「第3回浦和レッズ杯山田町ハートフルサッカー大会」(ハートフルサッカーin東北)(ハートフルサッカーin東北)


震災後、継続して行っている復興支援。徐々に復興から発展となっているなか、山田町に人工芝が新設されたことを機に新たな試みとして次世代を担う子供たちが交流の場、サッカー技術の向上、地域活性化を目的とし「浦和レッズ杯山田町ハートフルサッカー大会」が始まりました。
そして今年度は浦和レッズジュニアチームがが参加し山田、宮古、大槌、釜石地域の少年・少女たちと交流いたしました。

ハートフルクラブからは、石黒コーチ・島田コーチが参加しました。

選手代表 としてFC山田ヴェルエーニ主将 石﨑 絢士君の選手宣誓で開会しました。

「わたしたちは、浦和レッズの皆さんが教えてくれた 「一生懸命やること、楽しむこと、思いやりを持つ こと。」を胸に、日々のトレーニングに取り組んで います。 浦和レッズのジュニアチームをむかえての大会は、 4年ぶりで、県外のサッカー仲間と試合ができるこ とに今からワクワクしています。 この大会はたくさんの人たちの支えがあって実現 しています。 浦和レッズの皆さんや、応援してくれる家族、グラ ウンドに集まったたくさんの仲間に感謝し、最後ま で一生懸命プレーすることを誓います。」と元気よく宣誓してくれました。

浦和レッズジュニアチームはフレンドリーリーグとして全チームと対戦。快晴の中、どのチームも一生懸命プレーをしてあきらめずに頑張っていました。

大会1日目、1試合目は釜石1-5浦和と2試合目は千徳0-18と対戦しました。

 

1日目終了後、浦和レッズジュニアチームの新井健剛君(No16)は「岩手までの移動時間が長く、あまり夜眠れませんでしたが、違う芝でもいつも通りのプレーができました。明日も全勝目指してがんばります」と話してくれた。

試合終了後、FC山田ヴェルエーニの皆様と昼食懇親交流会を開いていただき、「山田町防災教室」として当時の様子などを現地の方にお話をしてもらいました。

大会2日目も晴天に恵まれ始まりました。
2日目、1試合目は岩泉0-8浦和、2試合目は大槌0-3浦和、3試合目は山田0-6浦和と対戦しました。

本大会の優勝は 釜石となりました。(※浦和レッズ戦はフレンドリーマッチ)

閉会式では、内舘 秀樹アカデミーダイレクターが総評をして無事に終了いたしました。

今大会を通して、次世代を担う子供たちが交流の場、サッカー技術の向上、地域活性化を目的として2019年以来浦和レッズジュニアチームが参加できたことはとても有意義でした。現地の子供たちと帰り間際までじゃれたり話をして楽しそうな時間を過ごしていました。
復興から発展となっているなか、このような形で今後も交流していければと思います。

ハートフルクラブによる、東日本大震災等支援プロジェクト 「浦和レッズハートフルサッカーin東北(岩手・福島)2023」は、9月開催予定です。