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西川周作 J1リーグ歴代最多673試合出場達成!

西川周作が8日にMUFGスタジアムで行われた明治安田J1リーグ 第14節 ヴィッセル神戸戦に出場し、J1リーグ通算試合出場数を673試合として、歴代最多記録を更新した。

高校3年生だった2004年に大分トリニータの2種登録選手としてJ1リーグで1試合のベンチ入りを経験した西川は、翌2005年にプロとしてトップチーム入り。
シーズン序盤はメンバー入りの機会がなかったものの、オランダで開催されたワールドユース(現 U-20ワールドカップ)から帰国した直後の2005年7月2日、J1リーグ第13節 横浜F・マリノス戦でスタメンに抜擢され、プロデビューを果たした。

試合には0-2で敗れたが、大分U-18時代の監督であり、このシーズンからトップチームの監督に就任していた皇 甫官監督から指示され、GKながら直接FKを蹴るという衝撃的なデビューとなった。

デビュー戦の緊張の中でFKを枠の上に大きく外し、「FKはもう蹴らない」と心に誓った西川だが、GKとしてのポテンシャルを開花させると、ルーキーイヤーからレギュラーの座を射止め、デビュー戦以降はJ1リーグ22試合中21試合に出場した。

2年目の2006年には背番号1になったのだが、怪我に苦しむ数年間を過ごすことになる。11月18日に山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場で行われたJリーグ 第31節 ヴァンフォーレ甲府戦で左ひざ靭帯を損傷。2007年は3月10日のJ1リーグ 第2節 ジュビロ磐田戦で復帰したものの、怪我が続いてリーグの出場は11試合にとどまった。

2008年には北京オリンピックに出場した後の9月13日、埼玉スタジアムで行われた浦和レッズ戦で左ひざ後十字靭帯と左ひざ半月板を損傷する大怪我を負ってしまう。ただ、その浦和レッズ戦では、担架で運ばれる際にメインスタンドの浦和レッズサポーターから「西川、頑張れよ!」と声をかけられたことが忘れられないと後年、西川は回顧している。

怪我に苦しみながらも2005年から2009年まで大分でJリーグ118試合に出場した西川は、2010年に活躍の場をサンフレッチェ広島に移す。

広島では後に浦和レッズでも指導を受けるミハイロ ペトロヴィッチ監督、チームメートになる森脇良太や槙野智章、柏木陽介、李 忠成らと出会う。現・日本代表監督の森保 一監督が就任した2012年には、4シーズン連続となるフルタイム出場を果たし、クラブ史上初のJ1優勝に大きく貢献。2013年には連覇を果たした。

広島の4年間でリーグ1試合を除いて135試合に出場し、2014年に浦和レッズに加入した。当初はルーキーイヤーと同じ背番号21をつけたが、2年目から背番号1になると、2018年まで5シーズン連続フルタイム出場を果たす。2019年10月29日に行われた明治安田生命J1リーグ 第31節、古巣である広島とのアウェイゲームでは、鹿島アントラーズでプレーした曽ケ端 準に続くJ1リーグ史上2人目の200試合連続フルタイム出場を達成した。

続く2019年11月1日の明治安田生命J1リーグ 第31節 鹿島アントラーズ戦は、1週間後に控えるAFCチャンピオンズリーグ2019 ノックアウトステージ 決勝 第1戦 アルヒラル戦が出場停止となることもあり、福島春樹に出番を譲ったものの、以降は再び試合出場を重ねていく。

新型コロナウイルス感染拡大の影響でサッカー界どころか世の中が未曾有の事態に見舞われた2020年はキャプテンを務めながらフルタイム出場。2021年には現在アストン・ヴィラ(イングランド)でプレーする鈴木彩艶に一時、レギュラーを奪われたものの、再び得た出番で力を発揮すると、レギュラーを奪い返す。

2022年には通算無失点試合数を170として新記録を樹立すると、2023年にはリーグ最少失点を果たし、7年ぶりにJ1リーグベストイレブンに選出されるなど、35歳を超えてもなお成長できることを証明した。

プロデビューから20年目を迎えた2024年にはJリーグ史上3人目となるJ1リーグ通算600試合出場を達成。2025年には3月8日の明治安田J1リーグ 第5節 ファジアーノ岡山戦で歴代最多を更新してから30試合を加えて通算無失点試合を200とすると、4月2日に行われた明治安田J1リーグ 第8節 清水エスパルス戦で目標としていた楢﨑正剛氏(現 名古屋グランパスGKコーチ)が持つJ1リーグ通算試合出場数を抜き、GK史上最多かつ史上2位となった。

明治安田J1百年構想リーグを経て、秋春制にシーズン移行した2026/27シーズンも9月13日に埼玉スタジアムで行われた明治安田J1リーグ 第7節 ファジアーノ岡山戦こそ欠場したものの、開幕からスタメン出場を続ける。

そして2026年11月8日、サッカーの聖地であるMUFGスタジアムで西川は34年目を迎えたJリーグの歴史で最も試合に出場した選手となった。

これから、し烈なポジション争いを続けながらJ1通算出場試合数をどこまで伸ばしていくのだろうか。今年40歳となった西川は、まだまだ元気な姿、浦和レッズを救うプレーを見せてくれるに違いない。

出場記録
シーズン所属クラブJ1リーグ
出場 / 得点
リーグ
カップ
出場 / 得点
J1
百年構想
リーグ
出場 / 得点
天皇杯
出場 / 得点
ACL
出場 / 得点
FCWC
出場 / 得点
その他
公式戦
出場 / 得点
2004大分(2種登録)0 / 00 / 0-0 / 0---
2005大分21 / 01 / 0-2 / 0---
2006大分30 / 05 / 0-1 / 0---
2007大分11 / 02 / 0-2 / 0---
2008大分22 / 05 / 0-0 / 0---
2009大分34 / 03 / 0-1 / 0--3 / 0
2010広島34 / 04 / 0-1 / 05 / 0--
2011広島34 / 01 / 0-0 / 0---
2012広島34 / 04 / 0-0 / 0-3 / 0-
2013広島33 / 01 / 0-3 / 05 / 0-1 / 0
2014浦和34 / 02 / 0-2 / 0---
2015浦和34 / 00 / 0-3 / 05 / 0-2 / 0
2016浦和34 / 01 / 0-0 / 08 / 0-2 / 0
2017浦和34 / 02 / 0-0 / 013 / 02 / 01 / 0
2018浦和34 / 05 / 0-6 / 0---
2019浦和33 / 02 / 0-2 / 013 / 0-1 / 0
2020浦和34 / 01 / 0-----
2021浦和32 / 03 / 0-6 / 0---
2022浦和32 / 02 / 0-2 / 05 / 0-1 / 0
2023浦和34 / 04 / 0-1 / 08 / 03 / 01 / 0
2024浦和36 / 00 / 0-----
2025浦和36 / 01 / 0-2 / 0-3 / 0-
2026浦和--20 / 0----
2026/27浦和13 / 01 / 0-0 / 0---
通算記録673 / 050 / 020 / 034 / 00 / 011 / 012 / 0

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