NEWS

「開幕戦と同じような集中力と高い強度、そしてアグレッシブさを保つことが必要」マチェイ スコルジャ監督(定例会見 2/12)

12日、マチェイ スコルジャ監督の記者会見がオンラインで実施され、14日(土)に味の素スタジアムで行われる明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第2節 FC東京戦に向けての意気込みなどを語った。

(9日の公開トレーニングでは何人か別で調整をしている選手がいたが、次のFC東京戦ではみんなが戻ってこられているのか?)
「選手によってはまだはっきりしていないところもあります。メディカルスタッフが彼らを回復させるために尽力しています。ただ、シーズンがスタートしているところで余分なリスクを冒して長期的な離脱が起こることは避けたいと思っています。明日、試合前の最後のトレーニングがありますが、それが終わって誰がプレーできるのか、プレーできる選手たちにどれくらいの制限があるのかというところを、特にメディカル的な問題を抱えている選手について考えたいと思います」

(ジェフユナイテッド市原・千葉戦ではトレーニングキャンプを含めてやっていこうと思っていたことをぶつけたと思う。ある程度、映像でも分析したと思うが、冷静に振り返ってみてできた部分と改善すべき部分をどう感じているか?)
「試合の立ち上がりが非常に良く、早いタイミングで2得点しました。その後はミドルブロックでのアグレッシブさが低下したと思います。その結果、相手がフリーでプレーする場面が多かったと思います。選手たちには、初戦でリードしている状態で勝ちたい気持ちからそうなってしまった部分は理解できるが、アグレッシブさは上げていかなければいけないというフィードバックを行いました。前半15分、20分を過ぎた辺りから少し受け身になってしまったのは、途中経過も影響したと思います。しかし、2点リードしているからこそ、3点目を取ればそこで試合を終わらせることもできるという話もしました」

(ミドルブロックからゾーンを前に押し出していこうというのは今季の大きなテーマの一つだと思うが、トレーニングキャンプから試合も経て改善の努力はしていると思う。アグレッシブさはメンタルにもつながると思うが、テクニカルな部分も合わせてどういうところを良くしていくと狙っていることが機能すると感じているか?)
「そこは改善できるところであると思いますし、姿勢が重要だと思います。選手たち一人ひとりが試合の中でタスクを持っています。そのメンタル面では試合に向かっている準備の中でも非常に良かったと思います。選手たちで集まって選手ミーティングも行いましたし、試合当日もお互いに助け合う姿勢があったと思います。メンタルだけではなく、フィジカル的にも非常に良かったと思います。総走行距離は120キロメートル以上ありましたし、スプリントの本数もハイスピードランも非常にいい数値が残っていましたので、そのいい組み合わせもあったと思います。今後どう改善するかということに関しては、新たなキャプテンである(渡邊)凌磨やミヤ(宮本優太)のいい影響があると思います。彼らのいい影響が改善してくれると思いますし、さらにはベンチの選手たちが非常に大きなエネルギーを持って、ピッチ上で起こっていることに関してしっかりと反応してくれたことも昨年との違いと言えるかもしれません。戦ったのは1試合のみですが、特に昨年と比較してもチームの一体感は高まっていると感じています」

(先ほどは長期離脱のリスクを避けたいという話もあったが、サミュエル グスタスソン選手の状況はどうなのか?)
「サミュエルはまだ回復している段階です。彼がFC東京戦に出場する可能性は非常に低いと思います」

(沖縄トレーニングキャンプからかなりの期間、ピッチから離れているので心配だが、大きな怪我ではないのか?)
「肉離れのような大きな怪我ではなく、そのような危険な状態ではありません。ただ、痛みがまだ残っています。いかに年間を通じてそこをマネジメントできるかというところです。例えば、復帰しても1試合プレーしてまた痛みが出てプレーできないような状況は避けたいと思っています。メディカルスタッフも慎重に見ているところですが、(横浜F・)マリノス戦までに戻ってきてくれればというふうに私は願っています」

(ジェフユナイテッド市原・千葉戦は天候もあってチーム全体でリスクを避けるという共通意識のもとでプレーしていた印象だが、FC東京戦ではどういった姿でどのようにゲームコントロールすると勝利に結びついていくと考えているか?)
「FC東京は特に彼らのホームで難しい相手です。組織的でコンパクトにまとまったプレーをして、相手にスペースを与えないようにしなければいけないと思います。(長倉)幹樹とマルセロ ヒアンが背後に抜ける動きをしますので、いかにそこをコントロールするかというところだと思います。特にヒアンはここ最近のレッズ戦では容赦なく点を取っていますので、そこを止めなければいけません。あとは長友(佑都)、室屋(成)の攻撃的なプレーも止めなければいけません。鹿島戦を見ても、鹿島が1人少ない状況で4-4-1で少し引いて守っていましたが、引いている相手に対してたくさんのクロスを上げていましたので、そこにも気を付けなければいけません」

(宮本選手について171センチメートルの身長でセンターバックを務めるのは、マチェイ監督が指揮を執ってきた中でも非常に珍しいと思うが、身長の高さはどれくらいセンターバックのプレーに影響を与えるのか。それが気にならないというなら、彼のどういう能力が身長を埋めているのか?)
「私が今まで仕事をしてきたセンターバックの中で、彼が最も身長の低い選手です。ですが、ペナルティーエリア内でのクロス対応などを見ていても、彼より身長の高い選手をしっかりと止めています。彼は非常に賢い形で守備ができています。試合によっては背の高さが足りないところで苦しむ部分も出てくると思います。相手のスタイルや選手によって、センターバックの組み合わせを替える可能性もあります。しかし、プレシーズンの間も、開幕戦も彼のパフォーマンスには満足しています。彼はディフェンスラインだけでなく、より広いチームのリーダーとして振る舞うことができています」

(賢く守れているということをもう少し具体的に教えてほしい)
「例えば、ペナルティーエリア内でストライカーとコンタクトしに行くタイミングです。つまり、相手がプレーしたいタイミングでプレーできない状況を作ることができます。そういった形で相手ストライカーを止めることができるのはミヤの能力ですし、それが今のところ非常にうまくいっています」

(昨年はアウェイゲームで勝利が非常に少なかったが、まず勝利することができた。この後もアウェイゲームが2試合続くが、どのように考えているのか?)
「プレーするごとに内容が良くなっていくことをまずは願っていますが、次の対戦相手であるFC東京はチームとして千葉より経験が豊富です。つまり、千葉戦より難しい試合になることが予想されます。しかし、今週のトレーニングを見ていても、選手たちは非常にポジティブな姿勢で自信を持って取り組んでくれました。昨シーズンの開幕戦の(ヴィッセル)神戸戦は、結果としてドローでしたが、非常にいい内容だったと思います。そのタイミングで『これで優勝争いができる』とみんなが思ってしまったという状況があったと思いますので、それは避けたいと思います。昨年の神戸戦の次もアウェイでしたが、京都(サンガF.C.)戦で開幕戦と同じような集中力がなかったように感じました。この後もFC東京戦、F・マリノス戦とアウェイゲームが続きますが、開幕戦と同じような集中力と高い強度、そしてアグレッシブさを保つことが必要だと思います」

(千葉戦はリスクを避けたという質問があったが、そういうふうには思えない。それはデータにも出ていて、レッズの選手のデュエルやこぼれ球を拾った回数などで強度が高かったこと、特に前線の選手の強度が高いことはデータでも示されているので、決してリスクを避けるようなゲームには見えなかったが、マチェイ監督としてはどのように捉えているか?)
「例えば、ゾーン2でより多くのセカンドボールを回収したいというのが一つの昨シーズンからの改善点でしたが、それはできていたと思います。全体的に昨年より相手陣内でボールを奪う、回収する場面が増えていたと思います。ゾーン2で一旦構えたときに、先ほども申し上げましたが、よりアグレッシブに、ボランチも押し上げながら前に行けていればと思っています。それができなくて相手に少し押し込まれるような場面がありましたので、そのような印象が残ったのかもしれません。結果もゴール期待値も非常に良かったです。ゴール期待値は3点を超えていました。さらに総走行距離が120kmを超えていましたので、これを今季の一つの基準にしたいと思います」

(まだ開幕戦の1試合しか戦っていないが、FC東京の長倉幹樹選手のスプリント回数27本は東西合わせてリーグ1位だった。長倉選手のスプリントをどのように封じようと思っているのか?例えば、センターバックに足の速いダニーロ ボザ選手を起用するのか?これはFC東京の人も聞いていると思うので、いろいろと含みを入れてもらって構わない)
「そうですね。答えには気を付けなければいけません(笑)。ヒアンがピッチに立っているとき、幹樹はトップ下の位置から裏に抜けていく選手です。そして、幹樹の裏に抜けていく動きも非常に危険ですが、FC東京で一番のスピードを記録しているのは、時速35キロメートル毎時近くで走ったマルセロ ヒアンですので、両方に気を付けなければいけないと思います」

(昨年の対戦ではサイドバックの左右が入れ替わってレッズは苦しんだように思うが、室屋選手が左に入るようなことも想定しているのか?)
「両方の可能性があると思いますが、長友と室屋、どちらがどのサイドに入っても、FC東京のサイドバックというスタイルは変わらないと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

「開幕戦と同じような集中力と高い強度、そしてアグレッシブさを保つことが必要」マチェイ スコルジャ監督(定例会見 2/12)

関連記事

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • テイケイ
  • DHL
  • チケットぴあ