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曺 貴裁監督 長崎戦試合後会見
2026/27明治安田J1リーグ 第12節 V・ファーレン長崎戦【MATCH PARTNER エコ計画】 試合後のコメント
「ホーム・埼玉スタジアムに久しぶりに戻ってきたことをミッドウィークの水曜日に感じましたが、今日も引き続き、もしくはそれ以上に、雨にもかかわらずたくさんのファン・サポーターのみなさんに赤いユニホームを着て我々を後押ししてもらえたことで、最少得点の1点でしたけど、浦和レッズのファン・サポーターのみなさんの方向に決められたゴールということで、彼らが呼び込んだゴールとも言えます。本当に素晴らしいファン・サポーターのみなさんのもとで試合をしている選手・スタッフは幸せだなと、改めて思っています。
長崎さんの高木琢也監督は僕のひとつ上で、長い間しのぎを削り合ってきて、お互いに、というのは失礼な言い方になりますが、サッカーに対する情熱などを切磋琢磨して歩んで来たつもりです。ここ最近はJ1のプレーリズムに慣れて、前節の(サンフレッチェ)広島との試合を見ていても、本当に素晴らしい戦いをしていましたし、今日は本当に苦戦するな、と思っていました。
ボールは握れて、いい形で攻めることができていましたが、なかなか相手のゴールをこじ開けさせてもらえず、ミドルシュートも1、2本入っていれば、というところがありました。ただ、この試合の勝利は、水戸(ホーリーホック)戦で相手が10人になって、最後の最後まで我慢して自分たちで攻撃をやり続けた、そういうメンタリティーのところと、あとはカウンターで食らってはいけないというところを選手たちが非常によく理解してやったという意味では、この3日間でも、その試合からでも、その前の試合からでも、選手の成長を非常に感じます。今日、選手には『戦術的なことを含めてレベルの高い試合だった』という話をしましたが、こういった戦い方ができれば、自分たちの勝つ可能性はどの相手にも出していけると思います。
ここまで失点が多かったり、得点しても逆転されたりという、少し不安定な試合が続いていましたが、僕が選手に求める中には、彼らが体験してこなかったサッカー観などが少なからずあったと思います。そこにアジャストしようとしたところで出たほころびが、ここ最近はいろいろな意味で選手の中で理解が深まって、一歩、1メートル、予測や判断が早くなっている印象があります。それをもっと研ぎ澄まして、上を目指してやっていきたいと思います」
【質疑応答】
(金曜日の練習後、選手たちに『ここまでのシーズンで、この試合が一番大事だ』と話したとのことだが、この試合で監督の言葉を結果と内容で示した部分についての評価は?)
「『今日は全員がキャプテンとしてプレーしてほしい』ということで、わざわざキャプテンマークを20枚用意して、選手に渡しました。それは選手それぞれが当事者意識を持って、チームを勝たせる温度はまだまだ選手それぞれが上げられると思っていましたし、この前の(ジェフユナイテッド市原・)千葉戦から学べるものもありました。キャプテンだけがチームを引っ張って、その他の人は何もしないという組織やチームは基本的には弱いので、そうならないように選手たちをそちらの方向に向けて行くことが僕の最大の仕事だと思います。
その意味も含めてまだまだ伸びしろを感じますし、今日の試合に満足せず次に進むだけですけど、いろいろなプレーシステムや状況を選手たちがよく考えてやれるようになってきたのは、今日ゲームに出なかった選手も含めて、ひとつ違った意味で進歩が見られると思います」
(選手たちがよく我慢した、という話があったが、監督としても交代などで我慢が必要な試合だったのでは?)
「お恥ずかしながら、選手のキャラクターとか、ピッチの中で見せるものが練習や最初の5試合くらいで全部つかめていたかと言えば、それは自分の中で難しかったところもあります。
ただ、10試合、15試合と経過して日々過ごすことで、僕の中で選手たちの理解がさらに深まりましたし、こういう場面で早く動いたほうがいいのか、動かないほうがいいのかという判断の材料、コーチングスタッフと一緒に、間違いなく広がってきています。
その中で、今日は60分過ぎに2人を交代して、その後は交代選手を入れながら、ということでしたが、点が取れないから前の選手を増やして点を取れるようにする、というふうに見られがちですけど、それは必ずしも良い采配ではないと僕は思っています。今日は我慢しながら得点するというところを7割。2割か3割は得点をされないように、というところを頭に入れながら交代カードを切らなければいけないと思っていました。
欲を言えば2点目、3点目を取れたら良かったですし、それが良かったかは分からないですけど、僕の中の考えはそういう形でした」
(長崎にはマテウス ジェズスという特別な選手がいて、彼を起点にさせないところを考えていたと思うが、どういうプランを用意していたか?)
「マテウス ジェズス選手はかなり特別なキャラクターを持った選手で、広島戦の2点目のようなワンステップでのシュートも持っていますし、キープ力もあります。ただ、彼を気にしてずるずるラインを下げてしまうとどんどん人がフォローしてくるので、まずはハイラインでコンパクトに、選手間の距離を近づけて、ということが今日やるべきことでした。
もう一度、アウェイでの戦いがあるので詳しくは言えないところがありますが、試合の中では彼が活躍するような場面はそんなに多くなかったのではないかと思いますし、それは選手たちがよく理解して取り組んでくれたからだと思っています」
【浦和レッズオフィシャルメディア】

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