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「我々にとってのリベンジとしたい」マチェイ スコルジャ監督(定例会見 2/19)

19日、マチェイ スコルジャ監督の記者会見がオンラインで実施され、21日(土)に日産スタジアムで行われる明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第3節 横浜F・マリノス戦に向けての意気込みなどを語った。

(17日の公開トレーニングでは途中で外れる選手もいたが、松尾佑介選手の状態も気がかりでもある。次の横浜FM戦に向けて選手のコンディション面で話せることはあるか?)
「非常に難しい質問から始まりましたね。この前の試合の後、いくつかの問題が生じています。何人かの怪我人が出たりしていますが、(松尾)佑介の場合は重傷だと言えると思います。次の試合に出場するのは難しいと思います。メディカルスタッフも努力して、できるだけ速く彼を復帰させようとしているところです」

(トレーニングキャンプの京都サンガF.C.戦で松尾選手と肥田野蓮治選手を組み合わせていて面白いと思ったが、開幕戦も同じ組み合わせになった。ただ、彼らのコンディションが整わないとなると違う手立てを考えなければいけない。そういう準備はどのように進めてきたのか?)
「アウェイの3連戦は蓮治と佑介をメインの選手たちと捉えて準備していました。彼らがいなかった場合は、例えばイサーク(キーセ テリン)がいたりします。照内(利和)や(二田)理央などもストライカーとしてプレーできる選手ですが、このタイミングで誰がどのように出場するのかを言うことは避けたいと思います」

(昨シーズンはラスト10試合で流れの中からなかなかゴールを取れなかった。年間を通してPKが一つもなかった。この2試合でその2つは生まれている。トレーニングキャンプからの準備でチームが変わってきた手応えを得られていることと結果が出ていることをどう捉えているか?)
「トレーニングキャンプ中から新たに加えてきた要素はいくつかありますが、トレーニングキャンプの中でチームが変わってきていると感じていました。トレーニングキャンプ中もそうですし、開幕してからも池田(伸康)コーチ、前迫(雅人)コーチが大きな努力をして攻撃の準備をしてくれています。それが今後の得点を増やすという形で効果が出てくればと思います」

(横浜FMには昨シーズン、アウェイで大敗したが、横浜FMは開幕2連敗している中、戦い方や守備の仕方が変わってきた印象があるが、マチェイ監督はどう感じているか?)
「直近の試合と比較すると、監督も同じですし、メンバー構成も近いものがあると思います。さらにそこにテヴィスのような興味深いブラジル人ウインガーが加わったりしています。前回の対戦は我々にとっては悲惨なものになりました。前半で4失点し、我々にとって貧相な45分になってしまいました。そのうち3失点はセットプレーからでした。次の試合ではしっかりと立ち上がりから集中力を保って、我々にとってのリベンジとしたいと思います」

(松尾選手が重傷だという話があったが、筋肉系のトラブルなのか?)
「現時点ではあまり細かくお伝えできません。メディカルも一生懸命治療しているところです。もしかしたら今後、クラブからアナウンスがあるかもしれませんが、今のところ申し上げられることはありません」

(FC東京戦は結果として終盤に追いつかれてPK戦で負けたというよくない流れだったと思うが、その後の公開トレーニングでは選手の表情が明るかった。手応えもあり、今年のサッカーに前向きに取り組めている印象があるが、試合後や今週のトレーニングの選手のリアクションやモチベーションをマチェイ監督はどう感じているか?)
「あと120秒で勝利というところで失点し、さらにPK戦で負けてしまいましたので、試合終了直後のロッカールームの雰囲気はかなり酷いものでした。ですが、振り返るとパフォーマンスは良かったですし、いい場面も作っていました。アグレッシブに高い強度のゲームがプレーできたと思います。オフ明けのトレーニングではそういう影響もあってか、みんながかなりポジティブに取り組んでいました」

(選手たちが今年の方針に取り組む姿勢にポジティブな空気は感じられるか?)
「非常にポジティブな雰囲気があります。ロッカールームの中の雰囲気も非常に良くて、昨シーズンの後半ではあまり見られなかったものがありますので、それをできるだけ維持していきたいと思っています」

(ここまでの2試合で前からのプレスが機能しているという評論をよく見るが、前線だけではなく中盤が連動し、最終ラインも適切な位置に上げていてコレクティブに守れている印象があるが、手応えはどうか?守備において改善するところはあると感じているか?)
「ピッチ上でのマネジメントが大事になってくる戦い方です。例えば、高い強度のハイプレスを掛けた後は、自分たちがボールをキープしながら試合を進めることも必要だと思います。高い強度のハイプレスを掛けようとしていて、ボランチも前に出てきますし、ディフェンスラインも押し上げながら守っています。今はそのプロセスの過渡期にいると思いますので、ミスは付き物だと思いますが、その方向に向かって進みたいと思います」

(日程についておうかがいしたいが、昨シーズンは平日を挟んでおり、FIFAクラブワールドカップがあるというエクスキューズもあったが、昨シーズンと今シーズンは開幕からアウェイ3連戦になっている。例えばドイツであれば前半戦の日程をそのまま変えるだけというシンプルな作り方で有利、不利がでないようにしていると思うが、ポーランドリーグはどうか?日程が発表されたときに率直にどう思ったか?)
「昨年はアウェイの連戦でスタートして我々にとってよくない結果でしたので、今年も少し心配していた部分ですが、2試合を戦ったうえで、我々にとって不利に働いているとは感じていません。アウェイゲームで点も取っていますし、チャンスも作れていますので、昨年と比較すると全体のアウェイゲームに対する姿勢が変わってきているように思います。ですので、カレンダーによってどこかのチームにとって有利になるとは感じていません」

(ポーランドリーグはどうなのか?)
「基本的にアウェイとホームが交互に来るというもので、アウェイ2連戦やホーム2連戦は珍しいです。昨シーズンのアウェイ3戦目は湘南(ベルマーレ)戦でしたが、1-2で負けました。そのとき湘南は3位か2位だったと思いますが、その後、湘南はパフォーマンスや順位を落としていきましたが、我々は最も強かったときの湘南に当たったという状況でもありました。どのチームにも好調、不調があると思いますが、そのときの相手がどうかということを考えすぎるより、自分たちが毎週100パーセントでプレーできる準備をしていくことがこの短い大会では重要だと思います」

(ここからの戦いのためにクロージングについて聞きたいが、FC東京戦ではあのシーンだけ切り取るとゴール前でやられたが、アディショナルタイムを通してかなり高い位置でプレッシャーを掛けてボールを運ぶ姿勢も見えた。ああいう意識はこれからの戦いの終盤でも続けていきたいのか?)
「試合の終盤のマネジメントに対しては満足していません。それは私自身の判断も含めてですが、その時間帯でしっかりボールをポゼッションできなかったというところがあります。より長い時間、自分たちがボールをキープするところが必要だと思います。ただ、ハイプレスは90分の中でできるだけ掛けていきたいものですから、失点の後のハイプレスや切り替えのリアクションは良かったと思います」

(対戦相手の交代選手に関してだが、FC東京はベンチに個性的な選手がそろっていて、ゴールを決めた山田楓喜選手もクロスを上げた橋本健人も危険な左足のキックを持っていることは分かっていたと思う。ただ、二田選手が入ったときは相手の左サイドバックは長友佑都選手で、後から橋本健人選手が出てきたときに、その選手への注意が難しいと思うが、そういったところの選手への指示についてどう考えているか?)
「橋本健人が入って来る前から理央には『長友と橋本健人が交代すれば攻撃的に来てクロスをたくさん上げる選手だから、しっかり寄せよう』という話はしていました。ただ、そこを効果的に止めることができず、結果的にクロスを上げられてしまいました。FC東京は質の高い選手をベンチに置いていて、結果的にベンチの選手でゴールを取っています。ただ、レッズも質の高い選手たちがベンチにいて、(長沼)洋一はインテルに対しても非常にいい守備を見せましたので、そういった役割を持たせてピッチに立たせましたが、私の采配がうまくいかなかった部分もあったと思います」

(レッズ側のオプションとして、ダニーロ ボザ選手はブラジルでサイドバックでもプレーしていたと聞いていて、その映像も見たことがある。ボザ選手もセンターバックの有力な候補だが、宮本優太選手も根本健太選手もいる中で、ボザ選手がベンチに入ったときに必要に応じてサイドバックでプレーすることが有効なときが出てくるかもしれない。そういう考えはあるか?)
「もちろんそれはオプションとして持っていて、プレシーズンのトレーニングマッチでも右サイドバックでプレーしたりしています。ダニーロのスタイルを考えると、彼が右サイドバックに入ったときはハイブリッド的な感じになると思います。攻撃のときはダニーロが前に残って3枚になり、守備のときは4枚で守るという形になると思います」

(開幕戦のジェフユナイテッド市原・千葉戦が基準値になるという話をしていたが、FC東京戦では走行距離が落ちてしまった。FC東京のチームスタイルがあるので一概に比較できないと思うが、千葉戦を基準にしたときにFC東京戦をどのように評価しているか?)
「FC東京戦では総走行距離は116キロメートルでしたので千葉戦の120キロメートルと比較すれば少し減っています。ただ、おっしゃったとおり、相手による影響もあると思います。FC東京は113kmでした。毎試合、最高のフィジカル的な数値を残すことは難しいと思っています。例えば、FC東京戦では長い時間、自分たちでボールをポゼッションすることができていませんでした。ですが、我々がやろうとしている守り方を考えると、フィジカルの側面はキーポイントのひとつだと思っています」

(今年の浦和レッズは2人の分析担当、守備のコーチが替わった。分析のスペシャリストである林舞輝コーチが守備担当コーチとしてベンチに入り、筑波大学サッカー部で分析を学び、Jリーグの他のクラブで分析を担当していた長谷川友己氏と永井健太郎氏が加入した。この3人はチームにどのような影響をもたらしているのか?)
「林舞輝コーチは長い間、一緒に仕事をしているので、彼がコーチとしていい結果を残してくれることについては驚いていません。若くて才能あふれる日本人コーチであり、いい仕事をしていると思います。新たに分析を担当してくれているスタッフたちも非常に大きな努力をしてくれていますし、たくさん会話をしています。例えばこの記者会見の前、スタッツ分析の長めのミーティングを行ってきました。この新たな人員や配置などは、チームにポジティブな効果をもたらしてくれていると思いますし、今後その実りを見ることができると思っています」

(先週、私独自のデータに基づいた話として、浦和レッズは2番目のキッカーと4番目のキッカーが外す確率が高いと言ったが、FC東京戦は2番目のキッカーとなった中島翔哉選手が失敗してしまった。PK戦の歴史に基づいたデータをどう感じたか?)
「私はPK戦とサッカーは別物だと思っています。試合中よりコントロールしにくいヒューマンファクターが入ってくると思います。もちろんトレーニングはしていますし、明日もトレーニングの最後に行いますが、そうしながら改善できる部分はあると思います。今回のPK戦はFC東京がよかったから勝ったというより、我々がミスを犯してしまったからFC東京に勝たせてしまったという試合になりました。例えば、FC東京のGKにセーブされてしまって負けたのなら、より受け入れやすいと思います。しかし、このPK戦がある大会は私にとっても興味深い経験になっていますので、また推移を見てからお話できればと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

「我々にとってのリベンジとしたい」マチェイ スコルジャ監督(定例会見 2/19)

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