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『2025シーズン 浦和レッドダイヤモンズ感謝の会 APPRECIATION PARTY』を開催

8日、さいたま市内のホテルで、浦和レッズを支援してくださるパートナー企業やホームタウンの関係者、関係団体などを招いた『2025シーズン 浦和レッドダイヤモンズ感謝の会 APPRECIATION PARTY』が開催された。トップチームの監督をはじめ、コーチングスタッフ、選手、クラブスタッフが、ご来場いただいた406名の関係者のみなさまに、日ごろの感謝の気持ちを伝え、懇親を深める場として設けられた。



司会を務めたTBSアナウンサー土井敏之氏の紹介で、選手、コーチングスタッフ、通訳らが一人ずつ登壇。最後にマチェイ スコルジャ監督が中央へ進んだ。土井氏からは、今回のステージのデザインコンセプトが浦和レッズの歩みと未来への挑戦を描く「RED JOURNEY」であり、クラブの誇りと、これまでの軌跡、そしてこれから続く、大きく羽ばたくための挑戦への旅路をイメージしたデザインであること。また、クラブを支えてくださるみなさまと共に歩んできた時間と、次のシーズンへの想いが込められていると説明がされ、会が始まった。



はじめにあいさつに立った田口 誠代表が冒頭、「2025シーズンも、パートナー企業のみなさま、ホームタウンのみなさま、浦和レッズ後援会のみなさま、ファン・サポーターのみなさまから、本当に多くのご声援とご支援をいただきましたことに心より厚く御礼申し上げます」と感謝の意を表明し、「今シーズンは、明治安田J1リーグ、JリーグYBCルヴァンカップ、天皇杯、FIFAクラブワールドカップで45試合の公式戦を戦ってきました。クラブワールドカップを見据えて大型補強を行い、リーグ戦では昨今の悔しさを糧に開幕から勝ち点を積み上げて参りましたが、夏場以降に失速してしまいJリーグを7位という結果で終えました。みなさんの大きな期待に応えられなかったことを反省しています」と述べた。

また、クラブワールドカップでの経験を「世界トップクラブと対戦し、そのレベルの高さと我々が乗り越えなければならない課題の大きさを痛感する大会となりました」と語り、「勝ち点を積み上げられませんでしたが、世界で得た経験こそクラブの財産であり、今後の強化に繋げていく」と振り返り、YBCルヴァンカップ、天皇杯含めて「タイトルに届かなかったことは反省点として真摯に受け止め、来年に向けて改善する」と述べた。そのような状況の中でも、変わらぬサポートを受けて埼玉スタジアムのホームゲームでは、平均入場者数が37,350人を超え、年間入場者数も700,000人の大台を2年連続で超えたこと、そしてパートナー企業さまからの多大なるご支援もあり、クラブ経営が順調に推移していることに対し改めて感謝の気持ちを表しながら、「そのような数字もピッチ上での結果も伴ってこそ価値が出るものなので、来シーズンはアジア、世界の舞台に戻るための土台を整える」と力強く述べあいさつを終えた。



続いてマチェイ スコルジャ監督から「今シーズン、非常に大きな期待を背負って始まりましたが、むずかしいシーズンとなってしまいました。その中でもみなさまの多くのご支援に感謝します」とあいさつし、「今シーズンの経験を生かし、強いチームづくりをしたいと思っています。既にスキルのあるチームですが、戦術的にもそれが実行できるチームにし、来シーズンはより実りの多いシーズンとしたい」と決意を述べた。



その後、ご来場を代表し三菱重工業株式会社の取締役社長 伊藤栄作様よりご挨拶があり「4-0で勝利した最終戦のような試合を来シーズンは全試合で見せてほしい」という期待と、最終節で達成したJ1通算500勝への祝福を述べられた。「先ほど代表と監督から今シーズンは厳しいシーズンだったという言葉があったが、来シーズン浦和レッズの勝ちパターンを確立し、20年振りのリーグ優勝をして、この会の来場者のみなさまやファン・サポーターのみなさまと喜びを分かち合いたい。今日は“感謝の会”だが、選手、監督、コーチ、すべてのみなさんを激励する会にしたい」と力強いお言葉をいただいた。



埼玉県知事の大野元裕様からは「今シーズンはクラブワールドカップをはじめ過酷なシーズンでもあったが、一昨日まで激戦を繰り広げたチームのみなさん、監督、コーチ、なにより選手のみなさんに心から感謝を申し上げたいと思います。埼玉県は浦和レッズと、カーボンオフセット、サーキュラーエコノミーの推進をはじめスポーツの力で埼玉県を一つにするために様々なイベントを行ってきましたので、これからも様々な取り組みを行っていきたいと思います」とお言葉をいただいた。



そして最後に、さいたま市長であり、一般社団法人浦和レッズ後援会長の清水勇人様より「今年は残念なシーズンになったと言わざるを得ないと思いますが、最終戦は素晴らしい試合を見せていただきました。今後はリーグ戦、カップ戦での優勝、その先のクラブワールドカップには出場するだけではなく、勝ち点をもぎ取り、世界に“浦和レッズあり”というのを発信していただきたいと思います」とのお言葉をいただき、全員で乾杯した。その後、歓談に入り、監督、コーチ、選手も各テーブルに分かれて参加者と懇談した。








歓談の途中で行われた「選手トークショー」では、松本泰志、渡邊凌磨、根本健太、早川隼平が登壇し、軽快なトークで場内を沸かしていた。
その後、「選手サイン入りグッズ抽選会」には西川周作、マリウス ホイブラーテン、中島翔哉、サミュエル グスタフソン、松尾佑介が登壇し、ステージ上でミニインタビュー等を受けたあと、各商品が選手たちから当選者に贈呈された。





抽選会終了後、選手、監督、コーチが再び舞台に整列し、今シーズンチームのキャプテンを務めた関根貴大が「浦和レッズが、これから強く魅力のあるクラブになっていくためには、自分たちのサッカー、スタイルをしっかり持って歴史を作っていく必要があると思います。みなさんが最終節感じたように、見ていてワクワクし、歓声が自然と上がるような埼玉スタジアムの雰囲気を僕たちがつくっていきたいと思います。来シーズンはまず明治安田J1百年構想リーグを闘いますが、これからの強い浦和レッズを築いていくための一歩として僕たちも努力したいと思います。そのためにはみなさんのサポートが必要になります。これからも多大なるご支援、よろしくお願いします」と来シーズンに向けた決意を述べ、会場は大きな拍手に包まれた。



最後に「RED JOURNEY」をデザインコンセプトとした本会の締めとして、来シーズン、さらに高く、大きく羽ばたく、そしてみなさまへの感謝と、挑戦の決意を込めて選手たちから会場に紙飛行機が投げられ、会は終了した。





【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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