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2014年度経営情報開示

4月23日、開催された『第24回定時株主総会』におきまして、2014年度の事業収支が審議され、承認されましたのでお知らせいたします。

2014年度は、2012年度の「再生」、2013年度の「好転」を経て、「成長」を目指し、スタートしたシーズンでした。その中で、3月に差別的とみられる横断幕事件が発生し、無観客試合開催という重い制裁を受け、ファン・サポーターの皆様をはじめ、多くの皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしました。あらためてお詫び申し上げます。

クラブは、危機的な状況を迎える中、「生まれ変わる決意」で、ファン・サポーターの皆様とのコミュニケーションを重視し、またセキュリティー面の強化にも努め、安全で快適なスタジアムづくりに取り組みました。

チームは、3年目を迎えたミシャ監督が「攻撃と守備のバランス」を重視してシーズンに臨み、リーグ戦では、シーズンを通して首位を維持し、優勝争いを演じましたが、最終盤で勝ちきれず、準優勝に終わりました。

クラブ経営面では、重要指標としているリーグ戦ホームゲームの平均入場者数が、35,516人と前年度を下回りましたが、無観客試合の1試合を除くと、37,736人と636人増える結果となりました。

2014年度、営業収入5,854百万円、事業経費と一般管理費を合わせた営業費用5,642百万円で、営業利益212百万円、当期純利益118百万円となりました。

年度初めは、無観客試合の影響により、厳しい状況に直面しましたが、この危機的な状況の中で、多くのファン・サポーターの皆様をはじめ、パートナー企業、ホームタウンの皆様が支えてくださったことで、最悪の状況を回避することができました。

クラブも費用の削減などを行うとともに、新規のパートナー企業にご支援いただき、ユニフォームや記念グッズの企画販売などに取り組みました。そして結果的に移籍金収入やシーズン後半の優勝争いによる入場料収入の増加、さらにはJリーグ準優勝の賞金獲得などにより、収支が予想以上に改善しました。

純資産は、738百万円となりました。いまだ盤石ではないものの、自己資本比率は初めて50%を超えました。今後も引き続き、Jリーグのクラブライセンス制度に対応して財務基盤の強化を図りながら、将来の投資も検討していきます。

2015年度は引き続き、安定したチーム作りの環境を整えながら、「強くて魅力あるチーム」となるため、シーズン中の新たな選手の獲得が必要であれば検討するなど、タイトル獲得に向け、チャレンジしていきます。

また、新たな絆プロジェクトとして導入したメンバーシップ(REX CLUB)などを活用し、浦和レッズのホームゲームが皆様のコミュニティーの場となって、集う誰もが楽しめるレッズワンダーランドとなることを目指します。セキュリティーにおいては、引き続きファン・サポーターの皆様とのコミュニケーションを重ね、安全で快適なスタジアムづくりのために努力していきます。

浦和レッズは、スポーツエンターテインメントを追求し、プロサッカークラブとして地域に幸せや誇りをもたらす責任あるクラブとして、様々な課題に積極的に取り組んでいきます。


2014年度経営情報
https://www.urawa-reds.co.jp/club/managdata.html

2014年度経営情報開示

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