイルのチーム同士の対戦ですので、そういった意味でも興味深い試合になると思います」

(10日に大原サッカー場でファン・サポーターが試合のような見送りをしてくれたが、率直にどう感じたか？)
「みなさんが行ってくれたことは驚異的です。そこからプレッシャーを感じるとともに、非常にポジティブなエネルギーも受け取りました。そのことは明日のミーティングでも選手たちに思い出させようと思っています」

(サウジアラビアに向かう飛行機にもレッズの応援に行くであろう人がたくさん乗っていたが？)
「我々チームが孤独な状態でプレーするということはないと思います。ファン・サポーターの方々は常にチームの応援に駆けつけてくれます」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】