MENU

NEWS

ペア マティアス ヘグモ監督 名古屋戦試合後会見

明治安田J1リーグ 第10節 名古屋グランパス戦 試合後のコメント

「5勝している、強いチームとの対戦でした。相手がマンツーマンでマークしてくれば、立ち上がりはボールを動かすことが大事になってきます。相手を走らせて疲れさせる、ということです。ビルドアップでつなぐこととロングボールを使って背後を狙うことを組み合わせて、それが時間の経過とともにより良い形になっていったと思います。

チアゴ(サンタナ)が前線でいい仕事をしてくれました。(伊藤)敦樹も裏抜けのランニングを行っていて、チャンスメークもしていました。また、(安居)海渡がインサイドハーフとして出場して点を取ることができて、非常によかったと思います。そして先日のYBCルヴァンカップ同様、(前田)直輝は今回もPKを誘発して、それがチアゴのゴールになりました。

2-0になってからも、チャンスをつくる可能性はあったと思います。でも、ペナルティーエリアの中でもう少し落ち着きが欲しかったところでした。かなり大きなスペースが空いている中でのプレーができました。
非常にフィジカル的な試合でしたが、その中で球際やセカンドボールのところで勝つことができていたと思います。選手たちの素晴らしい姿勢が見られた試合でした」

[質疑応答]
(守備の入りが悪かったと思うが、途中から良くなっていった。どのように修正したのか?)
「無得点が2試合続いた後のリーグの試合で、相手は5勝していて、自信をつけているチームでした。そこの違いが、立ち上がりに少し表れたと思います。でも、時間の経過とともに練習してきた形、たとえば(中島)翔哉がトリガーとなって、それに合わせてチアゴがプレスをかける、敦樹がプレスに出ていくといった場面も出てくるようになりました。ただ、プレスをかけ続けるのは厳しくなってきますので、今日はそれを避けるために、ボールロストを少なくすることができたのは良かったと思います」

(中島翔哉選手はこのチームで最も自由にポジションを動かす選手だと思う。彼を使うことによる効果や、気をつけないといけないことは?)
「たとえばウイングで見ますと、松尾(佑介)はスピードや裏抜けが得意で、翔哉はよりテクニックを使って相手のバランスを崩すことができるタイプです。翔哉がいると、翔哉が内側に入って、サミュエル(グスタフソン)がディフェンスラインに降りて、(渡邊)凌磨が上がっていくという変化もつけることができます。そしてそれだけではなく、今日はプレスのときの強度も非常に高かったと思います。フィジカルコンディションのレベルも非常に高いところまできていて、自信を持ってプレーできている状況だと思います。

シーズンの始まりのところでは選手たちを固定して使っていましたが、そこから発展させていっています。たとえばサイドバックがより内側や外側にいる、という変化もつけていますし、翔哉には内側に入っていく自由を与えています。彼はトップ下のようなポジションに入ってプレーしますが、全ては選手の特長や、周りとの関係性にもよります。翔哉が中に入ったら凌磨が上がっていく、ということができます。

そして、そのような動きがありますので、左インサイドハーフの海渡はよりバランスを取らないといけません。ただもちろん、後ろに残るだけではなくて、今日の試合でも見られましたが、海渡も裏に抜ける動きをしています」

(リーグでは2試合無得点だったが、YBCルヴァンカップでは5点を取って、インサイドハーフの選手もゴールを決めた。カップ戦を挟んだことでのチームの変化については?)
「試合をすることによって、選手たちの関係性を深めることができると思います。前節のリーグでは、昨年と比べて7人の新しい選手が出場していました。カップ戦でチアゴが点を取る、翔哉が2得点する、しかもそれをいい形でできたことは、選手たちに自信を与えたと思います。

しかも、練習した形での得点ができました。1点目は(前田)直輝がボールを受けてヒロ(石原広教)がまわり、ニアにクロスを入れたところにヒデ(武田英寿)が入っていくという形でした。それぞれのポジションでの振る舞いを、選手たちがより理解してきたと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

関連記事

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ