岩手県山田町民総合運動公園人工芝改修完成記念式典への出席について(お知らせ)


このたび浦和レッズは、岩手県山田町に、岩手県三陸エリアでは初となる人工芝のサッカー場「岩手県山田町民総合運動公園サッカー場」が完成したこと受け、同町及び同町教育委員会より、3月31日(土)に開催される完成記念式典へ招待いただきました。
同式典内では、2011年3月11日の東日本大震災以降、同町をはじめとする被災地各所で幼稚園、小学校、地域のサッカー少年団、中学校を訪問し、計71回のサッカー教室を実施(参加者数は延べ3,361人)するなど、継続的に支援活動を行ってきた浦和レッズに対し、山田町から感謝状が贈られることとなりましたので、併せてお知らせいたします。

浦和レッズは、特に被災された子供たちの心のケアを中心に、浦和レッズハートフルクラブによる「東日本大震災等支援プロジェクト ハートフルサッカー in 東北」などを通じて被災地支援活動を行って参りました。
また、被災地に足を運べない方々に被災地の現状を伝え、震災の記憶を風化させないことを目的に、震災発生以降全てのホームゲーム(2014年3月23日の無観客試合を除く)においてハートフルクラブブースを設置し、「東日本大震災等支援プロジェクト ハートフルサッカー in 東北」などの活動報告写真や被災地の現状を伝える写真の展示、被災地支援募金を実施してきております。

これらの活動は、浦和レッズは社会の一員であり、未曾有の大災害となった東日本大震災で被災された方々への支援を責務と考え、こうした活動が、「社会の一員として青少年の健全な発育に寄与する」というクラブの活動理念実現にもつながっているという考えにもとづき実施しています。

31日の式典には、ハートフルクラブから落合 弘キャプテンと5名のコーチの他、浦和レッズジュニアユースチームコーチ兼ジュニアチームコーチの内舘秀樹が出席することとなっており、式典終了後の同日11時30分から、山田町と山田町サッカー協会が主催するサッカー教室にも参加させていただきます。

また、地元のサッカー少年団を招いた、山田町と山田町サッカー協会主催の少年団のサッカー大会に、浦和レッズの冠をつけさせていただくこととなりました。
大会名は、「浦和レッズ杯第1回山田町ハートフル少年サッカー大会」で、優勝カップ、大会バナー、記念品の提供をさせていただきます。
宮古・大槌地域の4種登録チームである宮古、田老、千徳、花輪、大槌、山田の6少年団が参加するこの大会を継続し、将来、浦和レッズのジュニアチームも参加することができれば、大変すばらしいことだと考えています。

今後も、浦和レッズはこうした活動を継続して行って参ります。

2018年9月にも福島県、岩手県にて「東日本大震災等支援プロジェクト ハートフルサッカー in 東北」を実施する予定でおります。
ぜひ、ファン・サポーターのみなさまにおかれましても、ホームゲーム時にハートフルクラブブースへお立ち寄りいただき被災地、被災者の方々に思いを寄せていただくなど、引き続きのご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

最後に、「浦和レッズ杯第1回山田町ハートフル少年サッカー大会」の開催にあたっては、山田町を含む岩手県をホームタウンとして活動するグルージャ盛岡のみなさまに、活動の趣旨をご理解いただき、本取り組みを実施させていただけることとなりました。併せて御礼申し上げます。