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西川「この感情を次にぶつけないといけない」

現地時間21日、FIFAクラブワールドカップ2025 グループステージMD2 インテル・ミラノ(イタリア)戦を終えて、西川周作が、惜しくも敗れた本日の試合を振り返り、最終戦への決意を語った。

(後半アディショナルタイムの失点シーンについて)
「非常に難しいシチュエーションでしたが、みんなで守りきりたかったです。途中出場の選手も含めてしっかりと守るという意識がみんなにあった中で、最後の最後にやられてしまうというところは、非常に残酷な結果になってしまったと感じています。こんなにも悔しい気持ちにさせられたということは、まだまだ欲も感じますし、クラブワールドカップにまたチームとして、クラブとして戻ってきたいです。こんな真剣勝負ができるのは日本ではなかなか経験できないことですし、若い選手にとっても僕にとっても素晴らしい経験になっています。もっと強くなりたいと感じました」

(全体ではすごくよく守っていたが、攻撃になったときにカウンターでいいチャンスはあった。回数や時間は相手にあれだけ攻撃されると守備もどこかで穴が空いてしまうのではないか?)
「前半から守備に回る時間が長かったですが、ボールを奪ってからの時間の作り方は相手が非常に上手でした。ボールを奪ったあとに保持する、全員が同じ意識のもと、動き出すということは難しいとは思いますが、それができたらと思います。できなかったときの守備はしっかりとみんながハードワークしてくれていたし、守れていたので、もう少しできたところもありますが、しっかりと受け入れなければいけないと思います」

(1失点目についてはどのように振り返るか?)
「自分ができたことは、しっかりとした視野確保ができればよかったと思います。みんなの気持ちが強かっただけに、チーム全体としてもう少し冷静になったり、ずる賢く戦ったり、そういうことは今後サッカーをやる上で大事になってくると思います。このクラブワールドカップ、他のチームを見てみてもずる賢い。時間を使いながら、ということもそうですし、そういうところは見習わなければいけないと思います」

(ずる賢いという意味では、新8秒ルールによって時間を使うことが難しいところもあったのか?)
「ああいう状況になったときに難しくなると今日初めて感じました。自陣で苦しんで守って自分が取って押し上げることなどは、後半の終盤になってくると厳しくなってきます。味方が動き出せないと自分も出せないですし、逆に狙いを持った中でそれまではできていた部分もあったので、途中出場の選手を含めてそういう意識は持たないといけないと思います」

(主審が手を上げて秒数を数えることがプレッシャーになるのか?)
「僕の中で、取ってからレフェリーが手を上げたときを一つの目安にしています。そこから探してもまだ大丈夫というところと、最悪でもピンポイントでパントキックを蹴ればいいと思いますが、それも味方の動きがあってこそなので、そこは途中出場の選手も含めて、もっと選手がそういう姿勢を見せることが大事だと思います」

(前回大会のマンチェスター・シティFC戦は89分守ったような試合だったが、今日は1点取ったことで希望を持って時間を過ごせたと思う。そういう意味でのこの試合の経験はどういったものか?)
「先に点を取ってから、相手もかなり攻めてきていたので、しっかりと守ることを優先しながら、みんなが頭の中で攻撃というよりも割り切りながら守れていたと思います。ただ、結果を出せていないことはチームとしてもクラブとしても反省しなければいけないですし、内容は良かったけど、結果で負けているというのが世界との差だと思います。決めきってくるような力があるので、この経験は絶対に無駄にしてはいけないと思っています」

(試合終了の瞬間はどんな気持ちだったのか?)
「これで僕たちが目標としていた希望を失ったと思いますし、今まで経験してこなかった感情というか、この大会に出たからこそ、そういう感情も出たと思います。自分たちが目指していく上で悔しい思いは今までもしてきましたが、今日は重くのしかかってくるものでした。この感情を次にぶつけないといけないですし、このままでは日本に帰ることはできません。いい結果を求めてみなさんが来てくれていますので、(CF)モンテレイにしっかりと勝って日本に帰るということが現在考えていることです」

(試合後は今まで見たことがないような様子だったが?)
「感情が出たというか、こんなに悔しいことはなかったですし、自分の中でもっと上に行きたいと感じていたんだと、あらためて思いました。絶対にもっと強くなれるようにやっていきたいです」

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【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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