NEWS
岩尾「歴史をつくっていくんだという気概を一人ひとりが持つことで変わってくる」
15日、JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ 準決勝 第2戦 横浜F・マリノス戦後、出場停止の酒井宏樹に代わってキャプテンマークを巻いた岩尾 憲が、この試合に向かう上での心境や勝利の価値、チームやファン・サポーターの雰囲気から感じたことについて語った。
(決勝進出を決めた今の心境は？)
「少しは浦和レッズにいる存在価値を示すことができたと思っています」
(今日の岩尾選手のプレーからはいつも以上に闘う気持ちを感じたが？)
「昨年は準決勝で敗れて、今年も第1戦は0-1のビハインドで第2戦を迎えましたが、(酒井)宏樹が出られない。あのレッドカードの一つ手前では僕がカウンターを止めきれなかった。そのせいもあってそういう状況になりましたので、キャプテンマークを巻いて次に進めるかどうかは、僕の人生にとって非常に重要なことだと位置付けていました。そういう気持ちを出しました」
(単純にパスをさばくだけではなく、相手にプレッシャーを掛けられながらも冷静に切り返して状況を変えるようなプレーが多かったと思うが、意識していたのか？)
「無我夢中でしたが、心身ともにいいゾーンでプレーできていたと思います。精神的なゾーンという意味で」
(結果だけではなく内容も含めてチーム全体として横浜F・マリノスを上回っていたと思うが、チームとしてどんなところが良かったと感じているか？)
「自分たちがこのクラブに求められている成果や一人ひとりのパフォーマンスの質も含めて、非常に高いものを要求されていると思いますし、それができなければ淘汰されていくクラブだと思います。どこかで大きな成果を個人としてもチームとしても上げなければ、僕自身の立ち位置も含めて未来に進めないと思っていました。そういう意味でも、やられてもおかしくないシーンもありましたが、この難しい状況で次に進むことができるということは、チームとして良かったと思います。ただ、ファイナルへの切符を得ただけですので、2位もそれ以下も同じだと思いますので、次が非常に大事だということはみんなが分かっていると思います。ただ、今日に関しては本当に疲れたので先のことを考えることはやめようと思います(笑)」
(YBCルヴァンカップのタイトルを獲ることもそうだが、今日の勝ち方はJ1リーグも含めて今後の闘いにつながっていくのではないか？)
「試合前に話していたのは、ホセ(カンテ)だけではなく誰かがゴールネットを揺らさなければいけないということでしたが、今日はPK2つでした。PKになるくらい際どいところでプレーできているのはポジティブだと思いますし、いろいろな選手が追い越していくとか、ペナルティーエリア内に入っていくとか、そういった姿勢は前半から非常に良かったと思います。ただ、クロスのクオリティーや人がどこに入っていくのかということはもう少し整理する必要がありますし、相手にとって怖い動きはまだまだ改善できると思います。あそこまで行けているということは評価できると思いますが、PK以外で1点、2点、3点を取ろうと思ったときにそこのクオリティーはどうしても必要になると思います。結果的には良かったですし、この結果から学べることは大きいと思いますので、また練習から擦り合わせていって、自分たちがより良くなっていくように取り組んでいきたいです」
(第1戦の試合終了後から今日の試合を通してのスタジアム、ファン・サポーターの雰囲気はどうだったか？)
「自分たちのクオリティーや技術的なところもそうですし、姿勢やメンタリティーのところをしっかりと示すことができれば、ファン・サポーターの方々は後押ししてくれますし、お互いにいい効果を生み出せる空間になると思っています。今日はスタジアムの雰囲気が引力的に自分たちの方に勝利を引き寄せてくれたと思うので、こういった雰囲気、自分たちが歴史をつくっていくんだという気概、自分たちがレッズでサッカーをして世の中をあっと言わせてやろうというような気概を一人ひとりが持つことでプレーも変わってくると思います。プレーが変われば組織が変わってくると思いますし、組織が変わってくれば結果も変わってくると思います。目の前の試合で勝つとかタイトルとかも非常に大事ですし、もちろん獲りたいですが、もっと大きな概念で取り組んでいけると、個人の力、クオリティーはそもそも高いチームですので、それを最大値まで発揮できる要因になると思います。そういう意味では今日、全体の気概を感じました。第1戦で0-1だったこと、宏樹が出られないことも含めて、ロッカールームでのマチェイ(スコルジャ)監督の言葉もそうでしたが、全体が勝利する、何とかファイナルに行くという気持ちで試合に向かっていくパワーがあったと思います」
その他のコメントや試合写真は、サイトメンバーズにてご覧いただくことができます。
■サイトメンバーズ(月額330円/税込)はこちら→https://sp.urawa-reds.co.jp/
※REX CLUB LOYALTYの方は、無料でご利用いただけます。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
(決勝進出を決めた今の心境は？)
「少しは浦和レッズにいる存在価値を示すことができたと思っています」
(今日の岩尾選手のプレーからはいつも以上に闘う気持ちを感じたが？)
「昨年は準決勝で敗れて、今年も第1戦は0-1のビハインドで第2戦を迎えましたが、(酒井)宏樹が出られない。あのレッドカードの一つ手前では僕がカウンターを止めきれなかった。そのせいもあってそういう状況になりましたので、キャプテンマークを巻いて次に進めるかどうかは、僕の人生にとって非常に重要なことだと位置付けていました。そういう気持ちを出しました」
(単純にパスをさばくだけではなく、相手にプレッシャーを掛けられながらも冷静に切り返して状況を変えるようなプレーが多かったと思うが、意識していたのか？)
「無我夢中でしたが、心身ともにいいゾーンでプレーできていたと思います。精神的なゾーンという意味で」
(結果だけではなく内容も含めてチーム全体として横浜F・マリノスを上回っていたと思うが、チームとしてどんなところが良かったと感じているか？)
「自分たちがこのクラブに求められている成果や一人ひとりのパフォーマンスの質も含めて、非常に高いものを要求されていると思いますし、それができなければ淘汰されていくクラブだと思います。どこかで大きな成果を個人としてもチームとしても上げなければ、僕自身の立ち位置も含めて未来に進めないと思っていました。そういう意味でも、やられてもおかしくないシーンもありましたが、この難しい状況で次に進むことができるということは、チームとして良かったと思います。ただ、ファイナルへの切符を得ただけですので、2位もそれ以下も同じだと思いますので、次が非常に大事だということはみんなが分かっていると思います。ただ、今日に関しては本当に疲れたので先のことを考えることはやめようと思います(笑)」
(YBCルヴァンカップのタイトルを獲ることもそうだが、今日の勝ち方はJ1リーグも含めて今後の闘いにつながっていくのではないか？)
「試合前に話していたのは、ホセ(カンテ)だけではなく誰かがゴールネットを揺らさなければいけないということでしたが、今日はPK2つでした。PKになるくらい際どいところでプレーできているのはポジティブだと思いますし、いろいろな選手が追い越していくとか、ペナルティーエリア内に入っていくとか、そういった姿勢は前半から非常に良かったと思います。ただ、クロスのクオリティーや人がどこに入っていくのかということはもう少し整理する必要がありますし、相手にとって怖い動きはまだまだ改善できると思います。あそこまで行けているということは評価できると思いますが、PK以外で1点、2点、3点を取ろうと思ったときにそこのクオリティーはどうしても必要になると思います。結果的には良かったですし、この結果から学べることは大きいと思いますので、また練習から擦り合わせていって、自分たちがより良くなっていくように取り組んでいきたいです」
(第1戦の試合終了後から今日の試合を通してのスタジアム、ファン・サポーターの雰囲気はどうだったか？)
「自分たちのクオリティーや技術的なところもそうですし、姿勢やメンタリティーのところをしっかりと示すことができれば、ファン・サポーターの方々は後押ししてくれますし、お互いにいい効果を生み出せる空間になると思っています。今日はスタジアムの雰囲気が引力的に自分たちの方に勝利を引き寄せてくれたと思うので、こういった雰囲気、自分たちが歴史をつくっていくんだという気概、自分たちがレッズでサッカーをして世の中をあっと言わせてやろうというような気概を一人ひとりが持つことでプレーも変わってくると思います。プレーが変われば組織が変わってくると思いますし、組織が変わってくれば結果も変わってくると思います。目の前の試合で勝つとかタイトルとかも非常に大事ですし、もちろん獲りたいですが、もっと大きな概念で取り組んでいけると、個人の力、クオリティーはそもそも高いチームですので、それを最大値まで発揮できる要因になると思います。そういう意味では今日、全体の気概を感じました。第1戦で0-1だったこと、宏樹が出られないことも含めて、ロッカールームでのマチェイ(スコルジャ)監督の言葉もそうでしたが、全体が勝利する、何とかファイナルに行くという気持ちで試合に向かっていくパワーがあったと思います」
その他のコメントや試合写真は、サイトメンバーズにてご覧いただくことができます。
■サイトメンバーズ(月額330円/税込)はこちら→https://sp.urawa-reds.co.jp/
※REX CLUB LOYALTYの方は、無料でご利用いただけます。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
